疱瘡神 (ほうそうがみ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 疫病神の一種で,疱瘡をもたらすと信じられた神。疱瘡はかつて最も恐れられた疫病の一つで,各地の神社の境内や辻などには厄神や疱瘡神の石の小祠が…
神襷 (カミダスキ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。ヒカゲノカズラ科の常緑多年草,薬用植物。ヒカゲノカズラの別称
門神 (もんしん) mén shén
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国で魔除けのために門扉にはる神像をいう。古くから桃が邪気をはらうと信じられ,その枝で作った〈桃梗(とうこう)〉〈桃人〉を門に立てる風習が…
神学校 (しんがっこう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- キリスト教神学の専門学校。牧師(司祭)職の養成にあたるとともに,神学の研究を行う。教会の制度が整った古代にすでに神学教育が始まり,2世紀末こ…
神会 (じんね) Shén huì 生没年:670-762
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,唐代中期の禅僧。南陽和上,荷沢神会,般若真宗大師とよばれる。俗姓は高氏,湖北省襄陽の人。はじめ,玉泉寺で神秀に師事するが,曹渓に赴い…
国津神 (くにつかみ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 地祇(くにつかみ)/(ちぎ)とも書く。天津神(あまつかみ)に対して称される。《古事記》《日本書紀》などの日本神話で,高天原の神々に対してこ…
欠神 (けっしん) absence
- 改訂新版 世界大百科事典
- 代表的なてんかん(てんかん)発作の一型で,純粋小発作,アブサンスともいわれる。痙攣(けいれん)を伴わず意識が突然消失し,突然回復する。軽い…
地主神 (じぬしがみ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 〈とこぬしのかみ〉〈じしゅのかみ〉とも称する。その土地に土着し,〈ぬし〉としてその土地を伝統的に領有する神をいう。二つの社会集団・生活共同…
犬神 いぬがみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 人間に依(よ)り憑(つ)くとされるイヌの霊で、キツネ憑きやタヌキ憑きなどと同種。中国、四国、九州地方に広く分布し、所により「いぬがめ」「いんが…
住吉神 すみよしのかみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 墨江神(すみのえのかみ)、住吉神(すみのえのかみ)ともいう。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が筑紫日向之橘小門之阿波岐原(つくしのひむかのたちばなのお…
はちまんしん【八幡神】
- 改訂新版 世界大百科事典
たたりがみ【祟神】
- 改訂新版 世界大百科事典
とこぬしのかみ【地主神】
- 改訂新版 世界大百科事典
創造神 そうぞうしん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 世界、人間、文化などを創造した神をいう。いわゆる未開社会に広がる神話のなかでは、創造神の手を借りることなく、自発的に万物が創造されていった…
屋敷神 やしきがみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 宅地内の一隅や宅地続きの小区画に祀(まつ)られている神をいう。屋敷神というのは学術語であって、実際には地方ごとにさまざまな呼称が行われている…
いどがみ【井戸神】
- 改訂新版 世界大百科事典
うじぞくしん【氏族神】
- 改訂新版 世界大百科事典
いそたけるのかみ【五十猛神】
- 改訂新版 世界大百科事典
かじしん【鍛冶神】
- 改訂新版 世界大百科事典
かみとしこし【神年越し】
- 改訂新版 世界大百科事典
あぺでまくしん【アペデマク神】
- 改訂新版 世界大百科事典
さいしん【賽神】
- 改訂新版 世界大百科事典
さくがみ【作神】
- 改訂新版 世界大百科事典
こうずいしん【洪水神】
- 改訂新版 世界大百科事典
こくしん【穀神】
- 改訂新版 世界大百科事典
かんじょうしん【勧請神】
- 改訂新版 世界大百科事典
しんが【神我】
- 改訂新版 世界大百科事典
しんぎぐん【神義軍】
- 改訂新版 世界大百科事典
しんそう【神僧】
- 改訂新版 世界大百科事典
ちょうふくじん【長福神】
- 改訂新版 世界大百科事典
ちんじゅがみ【鎮守神】
- 改訂新版 世界大百科事典
そうしん【竈神】
- 改訂新版 世界大百科事典
