さん‐わく【三惑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 連声で「さんなく」「さんまく」とも )① 仏語。天台宗で、一切の煩悩をいう。すなわち、見思惑(けんじわく)(=見惑と思惑)、塵沙惑(じ…
みかづき 三日月
- 小学館 和伊中辞典 2版
- luna(女) falcata [spi̱cchio(男) di luna] crescente ◇三日月形の 三日月形の みかつきがたの a forma di falce, falcato⇒月【図版】
さんしんとう 三親等
- 小学館 和伊中辞典 2版
- parentela(女) di terzo grado ¶私たちは三親等の間柄だ.|Siamo parenti di terzo grado.
三司 さんし
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中国,五代・宋の中央財政機関塩鉄(専売)・度支(支出)・戸部(収入)の総称で,長官は泀使。
三蹟 さんせき
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 平安中期を代表する3人の能書家,小野道風 (とうふう) ・藤原佐理 (さり) ・藤原行成 (こうぜい) をいう10世紀から11世紀初めの人。平安初期の雄渾…
三都 さんと
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代の三大都市,江戸・大坂・京都をいう。いずれも幕府の直轄都市だった。
三奉行 さんぶぎょう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代,寺社奉行・町奉行・勘定奉行の総称宗教行政・江戸市政・幕府財政のそれぞれの担当者として重んじられた。評定所(江戸幕府最高裁判機関)…
さんかくけい【三角形】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- a triangle三角形の triangular正三角形an equilateral triangle直角三角形a right(-angled) triangle二等辺三角形an isosceles triangle三角形に分…
さんじょう【三乗】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 3乗する cube ((a number));raise ((a number)) to the third power3の3乗は27であるThe cube of three is twenty-seven./Three cubed [(raised…
さんしんとう【三親等】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- the third degree of kinship
みかづき【三日月】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- a new moon; a crescent (moon);《文》 a sickle moon三日月形のcrescent-shaped
みっか【三日】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 〔3日間〕(for) three days三日目the third day三日とあげずvery often/almost every other day三日おきにevery fourth day/every four days三日…
三聖堂さんせいどう
- 日本歴史地名大系
- 宮城県:宮城郡松島町松島村三聖堂[現]松島町松島 町内観世音を本尊に、左に達磨、右に菅原道真の像を配して三聖堂と称し、円通(えんつう)院の門…
三本木さんぼんぎ
- 日本歴史地名大系
- 京都市:上京区春日学区三本木(新三本木(しんさんぼんぎ))東三本木通が南北に通る上之(かみの)町・中之町・南(みなみ)町一帯をいう。三本木…
三丁目さんちようめ
- 日本歴史地名大系
- 京都市:上京区中立学区三丁目上京区中立売通室町西入中立売(なかたちうり)通(旧正親町小路)を挟む東西ほぼ三町の町。平安京の条坊では左京北辺…
三木庄みきのしよう
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:三木市三木庄美嚢(みの)川中流域に展開する中世の庄園。三木本郷ともいう。元来は後鳥羽天皇の生母である七条院のもとに集積された庄園で…
三丁目さんちようめ
- 日本歴史地名大系
- 岡山県:津山市津山城下三丁目[現]津山市本町(ほんまち)三丁目二丁目(にちようめ)に西接して出雲往来の両側に東西に連なる町。西は坪井(つぼ…
三山村みやまむら
- 日本歴史地名大系
- 京都府:竹野郡丹後町三山村[現]丹後町三山宇(う)川の中流右岸、鞍内(くらうち)村の東南方に位置する。周辺は山に囲まれ、西方はわずかに開け…
三部会(さんぶかい) États généraux
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- フランスの身分制議会で,聖職者,貴族,第三身分の3部から構成される。1302年にフィリップ4世が教皇と対立したとき,聖職者,貴族,都市の代表をパ…
三戒壇 さんかいだん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 律令国家が正式の授戒の場として設立した3カ所の戒壇のこと。鑑真(がんじん)の来朝後東大寺に戒壇院が設けられ,ついで下野の薬師寺と筑紫の観世音寺…
