ジチオン酸(塩) ジチオンサン dithionic acid(dithionate)
- 化学辞典 第2版
- かつて二チオン酸といわれたこともある.酸:H2S2O6(162.14).純粋なものは得られていない.濃水溶液はジチオン酸バリウムBaS2O6・2H2Oの水溶液に硫酸…
土肥春曙 (どいしゅんしょ) 生没年:1869-1915(明治2-大正4)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 新劇俳優。熊本県生れ。本名庸元(つねもと)。東京専門学校(のちの早大)文学科卒業後,読売新聞記者となる。1901年川上音二郎一座渡欧の際通訳と…
量子条件 (りょうしじょうけん) quantum condition
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古典力学から量子力学への過渡期の理論であった古典量子論においては,運動は古典力学の運動方程式に従うが,その解のすべてが現実に実現されるので…
ブリューゲル Bruegel, Pieter
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1525頃. ブレダ[没]1569.9.5/9. ブリュッセルフランドルの画家。 1551年アントウェルペンの画家組合に登録,翌年フランスを経て 53年ローマにお…
レイモンド Raymond, Henry Jarvis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1820.1.24. ニューヨーク,ライマ近郊[没]1869.6.18. ニューヨークアメリカのジャーナリスト,政治家。 H.グリーリーのもとで週刊誌『ニューヨー…
エネルギー準位の幅 エネルギージュンイノハバ energy level width
- 化学辞典 第2版
- 連続したエネルギー状態があるとき,そのエネルギーの幅を準位幅ということもあるが,単一エネルギーであると思われるエネルギー準位でも,不確定性…
炭酸水素塩 タンサンスイソエン hydrogencarbonate
- 化学辞典 第2版
- MⅠHCO3.酸性炭酸塩ともいう.多くは水溶液としてしか存在しないが,アルカリ金属(リチウムを除く),アンモニウム,カドミウム,水銀(Ⅱ)塩だけが固体…
サインバー さいんばー sine bar
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 直角三角形の三角関数のサインを利用した角度設定、あるいは測定のための器具。図のようにブロックゲージを組み合わせてHおよびhの高さをつくること…
酸性度 さんせいど acidity
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 溶液の酸性の程度を示す量。一般には水素イオン濃度指数pHが用いられる。溶液中での水素イオン濃度をaH+とするとき、pHは次式で示される。 pH=-…
コンドライト コンドライト chondrite
- 化学辞典 第2版
- 球粒組織をもつ石質いん石.落下いん石のうち83% を占める.コンドライトは約10重量% の金属相を含み,ケイ酸塩相中には直径0.3~1.0 mm 程度の丸…
スタンリー スタンリー Stanley, Wendell Meredith
- 化学辞典 第2版
- アメリカの生化学者.1929年イリノイ大学のR. Adamsのもとで化学のPh.D.を取得.翌年ドイツのミュンヘン大学のH.O. Wieland(ウィーラント)のもとでス…
カップリング反応 カップリングハンノウ coupling reaction
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】芳香族ジアゾニウム塩は,芳香族アミン,フェノール類(フェノール,ナフトールなど),および活性メチレン化合物などと容易に反応して,アゾ化合…
インドール インドール indole
- 化学辞典 第2版
- benzo[b]pyrrole.C8H7N(117.15).コールタール,ジャスミン油中に含まれ,またはトリプトファンの代謝生成物として動物の排泄物中に含まれる.工業…
ヘマトキシリン ヘマトキシリン hematoxylin
- 化学辞典 第2版
- C16H14O6(302.29).ヒドロキシプラジリンともいう.クロマン化合物の一つ.インド産マメ科Haematoxylon campechianumの心材中に,ヘマテインと共存す…
ホルムアミジン ホルムアミジン formamidine
- 化学辞典 第2版
- methanimidamide.CH4N2(44.06).H2N-CH=NH.オルトギ酸トリエチルと酢酸とを125~130 ℃ に加熱し,アンモニアで処理すると,ホルムアミジン酢酸塩が…
タール(動物) たーる tahr
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目ウシ科タール属に含まれる動物の総称。その属名Hemitragusが「半ヤギ」を意味するように、ヤギとヒツジの中間の野…
ルーミス‐しじみ【ルーミス小=灰=蝶】
- デジタル大辞泉
- シジミチョウ科のチョウ。小形で、翅はねは黒色の地に青色紋があり、前翅の前端は角ばる。幼虫はイチイガシ・アラカシなどの葉を食べ、照葉樹林に局…
デ・ウィット De Wit, Jan K.
