イオンビーム ion beam
- 改訂新版 世界大百科事典
- 正または負の電荷をもったイオンの流れ。タングステンのような高融点金属を真空中で熱し,そこから出る熱電子を100eV程度に加速して気体原子に衝突さ…
イオン交換膜法製塩 イオンこうかんまくほうせいえん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 海水中の塩分をイオン交換膜を用いて電気エネルギーにより濃縮する製塩法。両端に電極を入れた槽のなかに陽イオン交換膜と陰イオン交換膜を交互に配…
イオンさや ion sheath
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- プラズマ中に負の電位をもった物体があると,電子の大部分ははね返され,ほとんど正イオンばかりが物体の周囲に集る。このようにして生じた正の空間…
純水製造装置 じゅんすいせいぞうそうち pure water producing plant
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 最も普通に用いられる装置は蒸留装置とイオン交換樹脂塔である。いずれも前処理によって,原水中の濁り,非電解質,コロイドなどをろ過,また凝集な…
マーベリックス(Mavericks)
- デジタル大辞泉
- 米国カリフォルニア州サンフランシスコ南部の町ハーフムーンベイにあるサーフィンの名所。米国アップル社が開発したオペレーティングシステム、Mac O…
小泊岬 こどまりみさき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 青森県北西部、津軽半島の西側に突出する岬。権現崎(ごんげんざき)ともいう。石英安山岩を主とする火山岩からなり、最高点は岬端の尾崎山の230メート…
スタッフォード(Jean Stafford) すたっふぉーど Jean Stafford (1915―1979)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの女流小説家で、詩人R・ローウェルの最初の夫人。ボストンの富裕な老嬢の秘書として働くヨーロッパ娘の性格を描いた処女作『ボストンの冒険…
羽海野チカ
- 知恵蔵mini
- 日本のマンガ家。8月30日、東京都生まれ。2000年、『ハチミツとクローバー』でデビュー。03年に同作で講談社漫画賞の少女部門を受賞。同作をもとにし…
タマリン Saguinus; tamarin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 霊長目キヌザル科タマリン属に属する動物の総称。マーモセットに似るが,体がやや大きく,尾に縞模様がない。また下顎の犬歯が門歯の2倍近くになる点…
水和 すいわ hydration
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水溶液の中で、溶質の分子またはイオンがその周りにいくつかの水分子を引き付け、一つの分子集団をつくる現象。溶媒和の一種で、分子またはイオンと…
にじでんし‐ぞうばいかん〔‐ゾウバイクワン〕【二次電子増倍管】
- デジタル大辞泉
- 二次電子を加速して次の電極に衝突させ、次々に電子を増倍させて大きな電子流やイオン流を得る真空管。イオン電流や光電子の測定に使用。
アルカリイオン水の日
- デジタル大辞泉プラス
- 7月11日。アルカリイオン整水器協議会が制定。アルカリイオン水や整水器をPRする。
比電離 ヒデンリ specific ionization
- 化学辞典 第2版
- 比イオン化ともいう.荷電粒子が物質中を通過するとき,飛跡(トラック)の単位長さ当たりにつくるイオン対の数をいう.入射荷電粒子が,その飛跡上で…
マーモセット
- 百科事典マイペディア
- キヌザルとも。霊長目マーモセット科の新世界ザルの総称。20〜30種に分けられる。アマゾン川流域を中心として,ブラジル,ギアナ,コロンビア,パナ…
ネメア競技会 ネメアきょうぎかい Nemean Games
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアの四大祭典競技会の一つ (→古代競技会 ) 。英雄アドラストスがアルゴスの7将を率いてテーベを攻めたときに創設したものとも,ヘラクレス…
さく‐イオン【錯イオン】
- デジタル大辞泉
- 錯体であるイオン。ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸イオン[Fe(CN)6]4-など。
イオン‐せき【イオン積】
- デジタル大辞泉
- 1 水溶液中の水素イオンのモル濃度と、水酸化物イオンのモル濃度との積。2 ⇒溶解度積
高瀬久男 (たかせ-ひさお)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1957-2015 昭和後期-平成時代の舞台演出家。昭和32年7月25日生まれ。昭和55年文学座附属演劇研究所に入所し,60年文学座座員となる。平成3年文化庁…
イオン交換樹脂 イオンこうかんじゅし ion-exchange resin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イオン交換能をもつ基を含み,架橋により不溶化された合成樹脂の総称。イオン交換樹脂はイオン交換能をもつ原子団,あるいは適当な化学処理によりイ…
