「アショーカ王」の検索結果

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アショーカ王石柱【アショーカおうせきちゅう】

百科事典マイペディア
アショーカ王が北インド各地の仏教聖地に建てた記念石柱。ネパール国境に近いラウリヤー・ナンダンガリの石柱が原形をとどめるが,部分的には30ぐら…

カローシュティー文字 カローシュティーもじ Kharoṣṭhī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代インドで用いられた文字の一つ。音節文字で,252字から成る。アケメネス朝ペルシアで用いられた北セム系のアラム文字が,ペルシアの支配下におか…

インド博物館 インドはくぶつかん Indian Museum, Kolkata(Calcutta)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド,コルカタ (カルカッタ) のチョーリンギー通りに面して建つインド最古 (1814設立) の博物館。ラームプルバー出土のアショーカ王石柱柱頭,パ…

ブラーフミー文字【ブラーフミーもじ】

百科事典マイペディア
カローシュティー文字とならび,古代インドで前300年ごろ使われた文字の一つ。起源については,インド固有のものとみる説もあるが,最近ではセム系説…

サールナート

百科事典マイペディア
インド北東部,ウッタル・プラデーシュ州にある仏跡地。釈迦が初めて仏法を説いた鹿野苑(ろくやおん)に当たる。仏塔や僧院が多く造営され,四大仏跡…

カシミール Kashmīr

旺文社世界史事典 三訂版
インド北西部,パキスタン・中国と国境を接する地域。英語ではカシミア中心都市はスリナガル(吉祥天の都の意)。アショーカ王時代に仏教が伝わり,…

律(仏教)【りつ】

百科事典マイペディア
サンスクリットのビナヤvinayaの訳。毘奈耶と音写。僧尼の守るべき生活規律で,罰則を伴う他律的なもの。また律を記録した文献もいう。最古の文献は…

利生塔 りしょうとう

山川 日本史小辞典 改訂新版
足利尊氏・直義(ただよし)兄弟が後醍醐天皇をはじめとする元弘以来の戦没者の慰霊と平和を祈願して建立した塔。一国ごとに寺(安国寺)と塔が設けられ…

マスキ遺跡 マスキいせき Maski

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド南部,カルナータカ州にある遺跡。 19世紀より知られ,アショーカ王の法勅も発見されていたが,本格的には 1954年にインド考古局により調査さ…

ブラーフミー文字 (ブラーフミーもじ) Brāhmī

改訂新版 世界大百科事典
古代インドの文字。アショーカ王碑文はこの文字で刻まれている。グプタ朝期には地域差が現れ,6世紀にかけてそれが明確となり,南北両系に分かれた。…

シャーバーズ・ガリー Shāhbāz Gaṛhī

改訂新版 世界大百科事典
パキスタンの北西辺境州,ペシャーワルの北東約70kmにある村で,古代の通商路上の要衝として栄えた。A.フーシェは玄奘の《大唐西域記》に記される跋…

プラークリット語【プラークリットご】

百科事典マイペディア
インド・ヨーロッパ語族のインド語派に属する中期インド語の総称。雅語としてのサンスクリット(梵(ぼん)語)に対する自然な民衆の言語。パーリ語の…

パーンディヤ朝 パーンディヤちょう Pāṇḍya

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代南インドの王朝。アショーカ王刻文によって前3世紀頃,「パーンディヤ人」がインド南端部で独立国をつくっていたことがわかっている。2~3世紀に…

南方仏教 なんぽうぶっきょう

山川 日本史小辞典 改訂新版
南伝仏教とも。仏教用語としてのパーリ語を共有することから,パーリ仏教ともいう。北伝仏教に対する。アショーカ王(阿育王)以後,スリランカ,ミャ…

仏典結集 ぶってんけつじゅう samīti

旺文社世界史事典 三訂版
仏教経典の整理統一事業古代インドにおいては記録を文字ではなく人々の記憶に頼っていたため,釈迦の死後,遺法の散逸や異説の発生を防ぐため,弟子…

