ご‐けん【五賢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 五人の賢人。中国では、孟子・荀子・揚雄・王通・韓愈の五人を孔子に配して五賢と称するほか、時代によってさまざまな例がある。〔劉琨‐…
【刻苦】こくく
- 普及版 字通
- 苦心。唐・韓〔柳子厚墓誌銘〕閑に居りて自らし、記覽に務め、詞を爲(つく)る。汎濫(はんらん)停、深にして涯(がいし)無きを爲す。字通「刻」の項目…
【旨酒】ししゆ
- 普及版 字通
- うまい酒。〔韓詩外伝、三〕旨酒嘉(かかう)りと雖も、嘗(な)めざれば其の旨きを知らず。善りと雖も、學ばざれば其の功にせず。字通「旨」の項目を見…
【通暁】つうぎよう(げう)
- 普及版 字通
- 意味がよくわかる。唐・韓〔陳商に答ふる書〕白(まう)す。惠書を辱(かたじけな)うす。語高くして旨深し。三四讀するも、ほ曉する能はず。字通「通」…
おおさか‐かいぎ〔おほさかクワイギ〕【大阪会議】
- デジタル大辞泉
- 明治8年(1875)、参議大久保利通・伊藤博文が、征韓論などをめぐって辞職した木戸孝允・板垣退助に参議復職を求めた会議。立憲体制への漸次的移行で…
のう‐がく【農楽】
- デジタル大辞泉
- 朝鮮の民俗芸能。農村で田植えや収穫時に、豊穣祈願・祝い・親睦などを目的に行われる楽舞。銅鑼どら・鉦しょう・杖鼓じょうこ・笛などを鳴らし、歌…
てい‐ぜい【定税】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 税を定めること。また、一定の税金。[初出の実例]「開封又は帯封にて差出したるものは信書定税の半額とせり」(出典:逓信史要(1898)〈…
ひょう‐かん(ヘウ‥)【剽悍・慓悍・&JISF094;悍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) すばやくて、たけだけしいこと。荒々しく強いこと。また、そのさま。[初出の実例]「未分為趙魏韓以前の時から僄悍なることを患…
【擁護】ようご
- 普及版 字通
- かばって守る。〔漢書、陳湯伝〕單于(しつしぜんう)~の、呼韓(こかんや)(単于)を擁して、己を助けざるを怨み、の江乃始等を困辱す。字通「擁」の…
【諒察】りよう(りやう)さつ
- 普及版 字通
- 察知。唐・韓〔陳商に答ふる書〕區區の心、~略(ほぼ)辭讓せず、に盡(ことごと)く之れを言へり。惟(た)だ吾子、諒察せよ。、白(まう)す。字通「諒」…
【半世】はんせい
- 普及版 字通
- 半生。唐・韓〔侯喜に贈る〕詩 世遑遑(くわうくわう)(あくせく)として、擧(科挙の試験)に就き 一名始めて得る(やっと合格する)も、紅顏(若…
【受屈】じゆくつ
- 普及版 字通
- 屈辱を受ける。唐・韓〔盧仝に寄す〕詩 先生屈を受けて、未だ曾(かつ)て語らず 忽ち此(ここ)に來(きた)りぐるは、良(まこと)に以(ゆゑ)り字通「受…
【公議】こうぎ
- 普及版 字通
- 公正の立場の議論。〔漢紀、武帝紀二〕韓安國以爲(おも)へらく、人は天下を以て度と爲すなり。私恕を以て天下の議を傷(やぶ)らず。字通「公」の項目…
【采地】さいち
- 普及版 字通
- 大夫の食邑として与えられる所。〔韓詩外伝、八〕天子、侯の爲に封を受(さづ)く。之れを地と謂ふ。百里の侯は三十里を以てす。字通「采」の項目を見…
うほう‐の‐がく〔ウハウ‐〕【右方の楽】
- デジタル大辞泉
- 雅楽で、平安初期の楽制改革以降、右方の楽人が担当した楽。朝鮮系の三韓楽を主に、中国東北地方の渤海楽ぼっかいがくを含む。高麗楽こまがく。右楽…
鍛冶部 かぬちべ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 大和政権に所属した部民の一つ大和政権の武器および農工具の鍛造を職として代々世襲。韓鍛冶部 (からのかぬちべ) は朝鮮系の新技術をもった部で,特…
たけ‐お(‥を)【猛男・猛夫・丈夫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 強く勇敢な男。ますらお。ますらたけお。[初出の実例]「韓(から)国に行き足(たら)はして帰りこむ大夫(ますら)多家乎(タケヲ)に御酒たてま…
