せん‐たい【先体】
- デジタル大辞泉
- 多くの動物の、精子の頭部先端にある小器官。卵表面に接着させる働きをする。
たい‐さばき【体×捌き】
- デジタル大辞泉
- 柔道・剣道などで、相手を制しながら巧みにからだを移動・変化させること。
たい‐せつ【体節】
- デジタル大辞泉
- 動物体の頭から尾にかけて周期的に繰り返される構造単位。環形動物・節足動物に典型的にみられ、各体節の中に一つまたは数個の器官が反復して存在す…
たい‐どく【体読】
- デジタル大辞泉
- 文字面に表れた意味だけでなく、その奥にある真意を読み取ること。⇔色読しきどく。
たい‐ひょう〔‐ヘウ〕【体表】
- デジタル大辞泉
- からだの表面。
すいしょう‐たい〔スイシヤウ‐〕【水晶体】
- デジタル大辞泉
- 眼球内の前方にあり、外からの光線を屈折して網膜上に像を結ばせる器官。透明なレンズ状をなす。
しき‐たい【色体】
- デジタル大辞泉
- 仏語。物質的なもの。
たい‐おとし【体落(と)し】
- デジタル大辞泉
- 柔道の投げ技の一。相手を前隅すみに崩し、踏み込んだ足を支点とし、両手で前下に強く引き落とす技。
たい‐れん【体練/体錬】
- デジタル大辞泉
- からだを鍛練すること。
だえん‐たい〔ダヱン‐〕【×楕円体】
- デジタル大辞泉
- 楕円面によって囲まれている立体。
たい‐な【体菜】
- デジタル大辞泉
- ⇒たいさい(体菜)
どん‐たい【鈍体】
- デジタル大辞泉
- 鋭い刃や尖った先端をもたない物体の総称。法医学の用語。
えんすい‐たい〔ヱンスイ‐〕【円×錐体】
- デジタル大辞泉
- 1 ⇒円錐2 ⇒錐状体すいじょうたい
てい‐たい【堤体】
- デジタル大辞泉
- ダムや堤防の本体。
ひょうたい【氷体】
- デジタル大辞泉
- ある範囲に連続してまとまって分布する氷の塊。厳密な定義はないが、一般に降り積もった雪が固まった万年雪などをさす。重力によって流動する場合は…
ゆうしょく‐たい〔イウシヨク‐〕【有色体】
- デジタル大辞泉
- 植物の果実・花びら・根や黄化した葉などに含まれる色素体。多量のカロテノイド色素を含み、葉緑素は含まない。雑色体。
こか‐たい〔コクワ‐〕【固化体】
- デジタル大辞泉
- ガラスやセメントでさまざまな物質を固化したもの。または物質自体を燃焼・溶融・冷却して固化したもの。飛散・溶解すると環境や人体に影響を与える…
ラセミ‐たい【ラセミ体】
- デジタル大辞泉
- 《racemic body》化学構造が鏡像の関係にある一対の光学異性体を等量混合した物質。光学活性は失われ、旋光性を示さない。
躯体
- 不動産用語辞典
- 床や壁、梁など建物の構造を支える骨組のことを「躯体」といいます。
前駆体 ぜんくたい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ある特定の物質よりも反応段階的に前に位置する物質のこと。プレカーサーprecursorともいう。酵素やタンパク質、あるいはホルモンなどには、活性をも…
中心体 ちゅうしんたい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 動物細胞の分裂期において、分裂装置(星状体と紡錘体よりなる)の形成中心となる顆粒(かりゅう)状構造体をいう。有糸分裂に重要な働きをするので、…
多核体 (たかくたい) coenocyte apocyte
- 改訂新版 世界大百科事典
- 生物体を構成している細胞が2個以上の核をもつ多核細胞であるもの。個体全部が多核の細胞でできている場合と,個体のうちの特定の部分が多核体となる…
ケトン体 (ケトンたい) ketone body
- 改訂新版 世界大百科事典
- アセト酢酸,D-3-ヒドロキシ酪酸およびアセトンの三つを総称してケトン体またはアセトン体acetone bodyという。脂肪酸酸化により生じたアセチルCoAは…
黒体 (こくたい) black body
- 改訂新版 世界大百科事典
- それに当たるあらゆる放射(光)を完全に吸収してしまう仮想上の物体。熱放射に関するキルヒホフの法則を証明するための思考実験に当たり,1860年にG…
たい‐さいぼう(‥サイバウ)【体細胞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 生物体を構成する細胞のうち、生殖細胞を除いた他の細胞の総称。個体の生活を維持し、生殖系統を保護する、一般に染色体は2nを示す。[…
たい‐さばき【体捌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 相撲、柔道などで相手の動きに合わせて回りこんだり、相手を引き付けたりして自分のペースに引き込み、相手を制する体の変化、移動など…
たい‐じゅんかん(‥ジュンクヮン)【体循環】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 肺循環(小循環)以外の血液の循環およびその経路。ヒトでは心臓の左心室から大動脈を経て体の各部の毛細血管へ至り、ガス交換などを行な…
たいでん‐たい【帯電体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 電気を帯びている物体。〔現代術語辞典(1931)〕
たい‐かい【体解】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中国古代の酷刑で、体をばらばらにして殺害すること。〔史記‐秦本紀〕② 解剖すること。解体。
たい‐れい【体例】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 物事の全般とその細則。[初出の実例]「依二日来体例一、収二供帳銭物一」(出典:永平道元禅師清規(13C中)知事清規)[その他の文献]…