アショーカノキ

改訂新版 世界大百科事典
→ムユウジュ

カロシュティー文字(カロシュティーもじ) Kharoṣṭhī

山川 世界史小辞典 改訂新版
西北インドから中央アジアにかけてガンダーラ語(中期インド語)を写すのに用いられた文字。その名はサンスクリット語で,驢唇(ろしん)(ロバの唇)を意…

マウリヤ朝 マウリヤちょう Maurya

旺文社世界史事典 三訂版
前317ごろ〜前180ごろ古代インド最初の統一王朝マガダ国最大の王朝。創立者はチャンドラグプタで,アレクサンドロス大王の遠征軍を追いはらってナン…

アショーカ王石柱 (アショーカおうせきちゅう)

改訂新版 世界大百科事典
インドのマウリヤ朝第3代のアショーカ王が,全インドをほぼ統一した即位8年以後に北インドの要地や仏教聖地に建てた石柱。ベナレス(ワーラーナシー…

マヒンダ Mahinda

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インドのアショーカ王の子。摩ひん陀と音写する。前3世紀頃在世。マヒンダはパーリ仏典に現れる名で,サンスクリット語ではマヘーンドラ Mahēndra。…

ササラーム Sasarām

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド北東部,ビハール州西部の町。ロータス県の行政庁所在地。パトナの南西約 145km,カイマール台地の末端に位置し,北方にはガンジス川流域平野…

あしょーかおうほうちょく【アショーカ王法勅】

改訂新版 世界大百科事典

バラーバル丘石窟 バラーバルきゅうせっくつ Barābar Caves

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド,ビハール州ガヤー北方のバラーバル丘にある石窟群。前3世紀中葉に開掘された4つの石窟が著名。カルナ・カウハル窟,スダーマ窟,ローマス・…

アショーカ

百科事典マイペディア
インド,マウリヤ朝第3代の王(在位,前268年ころ―前232年ころ,異説あり)。漢字では阿育。インドの南端を除いて,集権的統一国家を建設した。仏教…

ビディシャ Vidisha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古称ビールサ Bhīlsa。インド中部,マディヤプラデーシュ州中西部の古都。ビンディア山脈北西麓,ボパール北東約 35kmに位置し,ベトワ川にのぞむ。…

カリンガ Kaliṅga

山川 世界史小辞典 改訂新版
インドのオリッサの海岸地方の古名。前3世紀にアショーカは激しい戦争ののち,この地方を占領した。前1世紀にカーラヴェーラ王が出現したが,その後…

サールナート Sārnāth

改訂新版 世界大百科事典
北インドのワーラーナシーの北6kmにあり,釈迦が初めて説法した聖地として四大仏跡の一つに数えられている。漢訳仏典では鹿野苑(ろくやおん)。発掘…

アショーカ Aśoka

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド,マウリヤ朝第3代の王 (在位前 268頃~232頃) 。漢訳仏典の阿育王。兄弟を殺して父王ビンドゥサーラの跡を継いだといわれる。祖父チャンドラ…

アショーカ Aśoka 阿育(あいく)王

山川 世界史小辞典 改訂新版
生没年不詳(在位前268~前232頃)古代インド,マウリヤ朝第3代の王。父王から継承した領土に加え,即位9年目にカリンガを征服して,半島南端部を除く…

マウリヤ朝(マウリヤちょう) Maurya

山川 世界史小辞典 改訂新版
前321~前181頃古代インド最初の統一帝国。チャンドラグプタがナンダ朝を滅ぼして創始した。最盛期である第3代のアショーカの時代には,最南端を除く…

ブッダガヤー大精舎 ブッダガヤーだいしょうじゃ Buddh Gayā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インドのブッダガヤーにある仏跡。釈迦が悟りを開いたというゆかりの地に,前3世紀アショーカ王が菩提樹をまつる小精舎を建立したのに始まる。5世紀…

ナコンパトム Nakhon Pathom

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
タイ西部,チャオプラヤー川デルタにある町。バンコク西方 47kmに位置し,鉄道,道路,運河で結ばれている。ナコンパトム県の県都。豊かな稲作地帯を…

バレーリー Bareilly

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド北部,ウッタルプラデーシュ州中西部の都市。バレーリー県の行政庁所在地。デリー東方約 220km,ガンジス川平原の奥部,支流ラムガンガ (川) …

