しゅく‐ごう〔‐ガフ〕【縮合】
- デジタル大辞泉
- 同種または異種の2分子から、水・アルコールなどのような簡単な分子を分離して新たな化合物をつくる反応。
ガリウムひそ‐アイシー【ガリウム×砒素IC】
- デジタル大辞泉
- ガリウム砒素化合物半導体基板上に構成された集積回路。通常のシリコンICに比べて、低雑音・低消費電力が特徴。
ニトリル(nitrile)
- デジタル大辞泉
- 1 炭化水素基の炭素原子にシアノ基-C≡Nが結合した化合物。カルボニトリル。2 一価の基、NO2のこと。
しょうせい‐カルシウム〔セウセイ‐〕【焼成カルシウム】
- デジタル大辞泉
- 貝殻・造礁サンゴ・ホエー・骨・卵の殻などを高温で焼き、粉末にした、カルシウム化合物。→未焼成カルシウム
はいい‐し(ハイヰ‥)【配位子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 錯体あるいは錯体化合物の中で、中心原子に結合しているイオンあるいは分子など。リガンド。
hi・dra・to, [i.đrá.to]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男] 〖化〗 水化物,含水化合物,水和物.hidrato de carbono|炭水化物,含水炭素.
微生物脱硫 ビセイブツダツリュウ microbial desulfurization
- 化学辞典 第2版
- 微生物による硫黄の代謝反応を利用して,原油中の硫黄化合物を除去する方法.微生物を好気的に作用させ,有機硫黄化合物を硫酸にまで酸化するか,ま…
高分子凝集剤
- 栄養・生化学辞典
- コロイドや懸濁状態にある微細な粒子を凝集させる機能をもつ高分子化合物.
キサントン きさんとん xanthone
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 環内に酸素原子を含む複素環式化合物の一つ。ジベンゾ-γ(ガンマ)-ピロンともいう。 この化合物自体は天然に存在しないが、誘導体はある種の植物(た…
分子間力 ぶんしかんりょく intermolecular force
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 電気的に中性な分子の間に働く力で,引力と斥力がある。通常,原子も分子の1種と考える。引力は遠距離まで働くが,斥力は近距離のみで有効である。引…
ヒドロペルオキシド ひどろぺるおきしど hydroperoxide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般にヒドロペルオキシ基‐OOHを有する化合物の総称。脂肪族あるいは脂環式炭化水素基をもつ化合物は酸素により自動酸化を受け、しばしばヒドロペル…
アミノ‐じゅし【アミノ樹脂】
- デジタル大辞泉
- アミノ基をもつ化合物とホルムアルデヒドとの縮合反応によって得られる合成樹脂の総称。ユリア樹脂・メラミン樹脂など。
バイオ‐トランスフォーメーション(biotransformation)
- デジタル大辞泉
- 生体触媒を利用し、化合物の合成や有用物質の生産をすること。微生物の場合は微生物変換、酵素の場合は酵素変換ともいう。
ジケトン(diketone)
- デジタル大辞泉
- ケトン基を二つもつ有機化合物の総称。カルボニル基の相対的な位置によってα-ジケトン、β-ジケトンなどに分類される。
りったい‐いせい【立体異性】
- デジタル大辞泉
- 化合物の化学組成が同じでも、原子または原子団の立体的な配置が異なるために生ずる異性。幾何異性・光学異性などがある。
ガス‐カーボン(gas carbon)
- デジタル大辞泉
- 石炭ガスの製造中に、石炭の揮発性炭素化合物から遊離した微粉末状の炭素。純粋炭素に近く、電極として用いられる。
鉛エンセファロパシー
- 栄養・生化学辞典
- 鉛脳障害ともいう.鉛化合物を摂取することによって起こす脳の障害.脳の浮腫,海綿状態,神経細胞溶解などを示す.
メチル‐すいぎん【メチル水銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 水銀にメチル基の結合した化合物。一般には塩化メチル水銀をさす。有毒。水俣病の原因物質として知られる。
オイル‐シェール(oil shale)
- デジタル大辞泉
- 有機化合物を含む黒褐色の頁岩けつがん。乾留により石油が得られる。油母頁岩ゆぼけつがん。石油頁岩。油頁岩。含油頁岩。
青酸中毒
- 栄養・生化学辞典
- 青酸もしくは青酸カリウム,青酸ナトリウムなどの青酸化合物による中毒.呼吸の障害により,死に至ることが多い.
ピリドキサール
- 栄養・生化学辞典
- C8H9NO3 (mw167.16)(構造式→ビタミンB6). ビタミンB6の活性をもつ化合物の一つ.
アンモニア排出動物
- 栄養・生化学辞典
- 体内の窒素化合物の代謝で生じる窒素を主としてアンモニアの形で排泄する動物で,淡水魚などがこの排泄形態をとる.
