弧(読み)コ

デジタル大辞泉 「弧」の意味・読み・例文・類語

こ【弧】

1 弦を張ったときの、弓のように曲がった形。「弧を描く」
2 円周または曲線の一部分。弧ABは記号で表される。
[類語]線・ライン・筋すじ・罫・線条・直線・曲線・実線・破線・点線・波線・斜線・アンダーライン・傍線・折れ線・垂線・鉛直線・接線・水平線・平行線・対角線・双曲線・放物線・母線・螺線らせん・割線・中線・中心線

こ【弧】[漢字項目]

[常用漢字] [音]コ(漢) [訓]ゆみ
1 ゆみ。「桑弧」
2 弓なりに湾曲した線。「弧状/円弧・括弧・琉球弧りゅうきゅうこ」

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精選版 日本国語大辞典 「弧」の意味・読み・例文・類語

こ【弧】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 木の弓。弓。
  3. ② 弓なりの形。弓なり。弓がた。
  4. ③ 円周または曲線上の二点間の部分。円周上の場合は円弧ともいう。〔工学字彙(1886)〕
    1. [初出の実例]「四分の一弧をゑがいてあふむけにひっくり返った」(出典:一千一秒物語(1923)〈稲垣足穂〉コーモリの家)

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普及版 字通 「弧」の読み・字形・画数・意味

弧
常用漢字 9画

(旧字)
8画

[字音] コ
[字訓] ゆみ・ゆみなり

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(か)。〔説文〕十二下に「木弓なり」、また「一に曰く、體寡(すく)なく、來體多きをと曰ふ」とあり、弦を外したとき往屈少なく、加えたときよく弧をなすものをいう。にゆるくまがるものの意がある。

[訓義]
1. ゆみ。
2. ゆみなり、ゆみなりの形のもの。
3. まがる、もとる。

[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ハジメ 〔立〕 ユミヒク 〔字鏡集〕 ハジメ・ユミ

[熟語]
弧騎▶・弧弓▶・弧弦▶・弧矢▶・弧室▶・弧辰▶・弧旌▶・弧張▶・弧灯▶・弧剌▶
[下接語]
威弧・円弧・弧・括弧・懸弧・桑弧・短弧・彫弧・桃弧・木弧

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改訂新版 世界大百科事典 「弧」の意味・わかりやすい解説

弧 (こ)

→円

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百科事典マイペディア 「弧」の意味・わかりやすい解説

弧【こ】

円周の一部分。一般には曲線の一部をいう。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「弧」の意味・わかりやすい解説

弧
こ
arc

普通は,円周上の2点の間にある部分をいう。円でない曲線についても,その上の2点の間にある部分を弧という。円周上の弧を特に円弧ということがある。

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世界大百科事典(旧版)内の弧の言及

【円】より

…円周は長さが等しいすべての平面閉曲線のうち最大の面積を囲む(等周問題)。
[弦と弧]
 円周上の2点A,Bを結ぶ線分ABを弦という。円の中心は弦の垂直2等分線上にある。…

【曲線】より

…f,gが連続関数ならば,x=f(t),y=g(t)で表される曲線を連続曲線という。f,gの定義域が閉区間[a,b]のときの連続曲線を弧または道という。このとき,(f(a),g(a))を始点といい,(f(b),g(b))を終点という。…

※「弧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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