ブッダガヤー Buddh Gayā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド,ビハール州のガヤー市の南方にある釈尊が悟りを開いた聖地。別称,ボドガヤー Bodh Gayā,ボダガヤー Bodh Gayā。6年間の苦行ののち,釈尊は…

アヒンサー ahiṃsā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
不殺生,不傷害。インド宗教一般の重要な思想の一つ。すでにベーダの一部をなすウパニシャッドにみえ,ジャイナ教においても,大小を問わず,動植物…

セイロン Ceylon

旺文社世界史事典 三訂版
インド南東方にある島国住民の7割(980万)はほとんどが仏教徒のシンハリ人。彼らはこの島をシーハラーディーパ(獅子の島)と呼んだが,アラビア人…

あいくおうじ【阿育王寺】

世界の観光地名がわかる事典
中国の浙江(せっこう)省、寧波(ニンポー)の市街から約16kmの距離に位置する、阿育王山の麓にある寺院で、舎利宝塔(しゃりほうとう)で有名な中国禅…

マウリヤ朝美術 マウリヤちょうびじゅつ Maurya art

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
前3世紀中葉,インドのマウリヤ王朝は西方のペルシアや古代ギリシア美術の影響を受け,古代インドにおいて初めて本格的な造形美術を花開かせた。この…

マルダン Mardān

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
パキスタン北部,カイバル・パクトゥンクワ州ペシャワル県にある町,地区。ペシャワル北東 50km,カブール川北岸の小支流に臨み,カシミール山地南麓…

マガダ国 マガダこく Magadha

旺文社世界史事典 三訂版
ガンジス川中流域で栄えたインドの古王国アーリア人の侵入後,前6〜前5世紀にできた16国のうちの1つであったが,しだいに他の国を征服してインド…

ムユウジュ (無憂樹) asoka tree sorrowless tree Saraca asoca (Roxb.) De Wilde

改訂新版 世界大百科事典
目次  伝承仏教の聖木の一つで,マメ科ジャケツイバラ亜科に属する。釈迦がこの木の下で生まれたという伝説があり,アショーカノキ,アショーカジ…

ルンビニー Lumbinī

改訂新版 世界大百科事典
釈迦生誕の地として知られ,ネパールのタライ地方,バイラワBhairawaの西方に位置する。1896年にA.フューラーによって遺跡が発掘され,現在はネパー…

カウシャーンビー Kauśāmbī

改訂新版 世界大百科事典
前8~前6世紀ころに北インドに栄えた十六大国の一つバッツァ国の都。漢名は憍賞弥。ガンガー(ガンジス)川中流域と西部および中央インドを結ぶ当時…

サーンチー Sānchī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド中部,マディヤプラデーシュ州中西部の村。ボパールの北東約 40kmに位置。インド有数の仏教遺跡があり,仏教史および美術史上で重要。主要な遺…

蘇合香 そこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
雅楽の曲名。「そごう」ともいい,「そごうこう」ともいった。唐楽,盤渉調 (ばんしきちょう。主音ロ) に属する。舞があり,6人または4人で舞う。「…

マルダーン Mardān

改訂新版 世界大百科事典
パキスタン北部,北西辺境州中部の都市。人口24万5926(1998)。カーブル川流域のユースフザイ平野にあり,同平野からスワート,チトラールなどの北…

サールナート Sarnath 鹿野苑(ろくやおん)

山川 世界史小辞典 改訂新版
インド北部の仏教遺跡。ヴァーラーナシーの近くにあり,ブッダが悟りを開いたのち最初に説教した地。20世紀に古代の大僧院の跡が発掘され,グプタ朝…

あしょーかじゅ【アショーカ樹】

改訂新版 世界大百科事典

カリンガ Kaliṅga

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド,ベンガル湾沿いの現オリッサ州とアンドラプラディーシュ州北部の地域の古名。この海岸部は早くから発達し,前4世紀には国家が存在したが,ア…

仏教 ぶっきょう

旺文社日本史事典 三訂版
キリスト教・イスラム教とともに世界の三大宗教の一つ前6世紀ごろインドの釈迦(ゴータマ=シッダールタ)によって開かれた宗教。生老病死による愛欲…

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