「化合物」の検索結果

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全窒素

栄養・生化学辞典
 食品中のすべての窒素をいうが,通常ケルダール法によって定量されるものをいい,硝酸態窒素は除外する.タンパク質,アミノ酸,アミン,核酸など…

有機酸

栄養・生化学辞典
 有機化合物である酸.カルボン酸をいうことが多いが,ホスホン酸,スルホン酸,スルフィン酸,フェノール,エノール,チオール,酸イミド,オキシ…

スルホン‐さん【スルホン酸】

デジタル大辞泉
《sulfonic acid》スルホ基(スルホン酸基)-SO3Hをもつ有機化合物の総称。強い酸性を示す。染料・薬品などを合成する際の反応中間体として重要なも…

りゅうさん‐ウラニル〔リウサン‐〕【硫酸ウラニル】

デジタル大辞泉
ウラン化合物の一つ。酸化ウランを硫酸に溶かし、低温で濃縮して製造する。毒性があり、使用・保有には国の許可が必要。アンリ=ベクレルが放射能を…

さんか‐ぶつ(サンクヮ‥)【酸化物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 酸素と他の元素との化合物。希ガス元素を除くほとんどすべての元素について知られている。酸性酸化物・両性酸化物・塩基性酸化物など。〔…

デヒドロゲナーゼ

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Dehydrogenase ) 脱水素反応を触媒する酸化還元酵素の総称。生体内の有機化合物の酸化を行なう。脱水素酵素。⇔オキシダーゼ

たんか‐ぶつ(タンクヮ‥)【炭化物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 炭素とアルカリ金属・アルカリ土類金属・ハロゲンなどの陽性元素との化合物。狭義には炭化カルシウムをいう。カーバイド。〔稿本化学語彙…

アルキル化 (アルキルか) alkylation

改訂新版 世界大百科事典
一般には有機化合物に,置換反応あるいは付加反応によってアルキル基を導入する反応をいう。置換反応には水素原子の求核反応と求電子反応があり,付…

シクロデキストリン シクロデキストリン cyclodextrin

化学辞典 第2版
D-グルコピラノース単位がα-1,4-グルコシド結合で環状に結合した王冠状の化合物で,デンプンにBacillus maceransからとれたアミラーゼ(EC 2.4.1.19)…

玉尾皓平 (たまお-こうへい)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1942- 昭和後期-平成時代の有機金属化学者。昭和17年10月31日生まれ。平成5年京大化学研究所教授。12年同研究所所長。17年理化学研究所フロンティ…

塩化物 えんかぶつ chloride

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
塩素と他の元素あるいは基との化合物の総称。希ガスを除くほとんどすべての元素は塩化物をつくる。金属の塩化物は金属あるいはその水酸化物,炭酸塩…

えんか‐すいぎん(エンクヮ‥)【塩化水銀】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 塩素と水銀との化合物の総称。① 塩化水銀(I )。塩化第一水銀。化学式 Hg2Cl2 白色で光沢のある結晶または粉末。水、有機溶媒には溶けな…

希土類・コバルト磁石 きどるいこばるとじしゃく

日本大百科全書(ニッポニカ)
希土類元素のセリウムCe、サマリウムSmとコバルトCoとの化合物(CeCo5、SmCo5、Sm2Co17)の磁気的性質を利用してつくられる永久磁石。1968年、アメリ…

соедине́н|ие [サイヂニェーニエ]

プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
[サイヂニェーニエ][中5]〔joining〕①1つにする[なる]こと,結合,統合,合体;接続,連結//соедине́ние си́л|力を合わせること//соедине́…

三重結合【さんじゅうけつごう】

百科事典マイペディア
二つの原子間の共有結合で,三つの電子対によって結合しているものをいう。構造式では−C≡C,−C≡Nなどのように3本の線で表すことが多い。炭素どうし…

エレクトロスピニング(electrospinning)

デジタル大辞泉
溶融状態のポリマー(高分子化合物)に高電圧をかけてノズルから射出し、ナノファイバーを製造する手法。ノズル先端の液滴表面の電荷が互いに反発し…

フロクマリン(furocoumarin)

