改訂新版 世界大百科事典 「玉ノ井」の意味・わかりやすい解説
玉ノ井 (たまのい)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…近世後期の江戸吉原における最下級の女郎屋。各所の岡場所にもあったもので,間口4.5~6尺,奥行2.5~3間の店が5~8軒,長屋形式で続いていたため,局見世(つぼねみせ)(局店),長屋ともいった。1軒1妓を原則とし,抱主は数軒を管理営業した。切(きり)とは時間売りの意で,一切(ひときり)100文が相場であった。この揚代は上級妓のそれの10分の1というものであったが,一切の時間の短いこともあって,その数倍を支払わさせることが多かったようである。…
…永井荷風の長編小説。1937年4月烏有堂(私家版)刊。同年4~6月,東京・大阪《朝日新聞》夕刊連載。同年8月岩波書店刊。それぞれ本文に差異がある。老作者〈わたくし〉(大江匡(ただす))は,小説の背景とすべき場所を探して散歩の途中,隅田川の向こう玉の井私娼街でそこの女お雪と知り合う。以後,彼女をたずねては休息かたがた娼家の新風俗を観察し,また昔を懐かしむ。お雪はそのうち彼を頼りにして自前になる夢をもち始め,彼のほうでは,過去に失敗の体験もあり,これ以上,深入りを避けることを決め,仲秋の明月の夜をきりに,ひそかに別れを告げ,もはや逢うことをやめるという筋。…
※「玉ノ井」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新