分一 (ぶいち)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸時代における雑税の一種。その内容は,(1)商業,漁業,山林業などに従事する者からその売上高,収穫高の何分の1かを徴収するもの,(2)幕府が…
【渤】ぼついつ
- 普及版 字通
- 水のわきたつさま。唐・元〔酒有り、十章、八〕詩 鯨、に歸りて、渤たり 鼇(がう)(海中の大きなすっぽん。・州(えいしゆう)などの三仙山を負うと…
ゆうごう
- デジタル大辞泉プラス
- 新潟県長岡市で生産されるユウガオ。実は大きなもので70~80cmになる。鯨汁の具や、茹であんかけなどにして食する。名称は「夕顔」がなまったもの。…
【避賢】ひけん
- 普及版 字通
- 賢者に譲る。また、濁酒をさける。唐・杜甫〔飲中八仙歌〕詩 左相(李適之)日興に錢を費やす 飮むこと長鯨の百川をふが如し 杯を銜(ふく)みを樂…
げい‐いん【鯨飲】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)鯨が水を飲むように、酒を一時にたくさん飲むこと。牛飲。「こんなにがぶがぶ―されるとは思っていなかった」〈太宰・親友交歓〉[類語]が…
大和雪原 やまとゆきはら
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「やまとせつげん」ともいう。南極大陸沿岸,ロス海の南にあるロス棚氷上の一部。 1912年ホエールズ湾 (鯨湾) からロス棚氷に上陸した日本の白瀬南極…
【黥面】げいめん
- 普及版 字通
- 顔に入墨する。〔後漢書、東夷、倭伝〕男子は皆鯨面身、其のの左右大小を以て、の差を別つ。~女人は被髮屈(くつけい)(まげ結び)、~竝びに丹朱を…
願成寺跡がんじようじあと
- 日本歴史地名大系
- 愛媛県:宇和島市宇和島城下元結掛願成寺跡[現]宇和島市元結掛九島鯨谷(くしまくじらだに)(現蛤)にあった遍照山願成寺を寛文八年(一六六八)…
さえずり(さへづり)【囀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「さえずる(囀)」の連用形の名詞化 )① 鳥がしきりに鳴くこと。また、その声。《 季語・春 》[初出の実例]「朝ぼらけの鳥のさえづ…
【舟】どんしゆう(しう)
- 普及版 字通
- 舟をみこむ。漢・賈誼〔屈原を弔ふ文〕彼の常の汚(をとく)(小川)、豈に能く舟の魚を容れんや。江湖にたふの鯨(せんげい)、固(もと)より將(まさ)に…
びん‐はり【鬢張】
- 精選版 日本国語大辞典
- 鬢張〈当世かもじ雛形〉〘 名詞 〙 江戸時代、婦人が鬢に張りを持たせるために、その内側に入れたもの。鯨のひげ、針金などで作った。上方での称で、…
鶴沢探索 (つるさわ-たんさく)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1797 江戸時代中期-後期の画家。父は鶴沢探鯨(たんげい)。狩野(かのう)派鶴沢家3代。円山応挙の最初の師ともいわれている。法眼(ほうげん)。寛政…
動物供養 どうぶつくよう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 人間生活と密接な関係をもつ動物の死を弔い、供養する儀礼。全国的に塔婆(とうば)や位牌(いはい)を設ける形式が多い。犬、猫、牛、馬、猪(いのしし)…
松浦漬【まつうらづけ】
- 百科事典マイペディア
- まつら漬,玄海漬とも。佐賀県東松浦郡呼子町(現・唐津市)の名産。鯨の頭の軟骨(かぶら骨と呼ばれる)を刻み,よくさらして脂肪を抜き,トウガラ…
黄島村おうしまむら
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:福江市黄島村[現]福江市黄島町大浜(おおはま)村・崎山(さきやま)村の南東方に位置する黄島を村域とする。東部に番(ばん)岳、北東に…
ホバネス Alan Hovhaness 生没年:1911-2000
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカの作曲家。父はアルメニア人,母はスコットランド人。ニューイングランド音楽院で学び,1942年にはバークシャー音楽センターでB.マルティヌ…
いり‐がら【煎殻・炒殻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 細かく切った鯨の肉を煎り、油を取って干した食品。ころ。[初出の実例]「久しぶりでの酒事、むかしに易(かは)りてわびたる命、いりがら…
くじら‐ろう(くぢらラフ)【鯨蝋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 マッコウクジラの頭部または脂肉の脂肪を冷やして、油分を取り除いた結晶性の蝋。ろうそくなどをつくる。鯨脳油(げいのうゆ)。げいろう。…
