「三国志」の検索結果

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【諮議】しぎ

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ことをはかる。〔三国志、魏、田疇伝〕安十二年、太(曹操)、北のかた烏丸を征し、未だ至らず。先づをはして疇を辟(め)す。~にに隨ひて軍に到る。…

【七縦】しちしよう

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七たびゆるす。〔三国志、蜀、諸亮伝に引く漢晋春秋〕亮笑ひて(孟獲を)縱(はな)ち、(あらた)め戰はしむ。七縱七擒(しちきん)す。~曰く、は天威な…

【人】しゆう(しう)じん

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布令木鐸の官。また、采詩の官。〔三国志、蜀、卻正伝〕(釈)譬(たと)へば人の(民謡を)市閭(しりよ)にるり、游の疆に吟詠するがごとし。庶(ねがわ…

【蚩辱】しじよく

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笑い辱める。〔三国志、呉、呂伝〕時に()當の、の年小なるを以て之れを輕んじ~蚩辱す。大いに怒り、刀を引いてをし、出でて走り、~自首す。~(…

【星行】せいこう(かう)

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星を戴いて行く。〔三国志、魏、三少帝、高貴郷公髦伝〕(甘露二年詔)玄郡高顯縣の民、反す。長の煕(ていき)、のすと爲る。民王、煕の喪を擔して、…

【禄祚】ろくそ

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しあわせ。〔三国志、呉、呉主伝〕(劉)、人に語りて曰く、吾(われ)孫氏の兄弟をるに、各才秀でなりと雖も、然れども皆祿祚へず。惟だ中弟孝(権)…

こう‐わ(カウ‥)【講話】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ある題目について、集まった多くの人にわかりやすく説き聞かすこと。また、その話や文章。講説。[初出の実例]「僕は日本支那の歴史や別け…

せっ‐けい【雪景】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 雪げしき。雪のある風景。[初出の実例]「三国志に在る臥龍岡の雪景(セッケイ)…、アア孔明も玄徳に逢はねば南陽の一匹夫だ」(出典:花間鶯…

【坐談】ざだん

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対談。また、むだ話。〔三国志、魏、郭嘉伝〕太(武帝)將(まさ)に袁~を征せんとす。下多く劉表の~許をはん~ことを懼る。嘉曰く、~表は坐談の客…

【撫安】ぶあん

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安撫。安んずる。〔三国志、魏、賈伝〕(賈)(かく)諫めて曰く、~(も)し楚の饒(ゆた)かなるに乘じ、以て士をし、百姓を撫安し、安土樂業せしめば、…

【平議】へいぎ

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公平に論断する。〔三国志、魏、鍾伝〕初め太、令を下し、死刑の宮すべきを議せしむ。(鍾)以爲(おも)へらく、~刑~以て死刑に代へんと。~詔して…

【能臣】のうしん

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役立つ臣。〔三国志、魏、武帝紀注に引く孫盛異同雑語〕太(武帝)~嘗(かつ)て許子將(劭)に問ふ。我は何如(いか)なる人ぞと。子將答へず。固く之…

【髣髴】ほう(はう)ふつ

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ほのかに。また、さながら。〔三国志、蜀、諸亮伝注に引く漢晋春秋〕(後の出師の表)曹操の智計は、人に殊す。其の兵を用ふるや、孫に髣髴たり。然…

【贈】ぞうぼう(ばう)

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車馬衣服の類を贈って、葬事を助ける。〔三国志、魏、管寧伝〕年十六にしてを喪(うしな)ふ。中表(内外の親戚)其のなるを愍(あは)れみ、咸(ことごと…

【疲困】ひこん

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つかれくるしむ。〔三国志、蜀、法正伝〕(劉に与ふる牋)計るに州の仰ぐは惟だ蜀のみ。蜀も亦た破壞せられて、三して二を(うしな)ふ。民疲困し、亂…

【燎祭】りよう(れう)さい

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柴をやいて天地山川を祭る。〔三国志、魏、文帝紀〕王、壇に升りて(そ)(正位)に(つ)き、百官陪位す。事訖(をは)り、壇をり、燎をて禮をして反る。…

三國志11

デジタル大辞泉プラス
コーエー(現・コーエーテクモゲームス)が販売するゲームソフト。歴史シミュレーションゲーム。2006年にパソコン用が発売、同年9月にプレイステーシ…

