壮観(読み)ソウカン

デジタル大辞泉 「壮観」の意味・読み・例文・類語

そう‐かん〔サウクワン〕【壮観】

[名・形動]規模が大きくてすばらしい眺め。また、そのさま。「山頂からの壮観」「壮観光景
[派生]そうかんさ[名]
[類語]景観美観奇観異観偉観スペクタクル眺め風景景色風光風物近景遠景風色ふうしょくけい景色けいしょく景趣眺望見晴らしパノラマ大観

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精選版 日本国語大辞典 「壮観」の意味・読み・例文・類語

そう‐かんサウクヮン【壮観】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ながめの壮大なこと。また、そのさま。すばらしいながめ。立派なみもの。大観。偉観。
    1. [初出の実例]「声名自伝於後君上則天文之壮観也」(出典経国集(827)序)
    2. 「其の壮観(サウクヮン)、奇麗、未だ曾(かつ)て目にも見ず」(出典:太平記(14C後)一五)
    3. [その他の文献]〔司馬相如‐封禅書〕

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普及版 字通 「壮観」の読み・字形・画数・意味

【壮観】そうかん(さうくわん)

立派なながめ。偉観。漢・張衡東京の賦〕天子乃ち三揖(さんいふ)の禮以て之れを禮す。穆穆焉(ぼくぼくえん)たり、皇皇焉たり、濟濟焉(せいせいえん)たり、將將焉(さうさうえん)たり。信(まこと)に天下の壯なり。

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