なか‐つ‐かみ【中津神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 豹(ひょう)の古名。陰陽道で、八将神のうちの豹尾神がその中央に位するところからいう。[初出の実例]「大仁小仁は豹(ナカツカミ)の尾(を)…
しん‐えい【神裔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「裔」は子孫の意 )① 神の子孫。神孫。[初出の実例]「我(われ)はるかに神裔をうけて天子のくらゐをふみ」(出典:保元物語(1220頃か)…
しん‐がん【神龕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「龕」は神仏を安置するものの意 ) ほこら。神殿。
しん‐ぎ【神技】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ふつうの人には考えられないきわめてすぐれたわざ。非凡な技術。かみわざ。[初出の実例]「広助、吉兵衛は三弦に於て、方に其神伎を騁す」…
じんき【神亀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 奈良時代、聖武天皇の代の年号。養老八年(七二四)二月四日、白亀が献上された祥瑞により改元。神亀六年(七二九)八月五日、天平(てんぴょう)と改…
しん‐きく【神麹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しんぎく」とも ) 米の麹(こうじ)からつくった餠。陰暦五月五日、六月六日または、夏の暑いころに、米の麹に、小麦粉・河原人参(かわ…
しん‐ご【神語】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 神のことば。神のお告げ。神託。[初出の実例]「詔曰、神語有レ言二大中臣一、而中臣朝臣清麻呂、両度任二神祇官一、供奉无レ失。是以賜…
じんしゅう(ジンシウ)【神秀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国、唐代の僧。北宗禅の祖。諡号(しごう)は大通禅師。河南尉氏の人。博識にして五祖弘忍の上座となり、武后・中宗・睿宗に礼遇され「三帝国師」と…
神号 しんごう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 本来の神名(じんめい)に対して、その神の性格によって加える称号をいう。尊崇の意による皇大神(おおみかみ)・大神(おおかみ)・明神(みょうじん)・菩…
神宗 しんそう (1048―1085)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、北宋(ほくそう)第6代の皇帝(在位1067~85)。姓名は趙頊(ちょうぎょく)。廟(びょう)号で神宗という。彼が即位したとき、宋は開国100年にさし…
うぶ‐がみ【産神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「うぶかみ」とも )① 出産の前後を通じて、妊婦や生児を見守ってくれると信仰される神。妊娠や安産に効があると信じられている神。また…
いど‐がみ(ゐど‥)【井戸神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 井戸にまつる水神。井戸を守る神。神道では、伊邪那岐神の第二四子、彌都波売神(みずはのめのかみ)を当てる。井戸替えの後で、この神の供…
かみ‐さ・る【神去】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 天皇など、高貴の人が死去する。崩御(ほうぎょ)する。薨去(こうきょ)する。かんさる。神上がる。[初出の実例]「伊弉冊尊…
かみ‐たたき【神叩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 繰り返し神に祈り願うこと。熱心に祈願すること。[初出の実例]「みつかきにきゐる水鶏や神たたき〈言聴〉」(出典:俳諧・玉海集(1656)…
かみ‐まいり(‥まゐり)【神参】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かみもうで(神詣)[初出の実例]「加様の神参りに、長道具は入らぬ物じゃが」(出典:虎寛本狂言・鞍馬参(室町末‐近世初))
かみ‐もの【神物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かみのう(神能)
かみ‐やく【神役】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 神霊が乗り移り、神意を人に伝える役目の人。尸童(よりまし)。② 神事に当たっての司祭者。当番制で祭りの世話をする役目。当屋(とうや)…
かみ‐よせ【神寄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神を招きよせて神託を聞くこと。神のお告げ、託宣(たくせん)のために、神おろしをすること。
かむ‐なめ【神嘗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒かんなめ(神嘗)
かむ‐はぶ・る【神葬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ⇒かんはぶる(神葬)
かみ‐いくさ【神軍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 神による戦い。神々の間の戦い。また、神の軍勢。[初出の実例]「神宗の二虜ををさめらるるは神(カミ)いくさの様な」(出典:両足院本山谷…
かみ‐いさめ【神慰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「いさめ」は、力づけなぐさめること ) 楽(がく)を奏して神の心をなぐさめること。神楽(かぐら)。[初出の実例]「しんくのいとの引つな…
かみ‐くち【神口】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神がかりになった巫女(みこ)が告げる神託。
