三司使 さんしし san-si-shi; san-ssǔ-shih
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,五代,北宋の官名。唐の安史の乱ののち設けられた塩鉄使,度支使および唐初から設けられていた判戸部を三司といっていたが,五代後唐の長興1 (…
三社祭 さんじゃまつり
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 歌舞伎舞踊曲。本名題『弥生の花浅草祭』。通称『善玉悪玉』ともいう。天保3 (1832) 年江戸中村座で初演。作詞2世瀬川如皐,作曲清元斎兵衛,振付2世…
三尖弁 さんせんべん tricuspid valve
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 心臓内の弁。右心房と右心室の間にある房室弁をいう。この弁膜は前尖,後尖,内側尖 (中隔尖) の3弁から成り,それぞれ腱索によって乳頭筋に連なって…
三相交流 さんそうこうりゅう three-phase current
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 互いに 120°ずつの角をなし,まったく同じ3つのコイルを,一様な磁場の中で回転させると,位相が互いに 120°ずつずれた3組の正弦波の交流が得られる…
三代実録 さんだいじつろく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
三体問題 さんたいもんだい three-body problem
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 3つの天体が互いに万有引力を及ぼし合いながら行う運動を解く天体力学の問題。二体問題は一般的に解けるが,三体問題は一般的には解けないことが H.…
三段論法 さんだんろんぽう syllogismus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前提となる2個の判断と結論としての判断より成る推論法で,アリストテレスにより基礎がおかれた。その前提の性格に従い,(1) 定言的判断,(2) 仮言的…
三長制 さんちょうせい San-zhang-zhi; San-chang-chih
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,北魏の太和 10 (486) 年に制定された村落統治機構。5家を隣,5隣を里,5里を党とし,隣,里,党それぞれに長をおいた。三長には在地の有力で謹…
三帝会戦 さんていかいせん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
けいこうさんざん【京口三山】
- 改訂新版 世界大百科事典
げんしりょくさんぽう【原子力三法】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんじゅう‐ぼう〔サンジフ‐〕【三十棒】
- デジタル大辞泉
- 《「三十」は数多い意》禅宗で、師が修行者を警策で激しく打って、正しい道へ教え導くこと。また、そのような厳しい教導。痛棒。
さんしょう‐は〔サンセウ‐〕【三笑派】
- デジタル大辞泉
- 落語家の一派。初世三笑亭可楽からくを祖とする。
さんしょく‐ばん【三色版】
- デジタル大辞泉
- 多色絵画・カラー写真などの原稿の3色分解撮影をし、網版法を用いてイエロー(黄)・マゼンタ(赤紫)・シアン(青緑)の3色のインキで刷り重ね、原…
さんしろう〔サンシラウ〕【三四郎】
- デジタル大辞泉
- 夏目漱石の小説。明治41年(1908)発表。熊本から上京した大学生小川三四郎の、里見美禰子への淡い恋を描く。
さんせい‐じ【三生児】
- デジタル大辞泉
- 三つ子。
さんそく‐どき【三足土器】
- デジタル大辞泉
- 三つの足をもつ煮炊き用の土器。中国の先史時代から漢代の鬲れき・鼎ていなど。
さんたいし【三体詩】
- デジタル大辞泉
- ⇒三体唐詩さんたいとうし
さん‐だいせつ【三大節】
- デジタル大辞泉
- 旧制で、三つの祝祭日。四方拝・紀元節・天長節。のち、これに明治節を加えて四大節しだいせつともいう。
さんたいとうし〔サンタイタウシ〕【三体唐詩】
- デジタル大辞泉
- 唐の詩人167人の作を、七言絶句・七言律詩・五言律詩の三体に分けて編んだ書。南宋の周弼しゅうひつ編。1250年に成立。唐賢三体詩法。三体詩。
さんだい‐ひりょう〔‐ヒレウ〕【三大肥料】
- デジタル大辞泉
- 窒素肥料・燐酸肥料・カリ肥料の三つ。
さんてい‐どうめい【三帝同盟】
- デジタル大辞泉
- 1873年、ドイツ・オーストリア・ロシア3国の皇帝間に結ばれた協約。ビスマルクの外交政策の一環をなす。
さんてん‐しじ〔‐シヂ〕【三点支持】
- デジタル大辞泉
- 岩登りの基本姿勢。四肢のうち三肢で体を支えること。一肢だけを自由にして次の手がかり・足場へ移動する。三点確保。
