「三国志」の検索結果

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【才分】さいぶん

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天分の才能。〔三国志、魏、楊俊伝〕俊、(曹丕)・臨(りんし)(曹植)の才の長ずるを竝論すと雖も、(た)だに據當するるのみならず、然れども臨はほ…

【試験】しけん

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実否を試みる。〔三国志、魏、済伝注に引く列異伝〕日に復(ま)たむ。曰く~侯(済、昌陵亭侯)氣彊(つよ)し。感悟しし。故に自ら母に訴ふ。願はくは…

つじ‐こうしゃく(‥カウシャク)【辻講釈】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「つじごうしゃく」とも ) 町の辻に立って軍談・講談などをして、往来の聴衆から銭をもらうこと。また、その人。大道講釈。辻読み。[初…

やまたい‐こく【邪馬台国/耶馬台国】

デジタル大辞泉
「三国志」の魏志倭人伝に記載される、3世紀ごろ日本にあった国。女王卑弥呼ひみこが統治。2世紀後半の倭の大乱では、諸国が卑弥呼を倭王として共立…

魏志倭人伝

防府市歴史用語集
3世紀に西晋[せいしん]の陳寿[ちんじゅ]が作った歴史書『三国志[さんごくし]』の一部です。魏志倭人伝というのは通称で、正式には『魏書東夷…

【筮】しぜい

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易の卜い。〔三国志、魏、臧洪伝注に引く九州春秋〕焦和、州の刺と爲る。是の時~巾寇暴す。和~群にし、用兵必ず利あらんことを求め、筮常にに陳(つ…

【贖罪】しよくざい

普及版 字通
罪をあがなう。〔三国志、呉、統伝〕統曰く、死に非ざれば、以て罪を謝する無しと。乃ち士卒を(そつれい)し、身、矢石に當り、攻むるの一面、時に應…

【呉下】ごか

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州のあたり。〔三国志、呉、呂伝注に引く江表伝〕初め孫、~に謂ひて曰く、~宜しく學問して以て自ら開すべしと。~後、魯肅~に(よぎ)りて言議し、…

へいわ‐ぼん【平話本】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 中国で、講釈師(説話人)の語り口で書いた通俗歴史小説。唐末におこり、宋代に盛んになった。評話ともいわれ、文中に講釈師の評論が挿入…

東夷 とうい

旺文社世界史事典 三訂版
古代中国人が東方の異民族を卑しんで呼んだ名称古く山東から江蘇北部の海岸地方にいた民族をさしたが,のち満州・朝鮮・日本などの各種民族の総称と…

【計校】けいこう(かう)

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はかりくらべる。〔三国志、呉、孫堅伝〕堅、~(袁)を見る。地に畫して計して曰く、出身してみざる以は、上は國家の爲にを討ち、下は將軍家門の私…

【脱漏】だつろう

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もれる。遺漏。南朝宋・裴松之〔三国志注を上(たてまつ)る表〕(陳)壽の書、銓敍(せんじよ)るべし。事多く審正、に游覽の囿、世の嘉なり。然れども…

【救済】きゆう(きう)さい

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すくう。〔三国志、呉、孫権伝〕世をらげ、黎庶(れいしよ)(民衆)を救濟せんことを思ふ。上はに答へ、下は民を慰めん。~將(まさ)に與(とも)に力を…

【魚貫】ぎよかん(くわん)

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魚が縦一列にならぶ形。〔三国志、魏、伝〕山高く谷深く、至つて艱險と爲す。~、氈(毛氈)を以て自ら裹(つつ)み、推轉して下る。將士は皆木を攀ぢ…

【侍立】じりつ

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侍して立つ。〔三国志、蜀、関羽伝〕先、二人(関羽・張飛)と寢ぬるときは、則ち牀を同じうし、恩兄弟の(ごと)し。稠人廣坐にも、侍立すること日、…

【朱墨】しゆぼく

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朱と黒と。書の批注などに二色を分用する。また、添削。〔三国志、魏、王粛伝注に引く魏略〕()善く老子を治め、老子の爲に訓を作る。左氏傳を善く…

【突前】とつぜん

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突進。〔三国志、蜀、馬超伝〕超、其の多力を(たの)み、陰(ひそ)かにして曹(操)を捉へんとす。曹の左右、~目を瞋(いか)らして之れを盻(み)る。超…

