デジタル大辞泉
「桐油」の意味・読み・例文・類語
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と‐ゆ【桐油】
- 〘 名詞 〙
- ① 「とうゆ(桐油)」の変化した語。
▼とゆの実《 季語・秋 》
- [初出の実例]「桐油(トユ)の実」(出典:俳諧・誹諧通俗志(1716)時令)
- ② 「とうゆがみ(桐油紙)」または「とうゆガッパ(桐油合羽)」の略。
- [初出の実例]「又一しきり降る雨に〈略〉ヤレお客様乗物にお召なされ、桐油(トユ)よ合羽と取繕ひ」(出典:浄瑠璃・車還合戦桜(1733)四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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桐油(きりゆ)
きりゆ
tung oil
アブラギリなどの種子から圧搾法により得られる乾性油。桐油(とうゆ)ともいう。核の含油量は50~60%である。ヨウ素価140~180。中国桐油は、他国産に比し品質がよい。エレオステアリン酸(共役トリエン酸であり、3個の二重結合が隣り合って存在する)を主成分として含む。酸化重合しやすく乾燥性はきわめて速やかであり、乾燥膜に小皺(こじわ)を生ずる。酸化重合度は大であり、乾燥膜の耐水性や硬度は他の塗料油より高い。あまに油と混合あるいはスタンド油処理などを行えば小皺を生じない。毒物を含むので食用とはならず、ワニスなどに用いる。
[福住一雄]
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普及版 字通
「桐油」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の桐油の言及
【キリ油(桐油)】より
…〈とうゆ〉ともいう。[アブラギリ]属植物の種子核油。実際の採油には,ニホンアブラギリ(生産地は北陸,山陰,南関東),シナアブラギリ(中国),カントンアブラギリ(中国南部)の3種が用いられる。搾油は,まず成熟果実を発酵,粉砕して種子を分離し,乾燥後温圧法によって行われる。通常2番しぼりまで行い,種子180lから約3~3.3lの油が得られる。代表的な乾性油で,主成分はα‐エレオステアリン酸(80%),およびオレイン酸(15%)のグリセリドであり,そのほか少量のパルミチン酸およびステアリン酸グリセリドを含有する。…
※「桐油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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