デジタル大辞泉
「水準」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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すい‐じゅん【水準】
- 〘 名詞 〙
- ① 水を使って、土地が平らかどうかをはかる道具。みずもり。みずなわ。みずばかり。〔改正増補物理階梯(1876)〕 〔元史‐暦志一・験気〕
- ② 数量に関する一定の標準。
- [初出の実例]「高崎まで一里程の間の田の水準(スヰジュン)を見て、過不足があると思ふと、帰途に教へて遣る」(出典:羽鳥千尋(1912)〈森鴎外〉)
- ③ 事物の価値、機能などの一定の標準。また、世間普通の程度。レベル。
- [初出の実例]「昂然として水準(スイジュン)以下に取り扱へ」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「水準」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の水準の言及
【水準器】より
…このような測定具のない時代には,細長く浅い木箱を作って水を入れて水平面をつくり,その水平面から一定の高さに水糸(縄)を張って水平を出すという方法がとられた。このような作業を水盛りといい,この器具を水準(みずばかり)といった。準には水平,水盛りの意味があり,縄(水糸)を用いて測ることから準縄(じゆんじよう)の語が生まれ,規則,手本などの意味をもつようになった。…
※「水準」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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