ようかいど‐せき【溶解度積】
- デジタル大辞泉
- 塩えんの溶液中での構成成分イオンの濃度の積。一定の温度で一定の値を示すので、沈殿滴定などの分析の重要な指標となる。イオン積。
空間電荷層 くうかんでんかそう space-charge layer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 空間 (液体,固体内を含めて) に電荷の存在する層をいう。たとえば異種物質を接触させると電子またはイオンの移動により,電荷が中和状態でなくなる…
イオン化列 イオンカレツ ionization series
- 化学辞典 第2版
- 金属が電子を放出してイオンとして溶液に溶け込もうとする傾向,すなわち,イオン化傾向の大小を金属について順番に並べた列をいう.ボルタ列ともい…
ハピコム
- デジタル大辞泉プラス
- イオングループを中心とするドラッグストア、調剤薬局のグループ。また、同グループの店舗で販売される、医薬品のプライベートブランド。2009年より…
光イオン化 ひかりイオンか photoionization
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 原子が光を吸収して自由電子を放出し,自身はイオンになる現象。光電効果の1種であるが,固体表面などではなく,気体中のように独立した原子に対して…
エチレンジアミン四酢酸 エチレンジアミンしさくさん ethylenediaminetetraacetic acid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- EDTAと略記する。融点 240℃ (分解) の無色結晶性粉末。四塩基酸の性質を示し,アルカリ水溶液と反応させると,アルカリの量に応じ,1ないし4アルカリ…
沸石【ふっせき】
- 百科事典マイペディア
- 三次元的網目構造をもったアルカリ金属の含水ケイ酸塩鉱物の一群。ゼオライトとも。組成は(Na2,K2,Ca,Ba)[(Al,Si)O2](/n)・xH2O。沸石族に…
グリース‐しやく【グリース試薬】
- デジタル大辞泉
- 亜硝酸または亜硝酸イオンの検出に用いられる試薬。微量の亜硝酸イオンと反応し、赤色を呈する。ドイツ出身の科学者ヨハン=グリースが考案。
ヴァーリー効果【Varley's effect】
- 法則の辞典
- イオン結晶に電荷をもつ粒子,あるいは光子を照射したとき,陰イオンから電子を奪って正に荷電させて,格子間のサイトに押し出すことが可能となる.
ハンブルゲルの法則【Hamburger's law】
- 法則の辞典
- 血液のpHが正常値よりアルカリ性に傾くと,塩化物イオンは血漿中に,リン酸イオンは赤血球中に濃縮する.酸性に傾くとこの傾向は逆となる.
オンサーガー方程式 オンサーガーほうていしき Onsager equation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- デバイ=ヒュッケルの理論によれば電解質溶液中で陰陽両イオンはクーロン相互作用により,それぞれのイオンが,球状に分布した反対符号の荷電イオン…
イオンビーム核融合炉 イオンビームかくゆうごうろ ion beam fusion reactor
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イオンビームを使って,レーザー核融合炉と同じように慣性核融合を行ない,エネルギーを取り出す炉である。水素やリチウムなどの原子番号の小さい元…
活動電流【かつどうでんりゅう】
- 百科事典マイペディア
- 動作電流とも。一般に神経,筋肉などは興奮時に電気的な変化を伴うが,この結果流れる電流をいう。休止状態では生体膜の透過性がナトリウムイオンに…
ドラフト制 どらふとせい draft
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- プロスポーツの選手契約の規定。チームが入団契約の交渉権を獲得するための制度で、日本のプロ野球では新人選手選択制度ともいう。「ドラフト」は、…
重合触媒 ジュウゴウショクバイ polymerization catalyst
- 化学辞典 第2版
- 重合反応を開始させたり,促進させる触媒を重合触媒という.一般のラジカル重合やイオン重合では,容易にフリーラジカルあるいはイオンを発生して,…
多価イオン タカイオン multicharged ion
- 化学辞典 第2版
- 中性の原子または原子団や分子から,2個以上の電子が取り去られて生成したイオン.質量スペクトル上には,n価のイオンはその質量数の1/nの見掛け上の…
サハの電離平衡式【Saha's formula for dissociation equilibrium】
- 法則の辞典
- 1920年にインドの物理学者サハが,ネルンストの化学平衡論を気体状原子へ応用した結果として導いたものである. Ar+ ⇔ A(r+1)++e- のイオン解…
水素炎イオン化検出器
- 栄養・生化学辞典
- フレームイオン化検出器ともいう.空気-水素炎中で有機化合物を燃焼したとき,炭素原子数に比例して生じるイオン電流を利用して検出する機械.