そく‐たい【則体・即体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① からだ。身柄。[初出の実例]「彼小太郎悪行先代未聞沙汰也。可レ打二進則躰一之由、仰付之事」(出典:大乗院寺社雑事記‐長祿四年(1460…
がん‐たい【岩体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地殻内で連続して一体となっている岩石。
せいちょう‐たい(セイテウ‥)【清朝体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =せいちょうかつじ(清朝活字)〔最新百科社会語辞典(1932)〕
ちょうおん‐たい(テウオン‥)【調音体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 音声学で、〔 s 〕〔 k 〕などの調音における舌のように、ある音の調音を行なう自由に動く音声器官。調音者。
とう‐たい(タウ‥)【当体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「とうだい」とも )① そのままの本性。そのあるがままの本性。本来は仏教で用いた語。[初出の実例]「此十名亦可二当体為一レ称」(出典…
だんせい‐たい【弾性体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 弾性をもつ物体。固体は弾性限界内ではすべて弾性体である。また、特にゴムのように弾性を示す限界の大きなものをいう場合もある。〔自然…
とうめい‐たい【透明体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 光をよく通す物体。空気、水、ガラスなど。また、特定の波長の光は通し、他の波長の光は吸収する場合、たとえば赤の光に対しては透明体、…
ぶんご‐たい【文語体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文語②で書かれる文章の形式。活用や助詞・助動詞の用法に口語体と異なった特色がある。普通文を主とし、書簡文(候文)の形式を除くこと…
べんれい‐たい【駢儷体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国の漢・魏・六朝に行なわれた文体。四字と六字からなる対句を多用する。平安時代には、この文体を多く使用した。四六文(しろくぶん)。…
てい‐たい【定体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 安定した存在。一定の、さだまった形やきまり。[初出の実例]「本自此身無二定躰一、浮雲縁底慕二浮名一」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃…
かっしょく‐たい【褐色体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 褐藻(かっそう)植物、珪藻(けいそう)植物などの細胞に含まれる葉緑体。葉緑素のほかに褐色の色素のフコキサンチン(褐藻素)などを含み褐…
じっ‐てい【十体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「てい」は「体」の漢音 )① ⇒じったい(十体)② 和歌のすぐれた一〇種類の型。詠み口や美的内容から一〇種に分類したもの。(イ) 藤原浜…
しゅう‐てい【宗体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「てい」は「体」の漢音 ) =しゅうたい(宗体)①[初出の実例]「放下僧とはいづれの祖師前仏は何と御つたへ候ぞ。しうていが承りたう候…
しょ‐たい【所体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「たい」は「体」の呉音 ) =しょてい(所体)[初出の実例]「同法皇御二坐白川殿一。元日拝礼。為二織戸中門一。御所体凡卑」(出典:古…
しょ‐てい【諸体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いろいろの風体(ふうてい)。もろもろの姿・様式。しょたい。[初出の実例]「既連二章句一、漸整二文字一、分二風賦比興雅頌之六義一、呈二…
きょうかしょ‐たい(ケウクヮ‥)【教科書体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 活字の書体の一種。おもに小学校の教科書で使われている楷書の筆写体に近いもの。〔造本と印刷(1948)〕
つい‐たい【椎体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 椎骨の中央部にある円柱状の部分。〔生物学語彙(1884)〕
ちゅうしん‐たい【中心体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 細胞内小器官の一つ。細胞分裂のさい、二つに分かれて細胞の両極に行き、これを中心として染色体群が移動するので細胞分裂の中心的な役割…
ゆうげん‐たい(イウゲン‥)【幽玄体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ゆうげんてい(幽玄体)
みょう‐たい(ミャウ‥)【名体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。名称と本体。名前とその名前がつけられるもの。〔法華義疏(7C前)〕