まろうど‐がみ(まらうど‥)【客神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 外国からはいって来た神。外国渡来の神。② 神社の入口などに小祠を設けてまつる神。
まくら‐がみ【枕神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 夢枕に立つ神。[初出の実例]「年徳や春をしらするまくら神〈信定〉」(出典:俳諧・小町踊(1665)春)
やしき‐がみ【屋敷神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 屋敷内の一隅にまつった神。稲荷(いなり)・八幡・熊野・神明・秋葉などを勧請(かんじょう)したものや祭神不明のものもある。[初出の実例]…
かま‐がみ【竈神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かま(竈)の神①[初出の実例]「『あらおもしろの竈神(カマカミ)や、おかよの前に松うえて』と、すすしめの鈴をならして県御子(あがたみ…
きき‐がみ【聞神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陰陽家の語。その日の干支(えと)から三つ目にあたる干支の方角のこと。[初出の実例]「射方はきき神へ向べし」(出典:京極大草紙(室町後…
しん‐かい(‥クヮイ)【神怪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 人為をこえた不思議なこと。あやしいこと。また、そのさま。[初出の実例]「災の表(しるし)は先に現はる。彼の歌は是の表なるこ…
じん‐ぐう【神供】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒じんく(神供)
しん‐けい【神恵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神のめぐみ。[初出の実例]「是故蒙二五社之神恵一、荷二三代之武恩一」(出典:わらんべ草(1660)五)[その他の文献]〔儀礼注‐士虞礼〕
しん‐けん【神睠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「睠」はめぐみの意 ) 神のめぐみ。神の恩恵。[初出の実例]「詣二太神宮一、致二造寺祈念一之処、依二風社神睠一親得二二顆宝珠一」(出…
しん‐さい【神裁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 神が人間の行為を裁決すること。神のさばき。② =しんめいさいばん(神明裁判)[初出の実例]「神にまかせ申、しんさいにも取かち候」(出…
じん‐じ【神寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神社と寺院。社寺。寺社。
しん‐しき【神識】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 精神と意識。心作用。[初出の実例]「若歯及二縦心一。気力尫弱。筋骨衰耗。神識迷乱。又久沈二重病一。起居不レ漸」(出典:続日本紀‐和銅…
しん‐じょ(‥ヂョ)【神女】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 女性の神。めがみ。天女。しんにょ。[初出の実例]「御心をすまさせ給ひて、きんをしらべ給しに、しんちょたちまちにあまくだりて」(出典…
しん‐せん【神占】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神に祈って神意をうかがい、吉凶を予知すること。亀卜(きぼく)、神籤(みくじ)など。[初出の実例]「お斎の尼の神占(シンセン)は、また頼母…
しん‐ぞ【神ぞ・真ぞ】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 ( 「神ぞ照覧あれ」の略で、決してこの誓いにそむくまいの意の自誓のことば ) 神かけて。ほんとうに。心から。かならず。[初出の実例]「…
しん‐そう【神宗】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] 中国、北宋第六代の皇帝(在位一〇六七‐八五)。英宗の長子。姓名は趙頊。衰微した国力の回復のため、富国強兵策として、王安石の青苗・均輸…
しん‐ちょく【神勅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 神のおつげ。神の命令。神託。[初出の実例]「百王鎮護の崇廟(そうべう)の神、龍宮に神勅(しんチョク)をくだされて、元暦(げんりゃく)の…
しんと【神荼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 門を守る神の名。→神荼鬱塁(しんとうつりつ)。[初出の実例]「満頭添得三分白、欝塁神荼咲掲天」(出典:了幻集(1392頃)庚午歳旦試筆和韻)