三奉行 さんぶぎょう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 江戸幕府の寺社奉行・(江戸)町奉行・勘定奉行の総称。評定所一座を構成する一方,重要な案件について老中の諮問をうけた。その際の評議を三奉行評議…
第三者のためにする契約 だいさんしゃのためにするけいやく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 契約当事者の一方(諾約者)が他方当事者(要約者)に、第三者(受益者)に対して直接に債務を負担することを約する契約(たとえば、甲が丙に対して…
三村荘【みむらのしょう】
- 百科事典マイペディア
- 近江国にあった荘園。蒲生(がもう)郡島郷(現,滋賀県近江八幡市)を中心とする一帯と考えられるが,愛知郡域とする説もある。鳥羽(とば)上皇の御願…
三才【さんさい】
- 百科事典マイペディア
- 三材とも。古代中国の思想において,世界の三つの重要な働きとしての天・地・人をいう。典拠は《易》説卦伝(天道に陰陽,地道に柔剛,人道に仁義の…
三神山【さんしんさん】
- 百科事典マイペディア
- 中国伝説で想像上の山。瀛州(えいしゅう),方丈(方壺),蓬莱(蓬莱山)の3山。〈三壺山〉とも。渤海にあり,仙人が住み,仙薬があると信じられた…
三新法【さんしんぽう】
- 百科事典マイペディア
- 明治政府による最初の統一的地方制度で,郡区町村編制法・府県会規則・地方税規則の総称。1878年の第2回地方官会議・元老院の審議を経て施行された…
三統一【さんとういつ】
- 百科事典マイペディア
- フランス古典劇の基本的劇作法。〈三単一〉〈三一致〉とも。時・場所・筋の三つの一致を意味し,さらに演劇における事件は一日以内,同一の場所で行…
三葉虫【さんようちゅう】
- 百科事典マイペディア
- 古生代,特にカンブリア紀からオルドビス紀に栄えた絶滅節足動物。大きさは2〜10cmぐらいのものが多く,クモやサソリに近縁。体は扁平で,フナムシ…
三略【さんりゃく】
- 百科事典マイペディア
- →六韜(りくとう)三略
三賞
- 知恵蔵
- 三賞とは殊勲賞、敢闘賞、技能賞を指す。相撲協会の審判部幹部と、相撲記者、好角家で構成する溜会(たまりかい)などが選考。1947年秋場所から、戦後…
さん‐あくしゅ【三悪趣】
- デジタル大辞泉
- 《連声れんじょうで「さんなくしゅ」「さんまくしゅ」とも》仏語。悪業の結果、人が堕おちていく三つの悪趣。地獄・餓鬼・畜生。三悪道。
さん‐あくどう〔‐アクダウ〕【三悪道】
- デジタル大辞泉
- 《連声れんじょうで「さんなくどう」「さんまくどう」とも》「三悪趣さんあくしゅ」に同じ。
さん‐え【三▽衣】
- デジタル大辞泉
- 《連声れんじょうで「さんね」とも》僧が着る3種の袈裟けさ。僧伽梨そうぎゃり(大衣だいえ・九条)・鬱多羅僧うったらそう(上衣・七条)・安陀会あ…
さん‐えん〔‐ヱン〕【三遠】
- デジタル大辞泉
- 山水画における三つの遠近法、ないし空間の構成原理。下から上方峰を見あげる高遠、渓谷の奥を水平に望む深遠、近山から遠山を眺望する平遠。北宋の…
さん‐おう〔‐ワウ〕【三王】
- デジタル大辞泉
- 《連声れんじょうで「さんのう」とも》中国古代の三人の聖王。夏かの禹う王、殷いんの湯王、周の文王(または武王)。
さんかく‐すい【三角×錐】
- デジタル大辞泉
- 底面が三角形をなす角錐。三稜体さんりょうたい。
さん‐きょう〔‐キヤウ〕【三卿】
- デジタル大辞泉
- ⇒御三卿ごさんきょう
さん‐きょく【三局】
- デジタル大辞泉
- 律令制で、太政官に属する三つの事務局。少納言局・左弁官局・右弁官局のこと。
さん‐く【三苦】
- デジタル大辞泉
- 仏語。心身を悩ます3種の苦。寒熱・飢渇・病気などそれ自体が苦の苦苦くく、楽事が破れて苦に変わる壊苦えく、世の無常から受ける行苦ぎょうく。
さん‐けち【三×纈】
- デジタル大辞泉
- 夾纈きょうけち・纐纈こうけち・﨟纈ろうけち。
さん‐こ【三孤】
- デジタル大辞泉
- 中国、周代の官職名。三公の下で天子を補佐した少師・少傅しょうふ・少保のこと。
さん‐こ【三鼓】
- デジタル大辞泉
- 雅楽で、唐楽に用いられる3種の打楽器。羯鼓かっこ・太鼓・鉦鼓しょうこ。
さん‐こう〔‐クワウ〕【三皇】
- デジタル大辞泉
- 中国古代の伝説的な三人の天子。伏羲ふっき・神農しんのう・黄帝、燧人すいじん・伏羲・神農、伏羲・女媧・神農、天皇てんこう・地皇・人皇など諸説…
さんさい【三斎】
- デジタル大辞泉
- 細川忠興ほそかわただおきの号。
さん‐さい【三際】
- デジタル大辞泉
- 「三世さんぜ1」に同じ。
さん‐しゃ【三車】
- デジタル大辞泉
- 法華経譬喩品ひゆほんに説くたとえ。ある長者の家が火事になったとき、家の中の子供たちに羊よう車・鹿ろく車・牛ご車を与えるからと言って屋外に避…
さん‐しゃ【三斜】
- デジタル大辞泉
- 和算で、不等辺三角形のこと。
さん‐じゃく【三尺】
- デジタル大辞泉
- 1 1尺の3倍。かね尺で約91センチ。鯨尺で約114センチ。2 「三尺手拭い」の略。3 「三尺帯」の略。4 法律のこと。→三尺法
さん‐しゅう〔‐シウ〕【三州/参州】
- デジタル大辞泉
- 三河みかわの異称。
さん‐じゅう【三従】
- デジタル大辞泉
- 《「儀礼」喪服から》昔、婦人の守るべきものとされた三つの事柄。結婚前には父に、結婚後は夫に、夫の死後は子に従うということ。