すみ‐やり【墨遣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 日本髪で髱(たぼ)を張り出すための道具。たぼさし。つとさし。[初出の実例]「『賢女心化粧』に〈略〉嫁の髪みるに髪の中に鯨の墨遣を二三…
キトール キトール kitol
- 化学辞典 第2版
- C40H60O2(572.90).鯨肝油の不けん化物中に含まれるレチナールの二量体.分子蒸留,クロマトグラフィーなどを経て2種類の異性体キトールAとキトールB…
【万銭】ばんせん
- 普及版 字通
- 多くの銭。唐・杜甫〔飲中八仙歌〕詩 左相(李適之)、日興に錢を費やす 飮むこと長鯨の百川をふが如し 杯を銜(ふく)み(清酒)を樂しんで、賢(…
もぐる【潜る】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- &fRoman1;❶〔水中に〕dive ((into [under] the water));submerge oneself ((in water))鯨は長時間潜っていられるThe whale can remain [stay] under…
いさなとりえことば〔いさなとりヱことば〕【勇魚取絵詞】
- デジタル大辞泉
- 江戸後期の書。国学者小山田与清おやまだともきよによる文政12年(1829)の跋ばつがあるが、著者未詳。天保3年(1832)刊。肥前国松浦郡生月いきつき…
山瀬春政 (やませ-はるまさ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代中期の本草家。稲生若水(いのう-じゃくすい)の門人で,紀伊(きい)和歌山の薬種商。日本沿海のクジラを研究し,宝暦10年(1760)わが国最古…
ニュー・ベッドフォード にゅーべっどふぉーど New Bedford
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカ合衆国、マサチューセッツ州南東部、バザード湾西の都市。人口9万3768(2000)。商工業の中心で、良港を有す。工業は多種にわたり、衣料、繊…
似頸村にたくびむら
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:南松浦郡新魚目町似頸村[現]新魚目町似首郷(にたくびごう)・丸尾郷(まるおごう)榎津(えのきづ)村の北に位置し、有川(ありかわ)浦…
山内豊信 (やまうち-とよしげ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1827-1872 幕末の大名。文政10年10月9日生まれ。山内豊著(とよあきら)の長男。山内豊惇(とよあつ)の養子となり,嘉永(かえい)元年土佐高知藩主山内…
ぼん‐しょう【梵鐘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 寺院の鐘楼につりさげ、撞木(しゅもく)で打ち鳴らす鐘。鯨鐘。釣鐘。梵鐘[初出の実例]「宝殿臨レ空構、梵鐘入レ風伝」(出典:懐風藻(751…
あぐり【網繰・揚繰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 「あぐりあみ(網繰網)」の略。[初出の実例]「享保一七年子七月あぐり被仰付金六十五両鯨舟二艘被下置」(出典:随筆・嬉遊笑覧(1830)…
こがた‐ほげい【小型捕鯨】
- デジタル大辞泉
- 小型のクジラをとること。また、小型の捕鯨船でクジラをとること。特に、国際捕鯨委員会(IWC)が規制する大型鯨類以外のクジラをとることをいう。→…
伊奈村いなむら
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:上県郡上県町伊奈村[現]上県町伊奈志多留(したる)村の南東に位置する。伊奈崎に囲まれて立地する南向きの村。北東に太田隈(おおたくま…
げい‐いん【鯨飲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鯨が水を飲むように、酒などを短時間に多量に飲むこと。牛飲。[初出の実例]「鯨飲自ら禁ずる能はず身を害ひ産を破るの輩」(出典:朝野新…
あわせ‐おび(あはせ‥)【合帯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 裏をつけた帯。腹合わせ帯。昼夜帯。鯨帯。[初出の実例]「打かけは町と屋敷を合せ帯、かるた結びの折目高」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1…
E. コシュ Erih Koš
- 20世紀西洋人名事典
