「H」の検索結果

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アセトン

栄養・生化学辞典
 C3H6O (mw58.08).CH3-CO-CH3.水,有機溶媒いずれにもよく混合する溶媒.絶食や進行した糖尿病患者で,生理的に体内で生成して呼気や尿に排泄され…

リポ酸

栄養・生化学辞典
 C8H14O2S2 (mw206.33).  チオクト酸ともいう.ビタミンB群に含める場合があるが,欠乏症状は知られていない.また飼料へ添加した場合効果の報告…

グルコース

栄養・生化学辞典
 C6H12O6 (mw180.16).  ブドウ糖,デキストロースともいう.自然界に最も多く存在する糖で,多くの生物の主たるエネルギー源となる.グルコース…

りんさん‐アンモニウム【燐酸アンモニウム】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( アンモニウムは[ラテン語] ammonium ) アンモニアの燐酸塩。化学式は (NH4)3PO4 で、水に可溶の塩。三水塩は無色の柱状結晶。水溶液を…

キトール キトール kitol

化学辞典 第2版
C40H60O2(572.90).鯨肝油の不けん化物中に含まれるレチナールの二量体.分子蒸留,クロマトグラフィーなどを経て2種類の異性体キトールAとキトールB…

スギオール スギオール sugiol

化学辞典 第2版
C20H28O2(300.44).アビエタン骨格をもつフェノール性ジテルペンケトン.スギCryptomeria japonicaの樹脂の主成分.また,ネズJuniperus communis,…

p-アニス酸 アニスサン p-anisic acid

化学辞典 第2版
4-methoxybenzoic acid.C8H8O3(152.15).ういきょう油のなかに存在するが,p-メトキシトルエンの接触酸化やp-ヒドロキシ安息香酸のメチル化で合成で…

キニン酸 キニンサン quininic acid

化学辞典 第2版
6-methoxy-4-quinolinecarboxylic acid.C11H9NO3(203.19).キニーネあるいはキニジンの酸化によって得られる.黄色の結晶.融点285 ℃(分解).冷水,…

サビネン サビネン sabinene

化学辞典 第2版
C10H16(136.24).d-サビネンは精油成分の一つ.杜(と)松油やピレア油中などに存在する.沸点163~165 ℃.+95°(クロロホルム).0.842.1.4678.果実…

ボルボース石(データノート) ぼるぼーすせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ボルボース石英名volborthite化学式Cu3[(OH)2|V2O7]・2H2O少量成分―結晶系単斜硬度3.5比重3.52色暗橄欖緑、緑、黄緑光沢ガラス~樹脂条痕灰緑~灰緑…

ナビエストークス‐の‐ほうていしき〔‐ハウテイシキ〕【ナビエストークスの方程式】

デジタル大辞泉
流体力学における基礎方程式の一。粘性流体のふるまいを記述する運動方程式であり、質量×加速度=重力+圧力勾配+粘性力で表される2階非線形偏微分…

サッカリン

栄養・生化学辞典
 C7H5NO3S (mw183.19).  人工甘味料の一つ.ショ糖の約300倍の甘さをもつ.毒性試験で膀胱がんを発生させたことから,使用が制限されたが,近年…

ニコチン酸アミド

栄養・生化学辞典
 C6H6N2O (mw122.13).  ニコチンアミドともいう.ナイアシナミド,ナイアシンアミドということもある.ビタミンB群の一つであるナイアシンの活性…

レチノール

栄養・生化学辞典
 C20H30O (mw286.46).  ビタミンAアルコール,ビタミンA1,アクセロフトールともいう.ビタミンA活性を示す化合物の一つ.そのままの形で摂取さ…

フェナントレン

百科事典マイペディア
三環式の縮合環をもつ芳香族炭化水素C14H1(/0)。無色の結晶。融点99.15℃,沸点340℃。水に不溶,エタノールに難溶。染料,樹脂,医薬の原料。タール中…

酪酸(データノート) らくさんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
酪酸CH3CH2CH2COOH分子式C4H8O2分子量88.1融点-5.26℃沸点164.05℃比重0.9587(測定温度20℃)屈折率(n)1.3980解離定数2.3×10-5[参照項目] | 酪酸

ジェイムス・フレデリック ダニエリ James Frederic Danielli

20世紀西洋人名事典
1911.11.13 - 米国の生物学者。 ニューヨーク州立大学教授。 1935年H.A.デーブソンと細胞膜の二重構造を示す「ダニエリ・モデル」を提唱。’49年よ…

