タウリン【taurine】
- 漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
- アミノ酸の一種で、非必須アミノ酸。アミノ酸ではあるが、たんぱくを構成する成分ではなく、胆汁酸と結合することで抱合胆汁酸を形成し、胆汁酸の分…
たんすい‐かぶつ〔‐クワブツ〕【炭水化物】
- デジタル大辞泉
- 炭素と水とが結合した形の化学式で表せる化合物。炭素・水素・酸素からなる、糖類およびその類縁化合物のこと。生物界に広く分布し、体の構成成分・…
リン化ガリウム単結晶 リンカガリウムタンケッショウ gallium phosphide single crystal
- 化学辞典 第2版
- リン化ガリウムGaPは緑色の発光がもっとも効率よく得られる材料である.せん亜鉱型構造(立方晶系).格子定数a = 5.4505 Å.密度4.13 g cm-3.バン…
液体クロマトグラフィー エキタイクロマトグラフィー liquid chromatography
- 化学辞典 第2版
- 略称LC.移動相が液体であるクロマトグラフィーで,溶液成分の分離に用いる.分子のサイズによって分離するゲル濾過,電荷にもとづくイオン交換クロ…
枝分れ糖 エダワカレトウ branched-chain sugar
- 化学辞典 第2版
- 単糖類の一種で,炭素骨格が直鎖状ではなく枝分れしているもの.D-アピオース,ストレプトース([別用語参照]ストレプトマイシン),ミカロースなど40…
宇宙線 (うちゅうせん) cosmic rays
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 宇宙線の発見と研究の歴史 宇宙線の起源 軟成分と硬成分 宇宙線の観測宇宙空間を光に近い速度でほぼ等方的に飛びまわっている高エ…
ビタミン ビタミン vitamin
- 化学辞典 第2版
- 体外から摂取する食品の成分のうち,主栄養素である糖質や脂肪,タンパク質のように,生体のエネルギー源として,あるいは構成成分として要求される…
ノイマン‐コップの法則 のいまんこっぷのほうそく Neumann-Kopp's law
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 固体のモル熱(モル熱容量)は成分元素の原子熱(原子熱容量)の和に近似的に等しくなるという法則。ドイツのF・E・ノイマンが1831年に、化合物の分…
主語・述語 (しゅごじゅつご)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 形式論理学と文法 ヨーロッパ諸言語の主語・述語 他の言語の主語・述語 日本語の主語 一般言語学的な主語(および日本語の主語…
管状杏仁孔
- 岩石学辞典
- パイプまたは管状の形の杏仁(amygdale)で,時に管状または長釘状杏仁と呼ばれ,熔岩流の底に見いだされる.この管は普通は熔岩流の底面に直角ある…
モイエ岩
- 岩石学辞典
- 石英に富む暗色のカリ花崗岩で,石英が長石よりも多いもの[Johannsen : 1920].正長石かNa-正長石,黒雲母から構成され,白雲母を含む場合もあり,…
疲労【ひろう】
- 百科事典マイペディア
- 肉体的あるいは精神的活動が継続して行われた結果,生体の機能が低下した状態。一定の休養後,軽減あるいは消失する。肉体・精神疲労,全身・局所疲…
オーデコロン
- 百科事典マイペディア
- 芳香性化粧品(フレグランス)の一種。製法は香水と同様であるが濃度が薄くさわやかな香りが特徴。体につけるほかトイレットウォーター,床まき香水…
滑石【かっせき】
- 百科事典マイペディア
- タルクとも。白色または緑灰色の鉱物。硬度1で鉱物中最もやわらかい。脂感のあるガラス光沢で,へき開片は曲げることができ,幾分弾性がある。単斜…
グリセリン
- 百科事典マイペディア
- 1,2,3−プロパントリオール,グリセロールとも。代表的な3価のアルコール。融点17.8℃,沸点290℃(分解)。無色で粘度・吸湿性が高く,甘味がある。…
古銭学【こせんがく】
- 百科事典マイペディア
- 古代から近代にいたる貨幣,メダルを研究する学問。〈古泉学〉とも。年代,銘文,図案,重量,発行国,流通地域,金属成分などの研究により,遺跡の…
鉱石マグマ
- 岩石学辞典
- 岩漿分化作用で生じた鉱石成分に富むマグマ性残渣が非常に濃集したもので,貫入後に急速に固結して鉱体を形成するものとして,スパーが導入した語で…
カリ‐ひりょう(‥ヒレウ)【カリ肥料】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( カリは [オランダ語] kali ) カリウムを有効成分とする肥料の総称。窒素肥料、リン肥料とともに肥料の三要素の一つ。植物体内で炭水化…