デジタル大辞泉
さまざまな植物に含まれる有機化合物の一。多く毒性があり、昆虫などに対する防御物質と考えられる。異性体の一であるソラレンは、光毒性をもつこと…

ジフルオロメタン(difluoromethane)

デジタル大辞泉
フロンの一。メタンを構成する水素原子2個を弗素原子2個と置換した化合物。半導体集積回路の製造工程において、ドライエッチングの洗浄剤として用い…

プルースト

百科事典マイペディア
フランスの化学者。1789年スペインのマドリードの王立実験所長。定量分析によって1799年定比例の法則を提出。化合物の組成は連続的に変化するとする…

無機化学【むきかがく】

百科事典マイペディア
すべての元素および無機化合物の製法,性質,反応,用途などを研究する化学の一部門。有機化学の対。手段,目的などにより無機合成化学,無機物理化…

ステロイド(steroid)

デジタル大辞泉
ステロールとその類似化合物の総称。炭素の六員環が三つと五員環が一つ結合した基本構造をもつ。動植物界に広く分布し、胆汁酸・性ホルモン・副腎皮…

ナトリウム‐アルコキシド

デジタル大辞泉
《sodium alkoxide》アルコール類の水酸基(-OH)の水素をナトリウム原子で置換した化合物の総称。ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシドなど…

ナフトール(naphthol)

デジタル大辞泉
ナフタレンの水素原子1個が水酸基で置換された化合物。特有の臭気をもつ昇華性の針状または板状結晶。水には溶けにくいが、ベンゼン・エタノールなど…

11シスレチナール

栄養・生化学辞典
 ビタミンAの一つで,レチノールが生体内で酸化されたもの.タンパク質であるオプシンと結合してロドプシン(視紅)となり,視覚において光を受容す…

パンテテイン

栄養・生化学辞典
 C11H22N2O4S (MW278.39).(CH3)2CHOHCONHCH2CH2CONHCH2CH2SH.パントテン酸とシステインを構成成分とする化合物.補酵素Aの生合成の中間体.

ろう

栄養・生化学辞典
 化学物質としては脂肪酸と高級アルコールのエステルで常温で固形状のものをいうが,より広く類似の物性を示すもの,例えば炭化水素,高級アルコー…

ふくごう‐ししつ(フクガフ‥)【複合脂質】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 脂質の一種。アルコールと脂肪酸のエステルの中で燐酸・窒素化合物、糖、硫酸などを含むもの。燐脂質・糖脂質・硫脂質などに分けられる。…

ぞう‐たん【増炭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 石炭の産出をふやすこと。または、石炭の産出がふえること。② 光輝の弱い炎に光輝を増すために、ベンゼンなど、炭素を多く含む化合物の…

てつ‐ざい【鉄剤】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 鉄化合物を含む薬剤。鉄欠乏性貧血に服用。〔内科撰要(1792)〕[初出の実例]「笹村は頭の萎(な)えたやうな時に呑む鉄剤をやった後なので…

ポリ ポリ poly

化学辞典 第2版
“多”または“複”の意味を示す接頭語.同一分子内に同じ基を多数もつ化合物や,単量体の重合で得られる多量体に接頭語として用いられる.たとえば,ポ…

ストッブ反応 ストッブハンノウ Stobbe reaction

化学辞典 第2版
カルボニル化合物とコハク酸エステルとをアルカリ金属アルコキシドの存在下で縮合させ,アルキリデンコハク酸誘導体とする反応.アルドール縮合と同…

インドール(indole)

デジタル大辞泉
ジャスミン油・コールタール・腐敗たんぱく質・哺乳類の排泄はいせつ物に含まれる物質。複素環式化合物の一種。無色の小葉状結晶。糞臭ふんしゅうの…

たん‐たい【単体】

デジタル大辞泉
1 単一の物体。また、複数あるうちの、一つの物体。2 一種の元素だけからなる物質。金・銀・ダイヤモンドや酸素など。⇔化合物。3 企業グループの…

ポリスチレン(polystyrene)