【録】てつろく

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えらび記録する。〔三国志、魏、高堂隆伝〕夫(そ)れ皇天親無し、惟だを是れ輔(たす)く。~下に怨れば、して能に授く。此れに由りて之れをれば、天下…

【倒】とう(たう)し

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くつを逆にはく。あわてる。〔三国志、魏、王粲伝〕時に()、才學顯、に貴重せられ、~客坐に盈(み)つ。(王)粲の門に在るを聞き、倒して之れをふ…

【早成】そう(さう)せい

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早くおとなびる。夙成。〔三国志、蜀、諸瞻伝〕(諸)亮~兄瑾(きん)に與ふる書に曰く、瞻(せん)、今已(すで)に、(そうけい)愛すべきも、其の早を(い…

【死狗】しく

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人を罵る語。〔三国志、魏、三少帝、斉王芳紀〕(恪)、汝を活かさんと欲す。汝(つぶ)さにすべしと。(劉)整、罵りて曰く、死狗、此れ何の言ぞ。我…

【救助】きゆう(きう)じよ

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たすける。〔三国志、蜀、費詩伝〕(孟)、(諸)亮の書を得て、數(しばしば)相ひし、辭、魏にかんと欲す。魏、司馬宣王をはして之れを征せしめ、ち…

【京観】けいかん(くわん)

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戦場の遺棄屍体を塗りこんだアーチ状の門。〔三国志、魏、三少常、高貴郷公髦紀〕古(いにしへ)、に克つときは、其の屍を收めて、以て京を爲(つく)る…

【裁制】さいせい

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作る。定める。また、おさえる。〔三国志、蜀、姜維伝〕維、自ら西方の風俗に(なら)へるを以て、ねて其の才武を(たの)み、~(つね)に軍を興して大擧…

【抗音】こう(かう)おん

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声をはりあげる。〔三国志、呉、孫峻伝注に引く呉書〕初め(留)贊、將と爲り、に臨むに必ず先づ被髮して天にび、因りてを抗(あ)げて歌ひ、左右之れ…

【讌笑】えんしよう(せう)

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たのしみ笑う。〔三国志、魏、三少帝、斉王芳紀、注に引く魏書〕(小優郭)懷・(袁)信等をして、(広望)下に於て東の妖を作(な)さしめ、嬉(きせつ…

【弄】ちよう(てう)ろう

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あざけりなぶる。〔三国志、呉、曜伝〕(孫)晧、宴するに、日を(を)へざる無し。~酒後に於て、侍臣をしてを折せしめ、弄克(しんこく)し、私短を發…

【殿下】でんか

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諸侯貴族の尊称。〔三国志、魏、伝〕初め太子未だ定まらず。臨侯植、り、丁儀等竝(み)な其の美を贊す。太(曹操)に問ふ。對(こた)へて曰く、庶を以…

【並駆】へいく

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並んで馬を走らせる。〔三国志、蜀、関羽伝〕(諸亮の羽に与ふる書)孟(馬超)~黥(布)・彭(越)の徒、當(まさ)に(張飛)と竝び驅けて先を爭ふ…

【深重】しんちよう

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慎重。〔三国志、魏、伝〕初め太子未だ定まらず、而して臨(りんし)侯(曹)植、り。~太(操)、(ぎよう)に問ふ。對(こた)へて曰く、庶を以て宗に代…

【扇動】せんどう

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あおりたてる。〔三国志、蜀、許靖伝〕(曹操に与ふる書)袁の、命に方(さから)ひ族を(やぶ)り、群を動し、津塗(しんと)四塞するにられ、心を北風に…

【傲逸】ごう(がう)いつ

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おごり、ほしいままにする。〔三国志、魏、伝注に引く平原衡伝〕(衡(でいこう))才を恃みて傲、臧否(ざうひ)(批判)すること差(はげしい)、己に…

【禽縦】きんしよう

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とりこにし、はなつ。〔三国志、蜀、諸亮伝注に引く漢晋春秋〕亮笑ひて縱(はな)ち、(あらた)め戰はしめ、七縱七禽す。亮ほ(孟)を(はな)つ。止まり…

【旄鉞】ぼうえつ(ばうゑつ)

