にゅうぼうつうとたいさく【乳房痛と対策】
- 家庭医学館
- 乳房の病気による乳房痛は、おのおのの項目を参照していただくこととして、ここでは生理的な乳房痛とその対策について解説します。 月経のある…
ぜんりつせんがん【前立腺がん】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 前立腺(ぜんりつせん)がんは男性に発生するがんで、かつては欧米人に多く、日本人はかかりにくいがんとされていました。1年間…
視床下部下垂体系
- 栄養・生化学辞典
- 視床下部と下垂体の密接な関係を示す用語で,視床下部が下垂体系のホルモン分泌を促進もしくは抑制して,体の多くの反応を統合している様子を表す…
エチレン吸収剤
- 栄養・生化学辞典
- エチレンは植物ホルモンの一種で,植物の成熟や老化の引金となり,青果物の鮮度を低下させる.それを防ぐために活性炭などのエチレン吸収剤が使わ…
じゅう毛性ゴナドトロピン
- 栄養・生化学辞典
- コリオゴナドトロピン,コリオニックゴナドトロピンともいう.妊娠している動物のじゅう毛で合成される性腺刺激ホルモン.糖タンパク質でヘテロダ…
分泌
- 栄養・生化学辞典
- 細胞が細胞外へ有用な物質を排出すること.ホルモンや酵素などについていう.代謝生成物の排出は普通分泌といわず,排出,排泄などの用語を用いる.
ウーサイ(Bernardo Alberto Houssay)
- デジタル大辞泉
- [1887~1971]アルゼンチンの生理学者。脳下垂体前葉ホルモンと糖代謝について研究。1947年、ノーベル生理学医学賞を受賞。ウッセイ。ウサイ。
てきか‐ざい〔テキクワ‐〕【摘果剤】
- デジタル大辞泉
- 植物の生長を調節する薬剤のうち、果実の落下、成熟促進を促すもの。植物ホルモンなどを用いた薬剤で、使用目的によって、使用時期や散布量を調節す…
きょじん‐しょう(‥シャウ)【巨人症】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 全身が正常値よりはるかに大きくなる病気。一般に身長が二メートル以上の発育をいう。成長促進ホルモンの過剰が原因と考えられる。巨大症…
まんげつよう‐がんぼう(‥ヤウガンバウ)【満月様顔貌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 満月のようにまるい顔になること。副腎皮質ホルモンの副作用によって生じる場合と、内分泌疾患によって生じる場合がある。ムーンフェイス…
ジベレリン(gibberellin)
- デジタル大辞泉
- 植物ホルモンの一。生長を強く促進する作用をもつ。稲の馬鹿苗病菌から発見。農業では発芽・生育の促進のほか、種なしブドウを作るのにも利用。ギベ…
心房性ナトリウム排泄促進ペプチド
- 栄養・生化学辞典
- 心臓の主として心房から分泌されるペプチドホルモンで,ナトリウムの尿への排泄を促進する強い作用がある.血管の弛緩作用もあり,血圧を低下させ…
セクレチン
- 栄養・生化学辞典
- 十二指腸,空腸上部の粘膜から分泌されるペプチドホルモンで,膵液の分泌を促進する作用がある.分泌刺激は酸性の胃の内容物が小腸に到達すること…
ふくこうじょうせんきのうこうしん‐しょう〔フクカフジヤウセンキノウカウシンシヤウ〕【副甲状腺機能×亢進症】
- デジタル大辞泉
- 副甲状腺の機能が亢進し、副甲状腺ホルモンの分泌が過剰になった状態。高カルシウム血症と、それに伴う骨粗鬆症こつそしょうしょうや腎結石がみられ…
コルチゾン
- 栄養・生化学辞典
- C21H28O5 (mw360.45). 副腎皮質で作られるステロイドホルモンで,グルココルチコイドとしての活性がコルチゾールに次いで強い.
オータコイド(autacoid)
- デジタル大辞泉
- 生体内で局所的に生成されて作用する生理活性物質の総称。ヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジンなどをさし、他の器官で作用するホルモンは除…
せい‐そう(‥サウ)【精巣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 雄の生殖巣。雄性生殖器官系を構成する器官の一つで、精子をつくり、雄性ホルモンを分泌する。ヒトや哺乳類では睾丸(こうがん)ともいう。
ef・fec・tor /iféktər, ə-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 作働する人[もの].2 《生理》効果器;《生化学》エフェクター(◇酵素活性の促進・阻害に働くホルモンなど);《コンピュ》エフェクター.