バースデー・パーティ The Birthday Party

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イギリスの戯曲。3幕。 H.ピンター作。 1958年ケンブリッジのアート・シアター初演。ひっそりと世を避けて暮している者のところへ,突然何者かが闖入…

カルボン carvone

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C10H14O 。単環式モノテルペンに属するケトン。沸点 230℃。D体はセリ科植物の種子に含まれる芳香ある精油の主成分の一つ。L体は黒文字油中に…

ボーア半径 (ボーアはんけい)

改訂新版 世界大百科事典
1913年に提出されたN.H.D.ボーアの水素原子理論によると,水素原子の基底状態(もっともエネルギーの低い状態)においては,電子が原子核(陽子)の…

炭酸マグネシウム たんさんまぐねしうむ magnesium carbonate

日本大百科全書(ニッポニカ)
炭酸のマグネシウム塩。炭マグとよばれることがある。天然にはマグネサイト(菱苦土石(りょうくどせき))として産出する。マグネシウム塩の水溶液に…

磁化率 じかりつ magnetic susceptibility

日本大百科全書(ニッポニカ)
外部磁場Hにより磁性体内に誘発される磁化Mとの間にM=χHという関係がある場合のχのことを磁化率とよぶ。帯磁率、磁気感受率ともいう。外部磁場Hと磁…

ヘリポート heliport

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
飛行場の一種で,もっぱらヘリコプタの離着陸に使用する場所。比較的小さい敷地に飛行場と同じく着陸帯が設けられ,その周囲の空中に進入表面,水平…

ヘキサフルオロケイ酸(塩) ヘキサフルオロケイサンエン hexafluorosilicic acid(hexafluorosilicate)

化学辞典 第2版
酸:H2SiF6(144.09).ケイフッ化水素酸(hydrosilicofluoric acid),フッ化ケイ酸(fluorosilicic acid)ということもある.SiO2とHFとの反応や,SiF4と…

過ホウ酸(塩) カホウサン perboric acid(perborate)

化学辞典 第2版
H2B2(O2)2(OH)4(155.67).中心原子Bに O22- が結合しているから,ペルオキソホウ酸(peroxoboric acid)とよぶべきであるが,IUPAC命名法では,過ホウ…

腐食 フショク corrosion

化学辞典 第2版
広義には環境との化学反応により物質の量または質が劣化する現象であるが,狭義には,金属のイオン化を含む化学変化に限られる.金属は多くの場合硫…

浮遊粒子状物質 フユウリュウシジョウブッシツ suspended particulate matter

化学辞典 第2版
略称SPM.大気中に浮遊する粒子状の物質のうち,粒径が10 μm(0.01 mm)以下のもの.粒径2.5 μm(0.0025 mm)以下の粒子は,とくにPM2.5とよばれる.人為…

シキミ‐さん【シキミ酸】

デジタル大辞泉
植物体において、芳香族化合物やリグニンの中間体として機能する有機化合物。シキミから見出されたが、多くの植物に見られる。近年、インフルエンザ…

化学浸透圧説

栄養・生化学辞典
 ミッチェル説ともいう.酸化的リン酸化および光リン酸化によってATPが生成する機構としてP. D. Mitchellにより提唱された説で,膜を介するH+の濃…

過ギ酸酸化

栄養・生化学辞典
 過ギ酸による物質の酸化をいうが,生化学領域では,タンパク質の酸化により,-S-S-結合を-SO3Hにする反応が広く知られている.また,タンパク質中…

スクリブナー Scribner, Charles

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1854. ニューヨーク[没]1930.4.30. ニューヨークアメリカの出版業者。 C.スクリブナーの子。父の後継者として 1879~1928年チャールズ・スクリブ…

ジアジン diazine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ダイアジンともいう。窒素2原子を環に含む六員環化合物。 C4H4N2 で表わされる。 1,2- ,1,3- ,1,4- の3つの異性体があり,1,3- ジアジンは…

ミハルゴールド

デジタル大辞泉プラス
二条オオムギの品種のひとつ。「大系H184」×「Spartan」と「栃系157」の交配により福岡県農業総合試験場が育成。主に西日本で栽培されているビール大…