キナ酸 キナさん quinic acid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- C6H11O4COOH で表わされるカルボン酸。融点 162℃の結晶。キナ皮から発見されたが,コーヒーの種子,サトウダイコンの葉などにも存在する。また,クロ…
排気 はいき exhaust gas; exhaust air; exhaust steam
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 蒸気機関,内燃機関,蒸気タービン,ガスタービン,空気タービンなどで膨張を終って排出される蒸気,燃焼ガスおよび空気。一般に燃料が完全燃焼する…
ジェネリック家具
- 知恵蔵mini
- 意匠権の期限が切れた有名デザイナーによる名作家具を、正規メーカー以外の企業が復刻生産した製品。新薬の特許期間終了後、同成分で他の製薬メーカ…
金座和アイス
- 知恵蔵mini
- 金沢大学薬学部発のベンチャー企業、株式会社バイオセラピー開発研究センターが運営するアイスクリーム店。同社が開発した特許取得の天然成分イチゴ…
ていせい‐ぶんせき【定性分析】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 与えられた物質がどのような種類の成分を含んでいるかを判定する化学分析。何が含まれているかを調べる場合と、特定の物質が含まれている…
生成熱 せいせいねつ heat of formation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 反応熱の一種。物質1モルをその成分元素から合成するときに放出される熱量をいう。直接に単体から合成できない場合には、ヘスの熱化学の法則を利用し…
混合エントロピー コンゴウエントロピー entropy of mixing
- 化学辞典 第2版
- 2種類以上の純物質が混合するときのエントロピー変化.気体どうし,液体どうし,固体どうしがそれぞれ理想気体混合物,理想溶液,理想固溶体をつくる…
がんゆう【含有】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 含有する contain; holdこの鉱石は金を多量に含有するThis ore 「contains a lot of gold [has a lot of gold in it].含有成分a component含有率cont…
エキス剤 えきすざい extracts
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生薬(しょうやく)の浸出液を濃縮してつくった製剤。すなわち、草根木皮を用いた植物性生薬または動物性生薬の薬効成分を水やアルコールなど適当な溶…
シャワー shower
- 改訂新版 世界大百科事典
- 物理学用語。高エネルギー粒子が物質と相互作用をして多数の粒子を発生する現象。その飛跡がシャワー状になるのでこの名がある。入射粒子がハドロン…
セタン価 せたんか cetane number
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ディーゼル燃料の発火性の良否を示す指数で、セタン価が高い燃料ほど発火性が良好なことを示す。ディーゼルエンジンでは、燃料が気筒内の圧縮加熱空…
圧電気 あつでんき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 結晶に外部応力を加えるとき、その結晶の電気分極が変化する性質。ピエゾ電気あるいは圧電性、圧電効果ともよばれる。1880年に、キュリー兄弟Jacques…
そのほかのいもるい【その他のイモ類】
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 ○栄養成分としての働き <キクイモ> イヌリンという果糖がたくさん集まってできた物質が含まれています。この物…
ハエトリシメジ はえとりしめじ / 蠅捕占地 [学] Tricholoma muscarium Kawamura
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 担子菌類、マツタケ目キシメジ科の食用キノコ。ハエコロシともいう。傘は径4~8センチメートル、初め円錐(えんすい)形、のち展開するが中央部はつね…
血漿 けっしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 血液中の血球以外の成分をいう。その91%ほどが水分であり、残りは種々の電解質とタンパク質を主体とした有機成分からなる。おもな電解質は、ナトリ…
血流 (けつりゅう) blood flow
- 改訂新版 世界大百科事典
