(読み)キン

  • すじ
  • すじ〔すぢ〕
  • 漢字項目
  • 筋/▽条

デジタル大辞泉の解説

筋肉。「が収縮する」「平目(ひらめ)
[音]キン(漢) [訓]すじ
学習漢字]6年
〈キン〉
細長い筋線維の束でできた肉。「筋骨筋肉筋力心筋腹筋
細長い線状のもの。「鉄筋
〈すじ〉「筋道青筋粗筋(あらすじ)大筋川筋首筋毛筋背筋血筋手筋鼻筋腹筋本筋道筋
[難読]筋斗返(とんぼがえ)り翻筋斗(もんどり)
[名]
筋肉。また、その線維。「肩の―が凝る」
筋肉を骨に付着させている組織。腱(けん)。「足の―を切る」
皮膚の表面に浮き上がってみえる血管。「―の浮き出た手」「額に―を立てて怒る」
植物などの繊維。「―のかたい野菜」
細長く、ひと続きになっているもの。線。「まっすぐに―を引く」
縞模様。「赤い―のある布地」
家系。家柄。「貴族の―を引く」
学問や芸術の流儀。流派。「彼の絵は狩野派の―だ」
素質。たち。「芸の―がいい」
10 物事の道理。すじみち。「―の通った話」
11 小説や演劇などの、大体の内容。梗概(こうがい)。「芝居の―」
12 そのことに関係のある方面。「確かな―からの情報」「消息―」
13 依頼したい事柄。おもむき。「お願いの―があって参上いたしました」
14 道路や川に沿った所。「街道―」「利根川―」
15 囲碁・将棋で、本筋とされている打ち方・指し方。
16 将棋で、盤面の縦9列のそれぞれをいう。
17 身分。地位。
「めでたきにても、ただ人の―は、何の珍しさにか思ひ給へかけむ」〈・少女〉
18すじかまぼこ」の略。
[接尾]助数詞。
細長いものを数えるのに用いる。「帯をひと―」「ふた―の道」
江戸時代、銭(ぜに)100文を数えるのに用いる。「銭さし一―」
[下接語]青筋粗(あら)筋家筋粋(いき)筋糸筋大筋大手筋・思惑筋・海道筋街道筋川筋癇癪(かんしゃく)筋官辺筋客筋金筋銀筋首筋玄人(くろうと)筋毛筋権威筋主(しゅう)筋消息筋素人(しろうと)筋親類筋政府筋背筋疝気(せんき)筋千(せん)筋其(そ)の筋太刀筋球筋千(ち)筋血筋強気筋手筋手の筋鼻筋腹筋一(ひと)筋二(ふた)筋本筋升掛け筋町筋万筋澪(みお)筋三(み)筋水筋道筋・目先筋・矢筋横筋弱気筋

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世界大百科事典 第2版の解説

江戸時代に地勢によって区分された行政区画をいう。幕府勘定所では天領を関東筋,(東)海道筋,北国筋,(五)畿内筋,中国筋,西国(さいごく)筋と区分した。またによっては各郡に筋名が見られることや2郡にまたがる場合もある。村名に郡と筋名を冠して地名を示すこともあるが,これは異なった系列を示す場合が多い。美濃国には各郡に筋名が見られ,近江彦根藩では南・中・北の3筋があり,各筋ごとに筋奉行が交通・駅伝衣食住年貢収納などを管轄し,その下で代官分担執務した。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 繊維状の肉の中のすじ。動物の体で、運動をつかさどるもの。筋肉。〔医語類聚(1872)〕〔周礼‐天官・瘍医〕

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知恵蔵の解説

ストーリー」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内のの言及

【筋肉】より

…単に〈筋〉ともいい,動物の運動をつかさどる細胞集団をいう。原生動物,中生動物および海綿動物を除くすべての動物に存在する。…

【彦根藩】より

…席順は家老等から笹間詰,武役席,平士,小姓,中小姓,騎馬徒士が士分であり,士以下では歩行(かち),足軽,中間(ちゆうげん),施職人等の武家奉公人が多くいた。藩内の民政では,領内を南筋(愛知郡以南),中筋(犬上郡と坂田郡天野川以南),北筋(天野川以北伊香郡)の3筋に分け,各筋奉行を任命,筋奉行の下には12人の代官を置き,各村の庄屋・横目を支配した。また琵琶湖松原港,長浜,米原港の彦根三湊を整備し,城付の用船120艘を配し,軍船や年貢輸送船として用いた。…

※「筋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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