モノヨードチロシン
- 栄養・生化学辞典
- C9H10INO3 (mw307.09). 甲状腺ホルモン合成の際に生成する代謝中間体で,ペプチド結合内のチロシンがヨウ素化されたもの.
げっけいぜんきんちょうしょう【月経前緊張症 Premenstrual Tension】
- 家庭医学館
- [どんな病気か] 月経の3~10日前から、さまざまな精神的、身体的な症状がおこり、月経開始とともに症状が消える状態をいいます。 代表的な症状…
ほるもんやき【ホルモン焼き】
- 改訂新版 世界大百科事典
月経周期調節 げっけいしゅうきちょうせつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 月経の周期性を人為的に調整することをいう。自然に発生する周期性の乱れには希発月経、頻発月経、月経不順などがあり、その背景にある原因はさまざ…
膵臓ホルモン剤 すいぞうほるもんざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 膵臓ホルモンを製剤にしたもの。膵臓ホルモンには、膵臓のランゲルハンス島のB細胞から分泌されるインスリンと、A細胞から分泌されるグルカゴンがあ…
トキソホルモン ときそほるもん toxohormone
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヒトのがん組織の中に存在する肝カタラーゼの活性を低下させる因子のことで、1948年(昭和23)中原和郎(わろう)(1896―1976)によって分離され、トキ…
アクチビン
- 栄養・生化学辞典
- 卵胞刺激ホルモン分泌促進タンパク質ともよばれ,この活性以外にも多くの生理活性を示す.下垂体に多いが,その他の臓器でも遺伝子が発現している.
ステロイド合成
- 栄養・生化学辞典
- ステロイド,すなわちコレステロール,ステロイドホルモンなどを合成すること.しばしばコレステロールから他のステロイド化合物を作ることに用い…
インドール‐さくさん【インドール酢酸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物ホルモンの一つ。高等植物に広く含まれるほか、細菌類、酵母、苔類、藻類に分布する。特に根、芽の先端の細胞に作用して生長を促進す…
低用量ピル
- 知恵蔵
- ホルモン量の少ない経口避妊薬。卵胞ホルモンと黄体ホルモンを含有するいわゆるピルは、排卵を抑えて避妊作用を発揮するもので、1960年に米国で最初…
じんせいにょうほうしょう【腎性尿崩症】
- 家庭医学館
- 腎性尿崩症ではうすい尿が大量に出ますが、中枢性尿崩症(ちゅうすうせいにょうほうしょう)(抗利尿ホルモンの合成・分泌(ぶんぴつ)障害によっ…
催乳薬 (さいにゅうやく) lactogen
- 改訂新版 世界大百科事典
- 乳汁分泌促進の目的で用いられる薬剤。現在臨床で用いられている唯一のものはプロラクチン製剤で,脳下垂体前葉から抽出して得られたものである。プ…
ポリペプチド polypeptide
- 改訂新版 世界大百科事典
- 多数のアミノ酸がペプチド結合によって連なった化合物の総称。折りたたまれて独自の立体構造を形成し,ホルモン,酵素,抗体などの重要な生理活性を…
黒色素胞刺激ホルモン抑制因子 こくしきそほうしげきほるもんよくせいいんし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 動物の体色変化に関するホルモンの分泌を抑制する物質で、MSH抑制因子すなわちMSH-release-inhibiting factor (hormone)、略してMIF(またはMIH)と…
下垂体前葉機能低下症(視床下部・下垂体)
- 内科学 第10版
- 定義・概念 下垂体前葉機能低下症は,視床下部,下垂体茎,下垂体の障害によって下垂体前葉から分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH),甲状腺刺…
こうじょうせんきのうていかしょう【甲状腺機能低下症 Hypothyroidism】
- 家庭医学館
- [どんな病気か] 甲状腺ホルモンの不足によってひきおこされる病気です(「甲状腺機能低下症とは」)。先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)では…
異所性ホルモン産生腫瘍(内分泌系の疾患)