パパベリン papaverine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
C20H21NO4 。アヘンアルカロイドの一種。アルコール,エーテルに可溶。水に不溶。クロロホルム,石油エーテルには難溶。塩酸パパベリンとともに平滑…

カプロン酸(データノート) かぷろんさんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
カプロン酸CH3(CH2)4COOH分子式C6H12O2分子量116.2融点-3.4℃沸点205.8℃比重0.9278(測定温度20℃)屈折率(n)1.4165解離定数Κ=2.34×10-5[参照項目] |…

スチレン(データノート) すちれんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
スチレン分子式C8H8分子量104.2融点-30.69℃沸点145.2℃比重0.9019(測定温度25℃)屈折率(n)1.54382引火点31℃(開放式)爆発範囲1.1~6.1%(空気中の…

サリチルさん‐メチル【サリチル酸メチル】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( メチルは[英語] methyl ) サリチル酸とメチルアルコールの化合物。化学式 C6H4(OH)COOCH3 強い香気をもつ無色の液体。冬緑油・菓子・チ…

フラバノール

栄養・生化学辞典
 C15H14O2 (mw226.27).  図に示したようにフラバンの炭素原子に結合している水素原子がヒドロキシル基に置換した物質.カテキン類やタンニン類の…

アドレノクロム adrenochrome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アドレナリンをカテコール酸化酵素で酸化するか,または酸化銀で酸化するとできる化合物。化学式 C9H9O3N 。赤紫色結晶。融点 125℃ (分解) 。水,エ…

建築師スールネス けんちくしスールネス Bygmester Solness

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ノルウェーの劇作家 H.J.イプセンの戯曲。 1892年刊,93年1月 19日ベルリンのレッシング劇場で初演。老建築師スールネスの焦燥と懐疑を通して,作者…

ナトリウムエトキシド sodium ethoxide

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C2H5ONa 。ナトリウムエチラートともいう。吸湿性の白色粉末。水によって容易に分解し,水酸化ナトリウムとエチルアルコールになる。無水のエ…

オイゲノール eugenol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
樟脳油や丁子油(→チョウジ〈丁子〉)などに含まれる香気ある無色または淡黄色の液体。化学式 C10H12O2 。沸点 253℃。バニリンの原料である。香料,…

コプロスタノール コプロスタノール coprostanol

化学辞典 第2版
5β-cholestan-3β-ol.C27H48O(388.67).食肉動物の糞中の主ステロール.コレステロールが腸内細菌で代謝されて生じたもの.融点101~102 ℃ の結晶.…

群 (ぐん) group

改訂新版 世界大百科事典
目次  群の歴史  ガロア群の例  部分群  可解群  指数と位数  単純群  中心  群の表現  二面体群,正多面体群正の数全体の集合Pを…

ネオラマルキズム Neo-Lamarckism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
J.ラマルクの考えを修正した進化学説。 A.パッカードの造語。 C.ダーウィンの進化学説が提出されたのち,ラマルク思想が復活した。ラマルクの説中,…

アメリカ英語 アメリカえいご American English

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
広くは,アメリカ合衆国で行われている英語全体のことで,大きく北部 (ニューイングランド) ,中部,南部の3方言に分れる。狭くは,アメリカ合衆国に…

ニトロアニリン ニトロアニリン nitroaniline

化学辞典 第2版
nitrobenzeneamine.C6H6N2O2(138.13).C6H4(NO2)(NH2).o-,m-,p-ニトロアニリンの3種類の異性体がある.o-ニトロアニリンとp-ニトロアニリンは,…

過マンガン酸カリウム (かマンガンさんカリウム) potassium permanganate

改訂新版 世界大百科事典
化学式KMnO4。酸化数Ⅶのマンガンのオキソ酸である過マンガン酸HMnO4のカリウム塩。緑色光沢のある暗紫色の斜方晶系柱状晶。MnO4⁻は正四面体形構造を…

交換積分 コウカンセキブン exchange integral

化学辞典 第2版
2個の電子の交換にもとづくエネルギー積分.水素分子の共有結合形成についてのハイトラー-ロンドンの理論のなかで,はじめて導入された積分であり,∬…

ガーベレンツ Gabelentz, Hans Georg von der

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1840.3.16. ポシュウィツ[没]1893.12.11. ベルリンドイツの言語学者。ベルリン大学教授。 H.C.ガーベレンツの子。主著『言語学-その課題・方法…