デジタル大辞泉
スチレンの付加重合によって得られる高分子化合物。無色透明の熱可塑性樹脂。電気絶縁性が高い。高周波絶縁材料・各種容器に、また発泡スチロールと…

マーキュロクロム(mercurochrome)

デジタル大辞泉
消毒薬とした有機水銀化合物。青緑色ないし緑褐色の小片または粒で、においはない。通常2パーセントの水溶液とし、傷口に塗る。赤色を呈するところか…

アガロース

栄養・生化学辞典
 アガランともいう.D-ガラクトースと3,6-アンヒドロ-L-ガラクトースをモル比1:1で含む寒天中の一成分で,高分子化合物である(この主成分のほかに…

メルカプト mercapto

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古い文献ではスルフヒドリルともいった。チオアルコール (メルカプタン) のもつ官能基 -SH を含む化合物を示す接頭語。たとえばチオグリコール酸 HS…

上絵付け うわえつけ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
釉 (うわぐすり) をかけて高温で焼いた磁器の上に,酸化金属化合物による上絵釉 (うわえぐすり) で文様を描き,低温で焼いて発色させる操作。下絵付…

ジアジン diazine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ダイアジンともいう。窒素2原子を環に含む六員環化合物。 C4H4N2 で表わされる。 1,2- ,1,3- ,1,4- の3つの異性体があり,1,3- ジアジンは…

トリス トリス tris

化学辞典 第2版
3を表す数詞接頭語.一つの化合物中に,2種類以上の基名を組み合わせてできる原子団が3個ある場合に用いる.たとえば,トリス(ヒドロキシメチル)アミ…

りゅうさん‐アンモニウム(リウサン‥)【硫酸アンモニウム】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( アンモニウムは[ラテン語] ammonium ) 硫酸にアンモニアを吸収させてできる化合物。化学式 (NH4)2SO4 無色透明な結晶。水に溶ける。速…

メルカプタン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Merkaptan ) 脂肪族炭化水素の水素原子をメルカプト基(SH基)と置きかえた化合物。アルコールに性質が似る。分子量が小…

ステロイド‐ホルモン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] steroid hormone ) 化学構造上ステロイド化合物に属するホルモンの総称。男性ホルモン、女性ホルモン、副腎皮質ホルモンなど、…

けいこう‐ぶっしつ(ケイクヮウ‥)【蛍光物質】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 蛍光を発する物質の総称。亜鉛、カドミウムなどの酸化物、硫化物、白金シアン錯塩、アニリンのほか多くの化合物がある。蛍光灯、蛍光塗料…

けいさん‐アルミニウム【珪酸アルミニウム】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( アルミニウムは[ドイツ語] Aluminium ) 珪酸とアルミニウムの化合物。種々の鉱物の主成分として天然に存在し、特に分子式 Al2SiO5 のも…

aromatique /arɔmatik/

プログレッシブ 仏和辞典 第2版
[形]➊ 芳香性の,香りのよい,香料の.plante aromatique|芳香性の植物huile aromatique|香油.➋ 〖有機化学〗 芳香族の.━[男] 〖有機化学〗 芳香…

ラクタム らくたむ lactam

日本大百科全書(ニッポニカ)
環内にアミド基-CONH-をもつ複素環式化合物の総称。環の大きさにより、4員環のβ(ベータ)-ラクタム、5員環のγ(ガンマ)-ラクタム、6員環のδ(デルタ)-ラ…

幾何異性【きかいせい】

百科事典マイペディア
立体異性の一つ。無機化合物では錯体内での配位子の立体配置の相違によって生ずる異性現象。たとえば,トランス‐[CoCl2(NH3)4](+/)(緑色)と,…

六価クロム

知恵蔵mini
クロム(原子番号24の元素)化合物の形態の総称。おもな六価クロム化合物としてクロム酸、重クロム酸カリ、ニクロム酸カリウムなどがある。強力な酸化…

疎水基 そすいき hydrophobic group

日本大百科全書(ニッポニカ)
長鎖のアルキル基やフルオロカーボン鎖、あるいはベンゼン環や脂環式の原子団をさす。親油基oleophilic groupともいう。これらの原子団は水分子と水…

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