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 幕末の駐日オランダ総領事。安政6 (1859) 年 12月9日外交代表ドンケル・クルチウスの後任として着任,長崎を本拠に江戸の芝長応寺で執務したが,H.ヒ…
カプロン酸 カプロンさん caproic acid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C5H11COOH 。やや不快臭のある無色油状の液体で,沸点 205℃。香料原料として用いられる。水にわずかに溶け,エチルアルコール,エーテルに溶…
カルンパン遺跡 カルンパンいせき Kalumpang
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インドネシア,スラウェシ島西岸中部にある新石器時代遺跡。 1933年に P.ステイン=カレンフェルスが,49年には H.ヘーケレンが発掘調査。幾何学文を…
学習の構え がくしゅうのかまえ learning set
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 心理学用語。ある学習問題を経験した結果,一連の同じような形式の弁別・選択課題を行う際に,後続の課題学習が次第に容易になる効果をさす。 H.F.ハ…
アジピン酸(データノート) あじぴんさんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アジピン酸HOOC(CH2)4COOH分子式C6H10O4分子量146.1融点153℃沸点337.5℃溶解度1.5g/100g(水15℃)解離定数K1=5.5×10-5K2=9.3×10-6[参照項目] | アジ…
コバルト華(データノート) こばるとかでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- コバルト華英名erythrite化学式Co3[AsO4]2・8H2O少量成分Ni,Mg,Fe,Ca,Zn結晶系単斜硬度1.5~2.5比重3.14色深紫紅,桃光沢ガラス条痕淡紅劈開一方向に…
ピロン(データノート) ぴろんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ピロン(C5H4O2, 分子量 96.1)α-ピロン(2-ピロン)融点5℃沸点206~207℃比重1.1880(測定温度22℃)屈折率(n) 1.5277γ-ピロン(4-ピロン)融点32℃沸…
プロピレン(データノート) ぷろぴれんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- プロピレンCH3CH=CH2分子式C3H6分子量42.1融点-185.25℃沸点-47.0℃密度1.5526(測定温度15.6℃,1気圧,空気に対して)引火点-107.8℃発熱量492.0kcal/m…
マンデル酸(データノート) まんでるさんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- マンデル酸分子式C8H8O3分子量152.1ラセミ体融点120~121℃沸点(分解)解離定数4.3×10-4(25℃)D(-)体融点133℃比旋光度[α]23/D-153°L(-)体融点133℃…
バッサーニ石(データノート) ばっさーにせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- バッサーニ石英名bassanite化学式Ca[SO4]・H2O少量成分報告なし結晶系単斜(擬六方・擬直方)硬度未測定。非常にもろい比重2.73色白光沢ガラス条痕白…
グリコールアルデヒド(glycolaldehyde)
- デジタル大辞泉
- 最も簡単な構造をもつヒドロキシアルデヒド。単糖類の一種で、鉄(Ⅱ)塩の存在下でグリコールを過酸化水素で酸化することにより生成される。広く植物…
イオン交換
- 栄養・生化学辞典
- 固体相にある高分子のイオン交換体が保持しているイオンと,移動相にあるイオンが交換すること.例えば,イオン交換体のH+と水相のNa+が交換する…
システインプロテアーゼ
- 栄養・生化学辞典
- [EC3.4.22]に属する酵素.チオールプロテアーゼ,SHプロテアーゼともいう.活性中心にシステインをもつプロテアーゼの総称.パパイヤの実からと…
チオバルビツール酸
- 栄養・生化学辞典
- C4H4O2N2S (mw144.15). この酸と反応して赤色の色素を生成する物質は,油脂や生体組織の過酸化度を示す指標とされ,簡便な検索法として利用さ…
補償効果【compensation effect】
- 法則の辞典
- 反応速度定数を熱力学的に表現したとき,活性化平衡に対応する活性化自由エネルギーの変化分 ⊿G が,ある条件下でエンタルピー項 ⊿H とエントロピー…
マナ(mana)
- デジタル大辞泉
- 原始宗教に広くみられる、超自然的で畏敬いけいの対象となる非人格的な力。生物・無生物を問わず転移・伝染して力を発揮するとされる。メラネシア起…
ゼーゲル‐すい【ゼーゲル錐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Segerkegel の訳語。ゼーゲルは考案者 H.A.Seger による ) ドイツ人ゼーゲルが考案した陶磁器や耐火物などの焼成温度や溶融…