【蝗虫】こう(くわう)ちゆう

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いなご。〔三国志、魏、武帝紀〕(興平元年)太~自ら力(つと)めて軍を勞(ねぎら)ひ~(呂)布と相ひ守ること百餘日。蝗蟲りて、百姓大いに(う)う。…

【購求】こうきゆう(きう)

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金を出して求める。〔三国志、魏、武帝紀〕(鮑)信、力戰して死す。かにして之れ(黄巾の賊)を破る。信の喪(屍)を求するも得ず。衆乃ち~祭りて…

【根基】こんき

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基本。土台。〔三国志、魏、伝〕(諸)恪、新たに國を秉(と)り、に其のを無(な)みし、上下を撫(ぶじゆつ)して、以て根基を立つることを念はず。外事…

【戍】よう(えう)じゆ

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辺境の守備。〔三国志、魏、文帝紀注に引く魏書〕(黄初四年三月丙午の詔)且(しばら)く力役を休(や)め、戍を罷(や)め省し、士民を畜して、咸(ことご…

【擯圧】ひんあつ

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おしのける。〔三国志、蜀、卻正伝注に引く桓の新論〕臣の能く(琴を鼓して)悲しましむるのは、先に貴にして後に賤しく、昔富みて今しく、窮に擯壓…

ぎし‐わじんでん【魏志倭人伝】

精選版 日本国語大辞典
中国の正史「三国志」の「魏志(魏書)」にある「東夷伝‐倭」の条の通称。晉の陳寿撰。魚豢(ぎょけん)の「魏略」により、三世紀前半における耶馬台国…

【衆思】しゆうし

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多くの人の考え。〔三国志、蜀、和伝〕(諸)亮、~群下に與して曰く、夫(そ)れ參は、衆思を集め、忠を廣むるなり。~幼宰(和)、參七年、事至らざ…

【矢誓】しせい

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ちかう。〔三国志、蜀、諸亮伝〕(陳寿の上表)書咎(かうえう)の(ぼ)は、略にして、の誥は、煩にして悉(しつ)なり。何となれば則ち、咎は・禹と共に…

【口授】こうじゆ

普及版 字通
口ずから教える。〔三国志、魏、賈逵伝〕兒爲(た)りしより、戯弄するに、常に部伍を設く。、之れを異(あや)しみて曰く、汝(なんぢ)大ならば必ず將と…

【署名】しよめい

普及版 字通
文書に名を記し承認する。〔三国志、呉、孫伝〕()群司を召して議して曰く、少昏亂、以て大位に處(を)り、宗を承くべからず。~君し不同のらば、異…

【喪人】そう(さう)じん

普及版 字通
喪中の人。〔三国志、魏、東夷伝、倭人〕其の行來渡し、中國に詣(いた)るに、恆(つね)に一人をして、~衣垢汚、をらはず、人をづけず、喪人の如くせ…

【馮几】ひようき

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机にもたれる。また、脇息。〔三国志、魏、毛伝〕太(曹操)柳をらげ、るの物を班(わか)つ。特(た)だ素風・素馮几を以てに賜ふ。曰く、君、古人の風…

【卓偉】たくい(ゐ)

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すぐれる。〔三国志、呉、張温伝〕、實に心に他無し。~但だ年紀ほ少(わか)く、鎭重ほ淺し。而れども赫烈のを戴き、卓の才を體す。臧否(善悪)のを…

【攀縁】はんえん

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攀援。〔三国志、呉、吾粲伝〕天の大いに風ふくに値(あ)ひ、~或いは沒(ふくぼつ)沈す。其の大のほ存する、水中の生人皆攀號呼(がうこ)す。~粲(さん…

【米賊】べいぞく

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米盗人。五斗米道の貶称。〔三国志、魏、張魯伝〕(張魯の)陵、蜀に客となり、を鳴山中に學び、書を作して、以て百姓を惑はす。從つてを受くる、五…

【植緒】しよくしよ

普及版 字通
基礎を定める。〔三国志、蜀、楊戯伝〕(季漢輔臣賛)夫(そ)れ命世のは、身を樹(た)てを行ふこと、唯だ一時のみに非ず。亦た基を開きを植(た)つるに…

【推戴】すいたい

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主として仰ぐ。〔三国志、魏、曹爽伝〕初め爽、(司馬)宣王の年竝びに高きを以て、恆(つね)に之れに事し、敢て專行せず。(何)晏等が用せらるるに…