- 1913 - ユーゴスラビアの小説家。 第二次大戦後外交畑、法曹界で活躍しながら、戦争を主題に鋭い風刺感覚のある作品を発表。「巨大なマック、ある…
鯨幕
- とっさの日本語便利帳
- 葬儀などの凶事に使う幔幕(まんまく)のこと。黒と白の布を一幅(ひとの)ごと交互に縫い合わせ、上部に黒布を横に渡した幕が、鯨の黒い皮と白い脂肪と…
ジョージ・エドワード・R. ディーコン George Edward Raven Deacon
- 20世紀西洋人名事典
- 1906.3.21 - 英国の海洋学者。 レスター生まれ。 1926年ロンドンのキングス・カレッジ卒業後、南極研究団に科学班として参加。南極における鯨の分…
サウスジョージア‐とう(‥タウ)【サウスジョージア島】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( サウスジョージアはSouth Georgia ) 南大西洋の南西部、南極大陸の沖合にある島。付近の海域には鯨が多く、かつて捕鯨の基地として利用された。イ…
大須浜おおすはま
- 日本歴史地名大系
- 宮城県:桃生郡雄勝町大須浜[現]雄勝町大須雄勝半島の東端、外洋に面する漁村で、南は熊沢(くまざわ)浜、東端は大須崎。大須上下のほか館森(た…
【汚】お(を)とく
- 普及版 字通
- 小さなどぶ。漢・賈誼〔屈原を弔ふ文〕彼の常の汚、豈に能く夫(か)の舟の魚を容れんや。江湖に(よこ)たふの鯨(せんげい)、固(もと)より將(まさ)に螻…
おうみじま【青海島】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 山口の日本酒。酒名は、長門市の沖に浮かぶ名勝「青海島」に由来。「上撰」と「清撰」がある普通酒。同蔵は大吟醸銘柄「鯨祭」、純米銘柄「一粒万倍…
メルヴィル Herman Merville
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1819~91アメリカの小説家,詩人。1841年,捕鯨船に乗り組んで南太平洋の島々をめぐり,南海の先住民の無垢(むく)な生活にふれて,堕落した欧米文明…
カワイルカ(河海豚)【カワイルカ】
- 百科事典マイペディア
- 河川や沿岸域に生息する吻(ふん)の長い原始的な鯨目カワイルカ科に属するハクジラの総称。この科の仲間には,ガンジスカワイルカ,インダスカワイル…
本松斎一甫(2代) (ほんしょうさい-いっぽ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1879 江戸後期-明治時代の華道家。2代本松斎一鯨(いっけい)に師事して遠州流華道をまなぶ。7代松養斎一伯をつぐ。初代一甫の没後,2代を名のった…
混合プレスハム こんごうプレスハム
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 畜肉または家禽肉の肉片を塩漬にしたものを主原料とし,これに塩漬にした魚肉 (鯨肉,その他魚類以外の水産動物の肉を含む) を加え,さらに調味料や…
ショートニング shortening oil
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 精製した動植物の油脂,硬化油 (大豆油,綿実油,牛脂,鯨硬化油,豚脂など) に 10~20%のガス (窒素ガス,炭酸ガス,空気) や乳化剤を含ませた可塑…
【鼓浪】ころう(らう)
- 普及版 字通
- 波をうつ。〔古今注、魚虫〕鯨魚は魚なり。大なる長さ千里、小なるも數十、一生に子を生む。~浪を鼓(う)てば雷をし、沫を(ふ)けば雨と爲る。~其の…
まえがみ‐だて〔まへがみ‐〕【前髪立て】
- デジタル大辞泉
- 1 男子が前髪を立てていること。元服前であること。また、その人。前髪立ち。「―の時分よりおそば近う召し仕はれ」〈浄・手習鑑〉2 前髪を高く張り…
太地(町) たいじ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 和歌山県南東部、熊野灘(くまのなだ)に面する東牟婁(ひがしむろ)郡の町。1925年(大正14)町制施行。JR紀勢本線(きのくに線)、国道42号が通じる。…
長泉寺ちようせんじ
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:平戸市津吉村長泉寺[現]平戸市前津吉町神上(かみあげ)集落の西手にある。徳雲山と号し、曹洞宗。本尊は十一面観音。永享二年(一四三〇…
ろう ろう / 蝋 wax
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一価アルコール(ときには二価アルコール)の脂肪酸エステルで、ワックスともいう。しかし名称では、習慣上、この化学的な区別に準拠しないものがあ…