ひょう‐ぶん(ヘウ‥)【表文】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 君主や政府に上奏する文章。また、文章一般。[初出の実例]「三韓表文、使二公読白一、乗二其之怠一、擬殺二入鹿一」(出典:家伝(760頃)…
【拠処】きよしよ
- 普及版 字通
- 占拠する。唐・韓〔魚の文〕魚(がくぎょ)~據處して、民畜・熊豕(いうし)・鹿(ろくしやう)をひ、以て其の身を肥やし、以て其の子孫を種(ふ)やす。字…
【軒昂】けんこう(かう)
- 普及版 字通
- 高揚。意気があがる。唐・韓〔盧郎中雲夫寄示~之れに和す〕詩 開緘忽ち覩(み)る、歸るをるの作 字は紙上に向つて皆軒昂たり字通「軒」の項目を見…
【孤苦】こく
- 普及版 字通
- ひとりで貧苦にくらす。唐・韓〔十二郎を祭る文〕に汝とに江南に就く。零丁(れいてい)するも、未だ嘗(かつ)て一日も相ひ離れざるなり。字通「孤」の…
【人傑】じんけつ
- 普及版 字通
- 傑出した人物。〔史記、高祖紀〕(張良・何・韓信)此の三は皆人なり。吾(われ)能く之れを用ふ。此れ吾が天下を取りし以(ゆゑん)なり。字通「人」の…
【期会】きかい(くわい)
- 普及版 字通
- 時期を約して会う。〔史記、項羽紀〕王~陽夏の南に至りて軍を止(とど)む。淮陰侯韓信・侯彭越と會して、楚の軍をつ。字通「期」の項目を見る。
【幽賤】ゆう(いう)せん
- 普及版 字通
- 世に知られず、卑賤。〔後漢書、伝〕(上)昔、韓安國は徒中よりり、朱買臣は幽賤より出づ。竝びに才の宜しきを以て、りて本に守たり。字通「幽」の…
【養寿】よう(やう)じゆ
- 普及版 字通
- 寿命をやしなう。長生きを心がける。〔史記、老荘申韓伝〕蓋(けだ)し老子は百六十餘、或いは言ふ、二百餘なりと。其のを修めて壽をふを以てなり。字…
かい‐こう【海口】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 港のこと。[初出の実例]「是を置くは首として他邦の都会、交易繁盛の地、併に海口埠頭に在り」(出典:万国公法(1868)〈西周訳〉四)[そ…
きそく‐ずく(‥づく)【規則尽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「ずく」は接尾語 ) もっぱら規則によるだけであること。何かというと規則ばかりによろうとするさま。[初出の実例]「其沈黙と…
かばね‐な【姓名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かばね(姓)①[初出の実例]「又官(つかさ)官に仕へ奉る韓人部一人二人に、其の負ひて仕へ奉るべき姓名(かばねな)賜ふ」(出典:続日本紀…
けん‐き【権貴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 権力や勢力を持ち、とうとい身分にあること。また、その人。[初出の実例]「権貴之胤、不レ拘二年歯一」(出典:釈氏往来(12C…
【隘湫】あいしよう(せう)
- 普及版 字通
- せまく湿気の多い低地。宋・韓駒〔子飛弟の南に帰るを送る〕詩 我は恨む、詩に(よ)りて窮するを 賃屋、隘にして湫(しめ)やかなり字通「隘」の項目…
【眠食】みんしよく
- 普及版 字通
- 睡眠と食事。日常の生活。唐・韓〔孟尚書(簡)に与ふる書〕未だ審(つまび)らかにせず、秋に入つてより來(このかた)、眠の何似(いか)なるかを。字通…
【榻牀】とうしよう(たふしやう)
- 普及版 字通
- 腰かけ。寝台。唐・張籍〔(韓)退之()を祭る〕詩 出でては則ち轡(くつわ)を聯(つら)ねて馳(は)せ 寢(い)ねては則ち榻牀を對す字通「榻」の項目…
【陵】はりよう
- 普及版 字通
- 長安の東、漢の文帝の陵がある。唐・岑参〔韓の相ひ過(よぎ)るを喜ぶ〕詩 三陵、春已に老いたり 故人相ひうて、倒するに耐へたり字通「」の項目を…
【兄】けいそう(さう)
- 普及版 字通
- 兄と兄よめ。唐・韓〔十二郎を祭る文〕吾(われ)少(わか)くしてなり。長ずるにんで、怙(しょこ)(親)に省(せい)せられず、惟だ兄に是れ依る。字通「…
