放射熱(読み)ホウシャネツ

デジタル大辞泉 「放射熱」の意味・読み・例文・類語

ほうしゃ‐ねつ〔ハウシヤ‐〕【放射熱】

ある物体から放出され、他の物体に吸収されてその温度上昇に使われる熱エネルギー効果可視光線紫外線よりも赤外線に著しい。輻射ふくしゃ熱。
[類語]温熱火熱かねつ炎熱焦熱熱気温気うんきいきほとほとぼり余熱地熱電熱気化熱融解熱灼熱赤熱白熱加熱過熱暖房保温予熱断熱発熱放熱高熱ヒート

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「放射熱」の意味・読み・例文・類語

ほうしゃ‐ねつ ハウシャ‥【放射熱】

〘名〙 放射線が物体に吸収されて生ずる熱。赤外線に著しい。輻射(ふくしゃ)熱。
※地の群れ(1963)〈井上光晴〉三「マリヤの顔が半分、放射熱で黒くやけているのをみましたが」

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