- 内科学 第10版
- (1)異所性ホルモン産生腫瘍の総論 定義・概念 異所性ホルモン産生腫瘍とは,その臓器では産生されないホルモンを産生,分泌する腫瘍を指す.しか…
きそたいおん【基礎体温】
- 家庭医学館
- 朝、目を覚ましたときに、床の中ではかった体温を基礎体温といい、これを表にしたものが基礎体温表です。 卵巣(らんそう)機能を知るうえで役…
レチノイン酸 レチノインサン retinoic acid
- 化学辞典 第2版
- ビタミンA酸ともいう.C20H28O2(300.44).ビタミンA(レチノール)が酸化されてできるアルデヒド(レチナール)がさらに酸化されてできるカルボン酸.全…
むもうしょう【無毛症 Atrichia】
- 家庭医学館
- [どんな病気か] 先天的な原因によって、本来生えるべきところの毛が欠如した状態をいいます。毛がわずかしか生えない乏毛症(ぼうもうしょう)も…
アンドロステロン androsterone
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アンドロゲンの代謝物の1つ。 A.F.J.ブーテナントらにより成年男子尿から単離された (1934) 男性ホルモン。融点 185~185.5℃の無色結晶。水には難溶…
いくじ‐ノイローゼ【育児ノイローゼ】
- デジタル大辞泉
- 出産・子育ての期間に、母親が情緒不安定、うつ状態、睡眠障害などを起こす状態。ホルモンバランスの崩れや、子育てに対する自信喪失などが原因とさ…
アジソン‐びょう〔‐ビヤウ〕【アジソン病】
- デジタル大辞泉
- 副腎皮質ホルモンの不足によって起こる病気。皮膚が黒ずみ、疲労感、体重低下などが主な症状。1855年、T=アジソンが発表。慢性副腎皮質不全症。
エチレン分解剤
- 栄養・生化学辞典
- 青果物の鮮度低下の原因となる植物ホルモンエチレンを除く目的で使われる薬剤.過マンガン酸または臭素液などを担体に吸収乾燥させたものなどがあ…
cor・ti・coi・de, [kor.ti.kói.đe]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男] 〖生化〗 〖薬〗 コルチコステロイド,コルチコイド:副腎(ふくじん)皮質から分泌されるステロイドホルモンや同じ作用をもつ化学物質の総称.
抗利尿ホルモン
- 栄養・生化学辞典
- 視床下部で合成され軸索輸送により下垂体後葉に達し,そこから分泌されるペプチドホルモン.腎臓での水の再吸収を促進し毛細血管壁を収縮させて血…
SIADH
- 内科学 第10版
- syndrome of inappropriate secretion of antidiuretic hormone,抗利尿ホルモン不適合分泌症候群
更年期障害 こうねんきしょうがい Menopausal syndrome (女性の病気と妊娠・出産)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 更年期は、まさに性成熟期から生殖不能期への移行期(45~55歳)にあたり、平均51歳で訪れる閉経以降の30年余の生活をいかに健康に過…
脂肪性器性異栄養症 しぼうせいきせいいえいようしょう adiposogenital dystrophia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フレーリヒ症候群,肥胖性性器発育不全症ともいう。オーストリアの神経科医 A.フレーリヒが 1901年に報告した疾患で,視床下部の腫瘍,炎症,外傷,…
ウォルフ‐チャイコフ効果【Wolff-Chaikoff effect】
- 法則の辞典
- 甲状腺疾患に対して過量のヨウ素製剤を投与したときにみられる,ヨウ素の有機化と甲状腺ホルモン剛性の阻害現象.「ヴォルフ‐チャイコフ阻害」という…
したん‐ひだいしょう(‥ヒダイシャウ)【肢端肥大症】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 脳下垂体の異常から起こる病気。思春期以後の成長ホルモンの分泌過剰によるもので、手足、鼻、あごなどが急に大きくなる。末端肥大症。先…
たーなーしょうこうぐん【ターナー症候群 Turner Syndrome】
- 家庭医学館
- [どんな病気か] 卵巣(らんそう)が存在するなど、からだの表現型は女性でありながら、XXの構成をもつはずの性染色体(せいせんしょくたい)の…