【強梗】きようこう(きやうかう)
- 普及版 字通
- てごわい。乱暴。唐・韓〔原道〕之れがを爲(つく)りて、以て其の怠(たいけん)をゐ、之れが刑を爲りて、以て其の強梗を鋤(のぞ)く。字通「強」の項目…
【神契】しんけい
- 普及版 字通
- 神意と冥合する。晋・陸機〔漢の高祖功臣頌〕(しやくしやく)たる淮陰(韓信)、靈武世に冠たり。策は無方に出で、思ひはに入る。字通「神」の項目を…
【拘囚】こうしゆう(しう)
- 普及版 字通
- とらわれる。唐・韓〔帰工部の僧約を送るに和す〕詩 早(つと)に知る、皆是れ自ら拘囚するなることを 學ばず、因循(いんじゆん)して白頭に到るを字…
間島問題 かんとうもんだい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 間島地域における清韓両国の国境問題。間島地域 (朝鮮の東北辺境を流れる図們江以北) の帰属をめぐっての清韓両国間の国境画定交渉はことごとく失敗…
ひょうたん‐がた(ヘウタン‥)【瓢箪形】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 瓢箪の果実に似た形。楕円形の中央の部分がくびれている形。また、その形をしたもの。ひょうたんなり。[初出の実例]「瓢箪形(ヒャウタン…
えだは【枝葉】=が咲((さ))く[=を咲((さ))かす]
- 精選版 日本国語大辞典
- 物事が次から次へと多方面に発展していくことにいう。枝が咲く。[初出の実例]「何さま、裁断に枝葉を咲さぬ役目の秘事とやら」(出典:歌舞伎・韓人漢…
しん‐や【深夜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 よふけ。まよなか。深更。[初出の実例]「燭を背けては共に憐れむ深夜の月 花を踏んでは同じく惜しむ少年の春〈白居易〉」(出典:和漢朗詠…
きょう‐しゃ(ケフ‥)【侠者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 弱い者を助け、強い者をくじく人。侠客。おとこだて。[初出の実例]「昔時侠者今誰在、世上一薄交態改」(出典:蘭亭先生詩集(1758)一・…
が‐しょ【賀書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 喜びの手紙。祝いの書状。賀状。[初出の実例]「内裏仙洞賀書進レ之如レ例」(出典:看聞御記‐応永二九年(1422)正月一六日)[その他の文献…
【洸洋】こうよう(くわうやう)
- 普及版 字通
- 博大で、とりとめもないこと。〔史記、老荘申韓伝〕其の言、洸洋自恣(じし)、以て己に(かな)ふ。故に王大人よりして、之れをとすること能はず。字通…
き‐いつ【帰一】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 分かれているものが、一つにまとまること。同じ所に帰着すること。[初出の実例]「仏教は八方正教がいろいろありて皆帰一すると同事ぞ」(…
ひ‐やく【秘薬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 その処方などを秘密にして知らせない薬。秘法の妙薬。[初出の実例]「薬種高直之間、大薬秘薬者、斟酌之事候」(出典:庭訓往来(1394‐1428…
【夢魘】むえん
- 普及版 字通
- 夢でうなされる。唐・韓〔杜侍御に陪して、湘西の両寺に游び、独宿す~〕詩 ほ疑ふ、波濤に在るを (じゆつてき)して、魘をす字通「夢」の項目を見…
【羲娥】ぎが
- 普及版 字通
- 太陽の御者羲氏と、月中の女神嫦娥。日月。唐・韓〔石鼓の歌〕詩 孔子、西に行くも秦に到らず 星宿を掎(きせき)して、羲娥を(のこ)せり字通「羲」…
【拘】ちゆう(ちふ)こう
- 普及版 字通
- つなぎとめる。唐・韓〔張十八と同(とも)に阮歩兵(籍)の一日復(ま)た一夕に効(なら)ふ〕詩 富貴は自(おのづか)ら拘せらる 賤も亦た焦(せんせう)…
【陳編】ちんぺん
- 普及版 字通
- 古い書物。唐・韓〔進学解〕陳を窺ひて盜竊(たうせつ)す。然れども誅を加へず、宰臣斥(しりぞ)けられざるは、(こ)れ其の幸に非ずや。字通「陳」の項…