かんねつ‐し【感熱紙】
- デジタル大辞泉
- 表面に顕色剤としてフェノール化合物を塗布し、加熱するとその部分が融解して発色する用紙。感熱式プリンターに用いる。
ヌクレオシド(nucleoside)
- デジタル大辞泉
- プリン塩基またはピリミジン塩基と糖が結合した化合物。アデノシン・グアノシン・ウリジンなどがあり、核酸の構成成分。
テルペン てるぺん terpene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 精油の主要成分となっている化合物のなかで、イソプレンC5H8が先端と末端で結合(頭尾結合head to tail)した基本骨格(C5H8)nをもつ化合物を総称して…
ウェルナー Werner, Alfred
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1866.12.12. ミュルハウゼン[没]1919.11.15. チューリヒスイスの化学者。 1890年チューリヒのスイス連邦工科大学で学位取得後,パリで P.E.M.ベ…
不均化 (ふきんか) disproportionation
- 改訂新版 世界大百科事典
- ある化合物の置換基が同一種類の分子間で移行し,置換基をもたない化合物と置換基を二つもつ化合物を生ずる反応をいう。工業的に重要な不均化反応の…
化合价 huàhéjià
- 中日辞典 第3版
- [名]<化学>原子価.▶“原子价yuánzǐjià”とも.
非化学量論的化合物 (ひかがくりょうろんてきかごうぶつ) non-stoichiometric compound
- 改訂新版 世界大百科事典
- 定比例の法則にしたがわない化合物。不定比化合物,ベルトライド化合物berthollide compoundなどともいう。化合物は多くの場合定比例の法則にしたが…
ゲルアルト げるあると Charles Frédéric Gerhardt (1816―1856)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランスの有機化学者。ストラスブールに生まれ、おもにドイツで化学を学んだ。リービヒやデュマに師事し、パリで博士号取得後、1844年にモンペリエ…
いせい‐たい【異性体】
- デジタル大辞泉
- 分子式は同じであるが、原子の結合状態や立体配置が違うため、異なった性質を示す化合物。構造異性体と立体異性体に大別される。
しょう‐か〔セウクワ〕【硝化】
- デジタル大辞泉
- 1 アンモニアが微生物によって酸化され、亜硝酸塩や硝酸塩に変化すること。硝化作用。2 化合物中にニトロ基を導入する反応。
ごうせい‐せんい〔ガフセイセンヰ〕【合成繊維】
- デジタル大辞泉
- 合成高分子化合物から紡糸した繊維。石油を出発原料としているものが多い。ナイロン・ビニロン・ポリエステルなど。→天然繊維
さん‐アミド【酸アミド】
- デジタル大辞泉
- アンモニアの水素原子1個がアシル基RCO-と置換した化合物の総称。カルボン酸の誘導体として重要。また、広くアミドをいう。
価標 かひょう bond
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化合物の構造を書くとき,共有結合を表わすために原子間に引かれた短い線をいう。イオン結合の場合には,普通用いられない。
鏡像
- 栄養・生化学辞典
- 鏡に写る関係にある像同士.不斉炭素原子をもつ化合物について,一つの不斉炭素原子に関する光学異性体はこの関係にある.
チオシアネート
- 栄養・生化学辞典
- 分子内にチオシアネートすなわちN=C-S-RもしくはイソチオシアネートすなわちS=C=N-Rの構造をもつ化合物の総称.
しゅうか‐ぶつ(シウクヮ‥)【臭化物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 臭素と臭素より陽性な元素との化合物の総称。臭素はマイナス一価の状態で含まれる。〔稿本化学語彙(1900)〕
さんえんか‐ひそ(サンエンクヮ‥)【三塩化砒素】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 常温で無色の油状の液体。空気中で発煙する。化学式は AsCl3 各種砒素化合物の原料になる。砒素バター。
さん‐むすいぶつ【酸無水物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 カルボン酸二分子から水一分子が取れて縮合した化合物。一般式 (RCO)2O。無水酢酸、無水コハク酸など。
弗素 ふっそ
- 日中辞典 第3版
- 〈化学〉氟fú.炭化~弗素|碳tàn氟(化合物).
薁 ào [漢字表級]3 [総画数]15
- 中日辞典 第3版
- [名]<化学>(有機化合物の一種)アズレン.[異読]〖薁yù〗
鉛汚染 なまりおせん contamination caused by lead
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鉛およびその化合物による環境汚染。大気汚染は主として自動車エンジンのアンチノック剤としてガソリンに添加されるジエチル鉛,ジメチル鉛のアルキ…
栄養素
- 栄養・生化学辞典
- 生体の発生,成長,成熟,維持,生殖などのために摂取すべき化合物や元素など.
AF2
- 栄養・生化学辞典
- 殺菌剤として使われた化合物.発がん性が疑われて現在は使用が禁止されている.
ピリミジン(pyrimidine)
- デジタル大辞泉
- 複素環式化合物の一。塩基性で、強い刺激臭のある無色の結晶。化学式C4H4N2
かごうばくやく【化合爆薬】
- 改訂新版 世界大百科事典
【物物】ぶつぶつ
- 普及版 字通
- それぞれの物。〔左伝、昭二十九年〕夫(そ)れ物は物ごとに其の官り、官ごとに其の方を修む。夕之れを思ひ、一日を失へば、則ち死之れにび、官を失ふ…
スタビライザー(stabilizer)
- デジタル大辞泉
- 1 飛行機・船・自動車などの揺れを減少させ、安定させる装置。2 火薬・化合物などの安定剤。3 ⇒カメラスタビライザー
げんし‐か〔‐クワ〕【原子化】
- デジタル大辞泉
- 主に原子吸光分析において、分析対象となる原子が含まれる化合物を加熱し、結合を断ち切って、単独の自由な原子にすること。