エディ シュー Eddie Shu
- 20世紀西洋人名事典
- 1918.8.18 - 米国のテナーサックス・アルトサックス奏者,クラリネット奏者。 ブルックリン(ニューヨーク)生まれ。 1940年代から本格的にジャズ活動…
石膏泉 せっこうせん sulfated bitter spring
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 硫酸カルシウムを主成分とする鉱泉の一種。陰イオンとして硫酸を含む硫酸塩泉のなかで,陽イオンとしてカルシウムイオンを含有するもの。リウマチ,…
質量分析計 シツリョウブンセキケイ mass spectrometer
- 化学辞典 第2版
- イオンを電磁気的に質量分離し,質量別にイオン量を測定する機器の総称.質量分離したイオンを同時に写真乾板上にスペクトルとして記録する機器をと…
クライフ くらいふ Johan Cruyff (1947―2016)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- オランダのプロサッカー選手。ヨハン・クライフとよばれる。本名ヘンドリク・ヨハネス・クライフ。4月25日、オランダのヘームステーデに生まれる。ペ…
でんか‐いどう【電荷移動】
- デジタル大辞泉
- 原子や分子がイオンと衝突したとき、または、イオン同士が衝突したときに、電子が一方から他方に移動する現象。電荷移行。電子捕獲。電荷交換衝突。
コールラウシュの法則【Kohlrausch law】
- 法則の辞典
- (1) 無限希釈電解質溶液においては,溶液中の各イオンは,他のイオンの存在にかかわらず,当量伝導度に対して一定の寄与をする(コールラウシュのイ…
量子エレクトロニクス【りょうしエレクトロニクス】
- 百科事典マイペディア
- 原子,分子,イオンなどの量子力学的現象を積極的に制御して通信,計測,情報処理などに利用する科学技術。1954年タウンズがメーザーを発明して以来…
イオン重合 イオンじゅうごう ionic polymerization
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 重合反応において,成長鎖がイオンである付加重合をいう。成長イオンがカチオン (陽イオン) であるかアニオン (陰イオン) であるかによって,カチオ…
蔡温 さいおん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1682.9.25~1761.12.29首里王府の三司官で近世琉球を代表する政治家。具志頭(ぐしちゃん)親方。渡来閩人(びんじん)三十六姓の一つ蔡氏の出。父は蔡鐸…
加水分解 かすいぶんかい hydrolysis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水溶液中の溶質が水分子と反応しておこす分解反応をいい水解ともいう。水に限らず、溶液中で溶質と溶媒分子とでおこる分解反応は加溶媒分解ソルボリ…
イオンサイクロトロン共鳴質量分析計 イオンサイクロトロンキョウメイシツリョウブンセキケイ ion cyclotron resonance mass spectrometer
- 化学辞典 第2版
- 略称ICR.主としてイオン-分子反応の研究,および負イオンの電子親和力を求めるための光電子脱離(photodetachment)の研究に使用される質量分析計.原…
高分子電解質 こうぶんしでんかいしつ polyelectrolyte
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 高分子鎖中に解離基をもち,水中で解離して高分子イオンとなるもの。天然にあるアルギン酸や蛋白質はその例である。合成的にもつくられており,ポリ…
ポーリングの第二規則【Pauling's second rule】
- 法則の辞典
- 「ポーリングの第二原理」とも呼ばれる.安定な配位構造において,配位多面体の頂点をなす陰イオンの電荷は,多面体の中心にある陽イオンから到達す…