- 循環系における血液の移動をいう。血流は,動脈,毛細血管,静脈など血管の種類によって特徴的な様式を示す。その第1は,心室の収縮期のみに血液は大…
アンペールの法則 あんぺーるのほうそく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 電線に電流が流れると、電流の周りに磁界(磁場)が生ずる。この電流と磁界との間に成り立つ次の関係をアンペールの法則という。「磁界の中に閉曲線…
安山岩 (あんざんがん) andesite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日本の火山岩のなかでは一番量の多い岩石である。多量の白い斑晶鉱物と少量の黒色の斑晶鉱物,および灰色の石基からできていることが多い。しかし斑…
香料 こうりょう perfume
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香を有し、人間の日常生活に役だつ有益な有香物質を香料という。芳香と悪臭の境界はあいまいであり、また個人差も大きいため、香料の定義も不完全…
機能性表示食品 きのうせいひょうじしょくひん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 事業者の責任のもと,科学的根拠に基づいた特定の保健への期待できる効果について表示した食品。国が設定する一定の条件を満たした保健機能食品の一…
コウスイガヤ こうすいがや / 香水茅 citronella grass [学] Cymbopogon nardus Rendle
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イネ科(APG分類:イネ科)の多年草。名は香水をとるカヤの意で、シトロネラグラスともいう。セイロン島(スリランカ)原産で、葉から芳香油をとるた…
規則-不規則転移 きそくふきそくてんい order-disorder transition
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 溶質原子と溶媒原子が無秩序に均一に混合している固溶体を不規則相,また溶質原子と溶媒原子が規則的に配列している状態を規則相という。ある種の不…
オキシダント
- 百科事典マイペディア
- 光化学オキシダントとも。自動車や工場から排出されたガスに含まれる炭化水素などの反応性有機物質と窒素酸化物に紫外線が作用すると,光化学反応が…
たんぱく‐しつ【×蛋白質】
- デジタル大辞泉
- 生物の細胞の主成分であり生命現象に直接深く関与している、窒素を含む高分子の有機化合物。約20種のアミノ酸がペプチド結合によりつながったもので…
恒星
- 知恵蔵
- 天球上の位置を変えず、自ら輝いている星。実体は太陽のような、水素を主成分とする高温の巨大なガス球。重力により収縮しようとする力と、ガス圧に…
ゴムメタル
- 知恵蔵
- 力を加えて変形しても、力を取り除くと元の形に戻るゴムのような金属。チタンとタンタル、ニオブなどを主成分とし、一般の金属より約1桁大きい弾性変…
仮像【かぞう】
- 百科事典マイペディア
- 鉱物は普通その結晶構造に規定される固有の結晶形を示すが,例外的に他種の鉱物に固有の結晶形を示す場合があり,これをもとの鉱物の仮像という。多…
ベイプ
- 知恵蔵mini
- 香料の入った溶液を加熱して気化させ、たばこのように蒸気を吸って楽しむ充電式の吸引器。タバコの葉を加熱して蒸気を吸う加熱式たばことは蒸気の成…
プラシン岩
- 岩石学辞典
- 緑色片岩の一種で,角閃岩,緑泥石,緑簾石がおおよそ等量含まれ,曹長石と時に方解石が伴われる岩石[Kalkowsky : 1886, Harker : 1932].緑色片岩…
ベチベル Vetiveria zizanioides; vetiver
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イネ科の大きな多年草で,旧熱帯原産であるが,香料をとるため暖地でしばしば栽培される。日本では鹿児島県下や硫黄島で栽培されたことがある。草丈…
クチン化 くちんか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物細胞の細胞壁がクチンの蓄積によってクチクラとよばれる層となること。クチクラ化ともいう。クチンは不飽和度の高い脂肪酸の重合体を主とし、化…
ハイボリューム・エアサンプラー high-volume air sampler
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 大気中の粉塵,煤塵の試料採取方法の一つで,ガラス繊維のろ紙をもつフィルタと吸引ポンプ,流量計などから構成される。吸引速度1~2 m3/min で,24…