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旗と斧。軍中の指麾(しき)をとるのに用いる。〔三国志、蜀、諸亮伝〕臣、才を以て、叨(みだ)りに非據(ひきよ)(居るべからざる職)を竊(ぬす)み、親(…

おっ‐た・てる【押立】

精選版 日本国語大辞典
〘 他動詞 タ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]おった・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 ( 「おっ」は接頭語 ) 勢いよく立てる。また、建てる。[初出の実例…

【統摂】とうせつ

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すべ治める。〔三国志、蜀、張翼伝〕會(たまたま)せられ、當(まさ)にるべし。~曰く、~代人未だ至らず。~豈に黜(ちゆつたい)の故を以て、家の務め…

【撃】とう(たう)げき

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つきうつ。〔三国志、呉、吾粲伝〕天の大風に値(あ)ひ、或いは~沒(ふくぼつ)沈す。其の大のほ存するは、水中の生人、皆攀(はんえん)號呼(がうこ)す…

【慷慨】こう(かう)がい

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憤りなげく。〔三国志、魏、臧洪伝〕卓、をす。~洪乃ち壇に升り、槃(盤)を操(と)り血を歃(すす)りてひて曰く、~洪の辭氣慷、涕泣下す。其の言を…

【疲頓】ひとん

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つかれ苦しむ。〔三国志、魏、任城威王彰伝〕、北征し、郡の界に入る。~に乘じて北(に)ぐるをひ、桑乾に至る。~長將皆以爲(おも)へらく、新たにき…

【碑誄】ひるい

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碑文と誄。誄は追悼の文。〔三国志、魏、方技、管輅伝〕丘儉の下を(よぎ)り、樹に倚りて哀吟す。~人、其の故を問ふ。輅曰く、林木れりと雖も、形の…

【軍伍】ぐんご

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軍の隊列。〔三国志、呉、呉主伝注に引く呉歴〕(曹)(操)、舟仗、軍伍の整肅なるを見て、喟然としてじて曰く、子を生まば當(まさ)に孫仲謀(権)…

【快雨】かい(くわい)う

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はげしい雨。急雨。〔三国志、魏、方技、管輅伝〕輅曰く、今夕當(まさ)に雨ふるべしと。是の日暘燥、~坐に在るもの、咸(み)な然らずと謂ふ。鼓一中…

【占兆】せんちよう(てう)

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亀卜。〔三国志、魏、東夷伝、倭人〕其の俗、擧事行來に云爲(うんゐ)するれば、輒(すなは)ち骨をいて卜し、以て吉凶を占ふ。先づ卜するをぐ。其の辭…

【殿庭】でんてい

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御殿の庭。〔三国志、呉、呉範等伝注に引く洪の神仙伝〕仙人介象~殿中に於て方(はうかん)を作らしめ、水をみて之れに滿(みた)し、びに鉤(はり)を求…

【敗】はんぱい

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き敗れる。〔三国志、魏、劉伝〕蜀の將孟、衆をゐてる。~甚だ之れを愛す。~(えふ)以爲(おも)へらく、に得(手に入れたがる)の心り、才を恃(たの)…

【展驥】てんき

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驥足を伸ばす。才能を発揮する。〔三国志、蜀、統伝〕統、縣に在りて治あらず。~の將魯肅、先(劉備)に書をりて曰く、士元(はうしげん)は百里の才…

【輸作】しゆさく

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左遷。〔三国志、魏、劉伝注に引く典略〕太子(曹丕)、嘗(かつ)て學にひ、酒(たけなは)にして坐す。夫人氏(けんし)に命じ、出でて拜せしむ。坐中の…

【誤】ごびゆう(びう)

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まちがい。〔三国志、呉、曜伝〕(孫)晧、に其の書の垢せるを怪しみ、故(ことさら)に以てに詰(なじ)る。對へて曰く、囚、此の書を(つく)り、實に表…

【朝宴】ちよう(てう)えん

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朝廷の宴。〔三国志、魏、明帝紀注に引く王沈の魏書〕、生まれて數にして岐嶷(きぎ)のり。武皇之れを異(あや)しみ、~宴會同あるに、侍中臣と、竝び…

【魚水】ぎよすい

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水魚。親密な関係。〔三国志、蜀、諸亮伝〕是(ここ)に於て亮と好日に密なり。關・張飛等ばず。先之れを解いて曰く、(われ)の孔るは、ほ魚の水るがご…

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放射冷却

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