さんとう‐すいへい【三等水兵】
- デジタル大辞泉
- 旧海軍における水兵科の兵の4階級の一つ。昭和17年(1942)に一等水兵と改称された。教育を終えたばかりの兵。
さんとう‐へいそう〔‐ヘイサウ〕【三等兵曹】
- デジタル大辞泉
- 旧海軍における水兵科下士官の最下位の階級。昭和17年(1942)に二等兵曹と改称された。
さんど‐まめ【三度豆】
- デジタル大辞泉
- 1 インゲンマメの別名。暖地では1年に三度とれるところからいう。2 莢豌豆さやえんどうのこと。
さんない‐おん【三内音】
- デジタル大辞泉
- 悉曇学で、三内で調音される音。→喉内音 →舌内音 →唇内音
さんにん‐じょうご〔‐ジヤウゴ〕【三人上戸】
- デジタル大辞泉
- 1 怒り上戸と泣き上戸と笑い上戸。2 ひな人形のうち、1の表情をしている仕丁姿の三つ一組の人形。
さんにん‐ばり【三人張り】
- デジタル大辞泉
- 三人がかりで弦つるを張るほどの強弓。
さんねん‐き【三年忌】
- デジタル大辞泉
- 「三回忌」に同じ。
さんねん‐ふさがり【三年塞がり】
- デジタル大辞泉
- 1 陰陽道おんようどうで、大将軍のいる方角に向かって、3年間は何事もしてはいけないとすること。大将軍は東西南北に3年ごとに居を移し、その方角を…
さんねん‐みつき【三年三月】
- デジタル大辞泉
- 長い年月をたとえていう語。久しい間。「酒屋の門に―お立ち被遊あそばさいても、飲あがらぬ酒には酔はぬ道理」〈滑・浮世床・二〉
さん‐の‐きり【三の切り】
- デジタル大辞泉
- 1 義太夫節の時代物で、三段目の最終の語り場。ふつう五段からなる1曲の中心となる悲劇的場面で、一座の最高位の太夫が語る。2 講談などの聞かせど…
さん‐の‐ま【三の間】
- デジタル大辞泉
- 1 昔、貴族の邸宅で、奥女中のいた部屋。2 宇治川にかかる宇治橋の西詰めから第2と第3の橋脚の間。ここでくんだ水は茶の湯によいとされ茶人に珍重…
さん‐の‐まつ【三の松】
- デジタル大辞泉
- 能舞台で、橋懸かりの前の白州に等間隔に植えられた3本の若松のうち、いちばん揚げ幕寄りの松。懸かりの松。
さんびゃく‐しょこう【三百諸侯】
- デジタル大辞泉
- 《江戸時代、大名の数が約300あったところから》すべての大名。
さんびゃく‐だいげん【三百代言】
- デジタル大辞泉
- 1 代言人の資格がなくて他人の訴訟や談判などを扱った者。もぐりの代言人。また、弁護士をののしっていう語。2 相手を巧みに言いくるめる弁舌。詭…
さんぶ‐がゆ【三分×粥】
- デジタル大辞泉
- 米1、水20の割合(容量比)で炊いた水分の多いかゆ。
さんぶ‐きょく【三部曲】
- デジタル大辞泉
- 三部作の楽曲。
さんぶ‐ほんしょ【三部本書】
- デジタル大辞泉
- 日本の古代を記した旧事紀くじき・古事記・日本書紀の3書。吉田神道でいう。
さんまい‐ガルタ【三枚ガルタ】
- デジタル大辞泉
- カルタ賭博とばくの一。めくりカルタのうち、一から十までの札40枚を用い、順にめくって手札との3枚の合計の末尾の数字が九に最も近い者を勝ちとする…
さんまや‐かい【三摩×耶戒】
- デジタル大辞泉
- 仏語。密教で説く戒。菩提心ぼだいしんを起こした最初から心と仏と衆生の三つは平等一如であると信じて受持する戒で、伝法灌頂でんぽうかんじょうを…
さんまや‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【三摩×耶形】
- デジタル大辞泉
- 仏・菩薩ぼさつの本誓ほんぜいを表すしるしとしての持ち物。不動明王の剣、大日如来の卒塔婆そとば、観音の蓮華、薬師の薬壺やくこなど。
さんみつ‐ゆが【三密×瑜×伽】
- デジタル大辞泉
- 行者の三密と仏の三密とが相応・融合すること。瑜伽三密。三密相応。
じかた‐さんちょう〔ヂかたサンチヤウ〕【地方三帳】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、年貢徴収のうえで最も重要な3種の帳簿。郷帳・年貢割符・年貢皆済目録の三帳をいう。
だいさん‐インターナショナル【第三インターナショナル】
- デジタル大辞泉
- 1919年、レーニンの率いるロシア共産党を中心とする各国の共産党および左派社会民主主義者グループによってモスクワで創設された国際的な労働者組織…
だいさん‐しゃ【第三者】
- デジタル大辞泉
- 当事者以外の人。その事柄に直接関係のない者。[類語]他人・局外者
だいさん‐セクター【第三セクター】
- デジタル大辞泉
- 国や地方公共団体(第一セクター)と民間企業(第二セクター)の共同出資によって設立される事業体。地域開発など本来は国や地方公共団体が行うべき…
だいさん‐せっしょく【第三接触】
- デジタル大辞泉
- ⇒生光せいこう
だいさん‐みぶん【第三身分】
- デジタル大辞泉
- フランス革命以前、聖職者・貴族とともに三部会を構成した平民身分。大商人・法学者など都市のブルジョアをさすが、革命直前には平民全体をさして用…