【成規】せいき

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前人の軌範。〔三国志、蜀、費姜維伝評〕は方整にして威重り、費は濟にして愛なり。咸(み)なの規を承け、因循(いんじゆん)して革(あらた)めず。是(こ…

【毀】しき

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そしる。〔三国志、呉、魯粛伝〕張昭、肅の下すること足らざるを非とし、頗(すこ)ぶる之れを毀して云ふ、肅、年少にして疎(そそ)、未だ用ふべからず…

【持質】じ(ぢ)ち

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人質を取って要求する。〔三国志、魏、夏侯惇伝〕乃ち令をはし、今より已後、質を持するらば、皆當(まさ)に(あは)せつべし。質をみること勿(なか)れ…

【走舸】そうか

普及版 字通
早船。〔三国志、呉、周瑜伝〕乃ち衝艦數十を取り、實(み)たすにを以てし、膏油もて其の中に(そそ)ぎ、裹(つつ)むに帷を以てす。~豫(あらかじ)め走…

【豪】しゆうごう(しうがう)

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蛮族の首領。〔三国志、魏、武帝紀〕三郡の烏丸、天下の亂を承け、幽州を破り、民合せて十餘を略す。袁紹、皆其の豪を立てて單于(ぜんう)と爲し、家…

【給済】きゆう(きふ)さい

普及版 字通
物を与えて救う。〔三国志、呉、全伝〕是の時、中州の士人、亂をけて南し、に依りて居る、百を以て數ふ。、家を傾けて給濟し、無を與共(とも)にす。…

【困敗】こんぱい

普及版 字通
苦しみ敗れる。〔三国志、魏、伝〕高、關中を保ち、光武、河に據る。~みては以てにつに足り、きては以て守を堅くするに足る。故に困敗りと雖も、(つ…

【言笑】げんしよう(せう)

普及版 字通
楽しく語り笑う。〔三国志、蜀、関羽伝〕時に、(まさ)に將にひ、飮相ひ對す。臂の血離し、盤に盈(み)つ。而して炙(しや)(あぶり肉)をき酒を引き、…

【関渉】かんしよう(くわんせふ)

普及版 字通
そのことにかかわる。〔三国志、魏、公孫淵伝注に引く魏名臣奏〕(弘(そうこう))少(わか)くして學問を好み、く書記にじ、關する多し。口に論するこ…

【】ききん

普及版 字通
すきをうかがう。〔三国志、魏、華伝〕是(ここ)を以て兵を(しめ)して以て其のを(うかが)ふ。(も)し天時未だ至らずんば、武も師をせり。乃ち事の鑑な…

張昭 ちょうしょう (156―236)

日本大百科全書(ニッポニカ)
中国、三国呉(ご)の官僚。字(あざな)は子布(しふ)。彭城(ほうじょう)郡(江蘇(こうそ)省徐州(じょしゅう)市)の人。戦乱を避けて、江東(こうとう)に…

【嗤】しがい

普及版 字通
あざ笑う。〔三国志、呉、三嗣主、孫休伝、裴松之注〕休、令の犯しきを欲し、~無況の字をり、不典のを制す。誥に脩にひ、嗤を後代に垂る。亦た異な…

【展叙】てんじよ

普及版 字通
のべる。〔三国志、蜀、許靖伝注に引く魏略〕(王朗の許文休に与ふる書)休足下、~豈に(おも)はんや、三十餘年相ひ見(まみ)ゆる無きのを却せんとは…

【駆策】くさく

普及版 字通
鞭うつ。人を使う。〔三国志、魏、済伝〕當今石の士少なしと雖も、行ひ一州にせられ、智一官に效あり、忠信命を竭(つく)し、各其のを奉ずるに至りて…

【督】とうとく

普及版 字通
ただし取り締まる。〔三国志、蜀、先主伝〕先、に上言して曰く、臣、臣の才を以て上將の任を(にな)ひ、三軍を督して、辭を外に奉ずるも、寇(こうなん…

【童男】どうだん・どうなん

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男の子。〔三国志、呉、呉主伝〕長老傳へて言ふ、秦の始皇、方士徐をはし、男女數千人を將(ひき)ゐてに入り、の山び仙を求めしむ。此の州(亶洲)に…

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