エルゴシン エルゴシン ergosine
- 化学辞典 第2版
- C30H37N5O5(547.65).エルゴタミンと同様,麦角アルカロイドの一種.分解点228 ℃.-161°(クロロホルム).pKa1 9.64±0.60,pKa2 7.20±0.4.クロロホ…
ゼオリン ゼオリン zeorin
- 化学辞典 第2版
- 6,22-hopanediol.C30H52O2(444.73).ホパン骨格をもつ五環性トリテルペンジオール.種々の地衣類ウメノキゴケ目チャシブゴケLecanora(Zeora)sordida…
ウアバゲニン ウアバゲニン ouabagenin
- 化学辞典 第2版
- C23H34O8(438.50).キョウチクトウ科の種子中に存在するウアバインのアグリコン.もろい無色の針状晶(水から).融点236 ℃(無水和物).+11.3°(水).1…
オコテンシン オコテンシン ochotensine
- 化学辞典 第2版
- C21H21NO4(351.40).ヒマラヤ地方に自生するケシ科Corydalis ochotensisから得られるイソキノリンアルカロイド.融点252 ℃.+52°(クロロホルム).ヒ…
ジロホール酸 ジロホールサン gyrophoric acid
- 化学辞典 第2版
- C24H20O10(468.41).地衣類イワタケGyrophora,カブトゴケLobariaなどに含まれているオルセリン酸のトリデブシド.無色の針状晶.融点200 ℃(分解).…
ビタミンU ビタミンユー vitamin U
- 化学辞典 第2版
- (3-amino-3-carboxypropyl) dimethlysulfonium chloride.C6H14ClNO2S(199.70).G. Gheny(1950年)が報告した雛の消化性潰瘍を防ぐ脂溶性因子で,キャ…
ゴンペルツ Gomperz,Theodor
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1832.3.29. ブルノ[没]1912.8.29. バーデンバイウィーンオーストリアの哲学者,古典学者。チェコに生れ,ブルノ,ウィーン両大学に学び,H.ボー…
アンフェタミン amphetamine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- C9H13N 。別名をプロパミンまたはベンゼドリンという。覚醒剤。アミン臭のある無色の液体で水に難溶,エチルアルコール,エーテルに易溶。沸点 200~…
磁心記憶 じしんきおく core memory
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- コアメモリともいう。環状磁心の2種の磁化状態 (右回りと左回り) を利用して情報を記憶する方式。磁化の強さと磁界 (→磁場 ) の関係が矩形ヒステリシ…
ヒメノカリス spider lily Hymenocallis
- 改訂新版 世界大百科事典
- ヒガンバナ科Hymenocallis属の通常は常緑の球根植物。北アメリカの南部から南アメリカにかけて約40種くらいあり,日本では春植えの球根植物として扱…
硫酸鉄 リュウサンテツ iron sulfate
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】硫酸鉄(Ⅱ):FeSO4(151.91).無水物は淡緑色の結晶.密度3.35 g cm-3.湿った空気中で七水和物になる.水に易溶.七水和物は天然には緑バン(ロ…
リン酸水素カルシウム りんさんすいそかるしうむ calcium hydrogen phosphate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- リン酸の水素カルシウム塩(いわゆる酸性カルシウム塩)。次の2種類のものがある。(1)リン酸一水素カルシウムcalcium secondary phosphate 第二リ…
ギボウシ plantain lily Hosta
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 分布と分類 利用約20種からなるユリ科の多年草の1属。東アジア特産で日本に種類が多く,数種が観賞用植物として江戸時代から庭園に栽植さ…
うえだ‐かずとし〔うへだ‐〕【上田万年】
- デジタル大辞泉
- [1867~1937]国語学者。東京の生まれ。東大教授。B=H=チェンバレンに学び、ドイツに留学。西欧の言語学研究方法を紹介して科学的な国語学の端緒…
造卵器植物 (ぞうらんきしょくぶつ) Archegoniatae
- 改訂新版 世界大百科事典
- 配偶体上に造卵器を形成する植物の総称であるが,裸子植物は含まない。コケ植物とシダ植物をまとめたもので(H.G.A. エングラー,1892),無管有胚植…
アルギニノコハク酸
- 栄養・生化学辞典
- C10H18N4O5 (mw274.28). アルギノコハク酸ともいう.尿素サイクルを構成する代謝中間体で,アルギニノコハク酸シンターゼによりシトルリンとア…