デジタル大辞泉
「水平線」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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すいへい‐せん【水平線】
- 〘 名詞 〙
- ① 海と空とが接して見える平らな線。水平。
- [初出の実例]「然し猶判別する事の出来る遠い水平線の上には」(出典:夢の女(1903)〈永井荷風〉一一)
- ② 水平方向に引かれた直線。
- ③ ( ①から転じて ) なみの標準。ふつうの範囲。また、二つのものの均衡状態。
- [初出の実例]「夫婦の間には截然たるしきりがあって、それも落ちついて、しきりが水平線を保って居ればまだしもだが」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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水平線
三井ゆきの歌集。2023年刊行。2024年、第39回詩歌文学館賞短歌部門受賞。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内の水平線の言及
【水準測量】より
…水準面は,重力の等ポテンシャル面である。水準面の接平面を水平面といい,水平面と鉛直面の交線を水平線という。 地球をとりまく海水面の高さは,潮汐,海流,気圧,風,海水密度などの影響で変わるが,長期間にわたって平均すれば,その平均の海水面は,ほぼ一つの水準面に一致するとみなすことができる。…
【地平線】より
…水平線ともいう。観測者から見て地平座標で高度0゜の大円であるが,地球が球形であるため,実際に見える地平線は観測者のいる高さによって高度0度よりもう少し下に見える。…
※「水平線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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