かん‐し・む【神しむ】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 マ行上二段活用 〙 ( 古くは「かむしむ」と表記 ) 神としての本来の性質を現わす。神々(こうごう)しさを呈する。神さぶ。[初出の実例]「山…
かん‐とけ【神解】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かむとけ」と表記 ) =かみとけ(神解)[初出の実例]「是の秋、藤原内大臣の家に霹礰(カムトケ)せり」(出典:日本書紀(720)天智八…
かん‐がたり【神語】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 古くは「かむがたり」とも。「神語歌(かんがたりうた)」の略 ) 上代歌謡の一種。天語部(あまがたりべ)によって伝承された八千矛神(やち…
かん‐ざね【神実・主神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 古くは「かむざね」と表記 )① 神の正体。神の実体。神体。かみざね。[初出の実例]「此なる正身を書紀には主神とありてカムザネと訓り」…
かん‐はぶ・る【神葬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「かむはぶる」と表記。「はぶる」は、「ほうむる」 ) 神としてほうむる。貴人をほうむるのにいう。[初出の実例]「言(…
かん‐・ぶ【神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 ( 「かむぶ」と表記。「ぶ」は接尾語 ) こうごうしくなる。こうごうしく古びる。また、年老いたさまにもいう。かんさぶ。…
ぐぶ‐しん【供奉神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 貴い神に供奉する神。特に、天孫降臨の際、その護衛としてともに降りくだった三二柱の神。
バアル神(バアルしん) Baal
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- フェニキアを中心に古代シリア・パレスチナ地方で崇拝された神。嵐の神,豊穣の神であり,また「主」の意味を持つ。牝牛はその聖獣。出土した資料は…
アマルナ文書 あまるなもんじょ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- エジプト、カイロの南約312キロメートルにある、第18王朝のアメンヘテプ4世(イクナートン)の都アケト・アテン(アテンの地平線。今日のテル・エル…
シアメン〈厦門〉
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- (中国) Xiamen (((w) Hsia-men));〔アモイ〕Amoy
アモン(Amon)
- デジタル大辞泉
- 古代エジプトで最も広く崇拝された神。テーベの守護神でもあり、しばしば太陽神ラーと結合してアモンラーとよばれる。アメン。アンモン。[補説]古代…
しぜん‐しん【自然神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自然の事物や自然の力を崇拝して神格化したもの。[初出の実例]「左れど余は人性自然神を信ぜんと欲する欽慕の情ありと思ふなり」(出典:…
しぞく‐しん【氏族神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神としてまつられた氏族の祖先、功労者など、氏族の守護神。氏神(うじがみ)。
花神
- デジタル大辞泉プラス
- ①司馬遼太郎の長編小説。1972年刊行。日本陸軍の創始者、大村益次郎の生涯を描く歴史小説。②①を原作とした1977年放映のNHKの大河ドラマ。近代日本の…
いもがみ【いも神】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 鹿児島の芋焼酎。米麹と麦麹を併用して仕込むのが特徴。常圧蒸留し、2年間熟成させたあとに瓶詰する。仕込み水は紫尾山系の伏流水。原料はコガネセン…
かみにごり【神にごり】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 鹿児島の芋焼酎。創業時から使用されている古甕を用いて仕込む。無ろ過原酒。仕込み水は紫尾山系の伏流水。原料はさつま芋、米麹。アルコール度数39…
オオクワノ神
- デジタル大辞泉プラス
- レベルファイブによるゲームソフト、またそこから派生したテレビアニメや玩具のシリーズ『妖怪ウォッチ』に登場する妖怪。イサマシ族、サイズ192セン…
しん‐き【神亀】
- デジタル大辞泉
- 瑞兆ずいちょうの印とされる不思議な亀。じんき。
しんぷうれん【神風連】
- デジタル大辞泉
- 《「じんぷうれん」とも》太田黒伴雄おおたぐろともおらを中心に、保守派の旧士族で結成された政治団体。復古主義を唱え、神風連の乱を起こした。敬…
ひだる‐がみ【×饑神】
- デジタル大辞泉
- 憑つき物の一種。多く山路を歩く者がとりつかれ、急に空腹を覚えて動けなくなってしまうという。西日本に多く伝えられる。
ひかる‐かみ【光る神】
- デジタル大辞泉
- 雷。雷神。「鳴る神」に対して電光のほうを重くいう。「―鳴りはた少女携はり共にあらむと」〈万・四二三六〉[補説]一説に、雷がなりはためく意から、…
ほ‐くら【▽神▽庫/▽宝倉】
- デジタル大辞泉
- 《「ほ」は「秀」の意》1 神宝を納めておくくら。「―高しといへども、われよく―のために梯はしを造たてむ」〈垂仁紀〉2 小さな神殿。ほこら。「稲…
へび‐がみ【蛇神】
- デジタル大辞泉
- 蛇の霊威をおそれ、蛇を神格化したもの。
まが‐かみ【▽禍神】
- デジタル大辞泉
- 災いをなす神。邪神。悪神。
ほうそう‐がみ〔ハウサウ‐〕【×疱×瘡神】
- デジタル大辞泉
- 1 祈ると疱瘡を免れたり、軽減してくれたりするとされた神。2 疱瘡をもたらすという悪神。
さほ‐がみ【佐保神】
- デジタル大辞泉
- 「佐保姫さほひめ」に同じ。
しん‐き【神機】
- デジタル大辞泉
- 神秘な働き。非常にすぐれた機略。「神機縦横」