プトレマイオス2世フィラデルフォス プトレマイオスにせいフィラデルフォス Ptolemaios II Philadelphos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前308. コス島[没]前246プトレマイオス朝 2代目の王 (在位前 285~246) 。プトレマイオス1世ソテルの子。愛妹王 (フィラデルフォス) とも呼ばれ…
アポロニオス(詩人) あぽろにおす Apollōnios (前295ころ―?)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの詩人。アレクサンドリアに生まれたが、ロドス島(ロードス島)に長く滞在したので「ロドスのアポロニオス」とよばれる。カリマコスに…
アレクサンドリア学派 あれくさんどりあがくは
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代の大都市アレクサンドリアを中心とするキリスト教神学の一派。3~5世紀に栄えた。前半の3世紀には、その創始者クレメンスや、その弟子オリゲネス…
アポロニア Apollōnia 生没年:?-249
- 改訂新版 世界大百科事典
- 聖女。アレクサンドリアの処女で,異教の偶像の礼拝を拒否したため,歯をやっとこで引き抜かれる拷問を受けた。その後,自ら進んで刑場の火の中に身…
クリュソストモス Iōannēs Chrysostomos 生没年:347ころ-407
- 改訂新版 世界大百科事典
- 4世紀の代表的ギリシア教父,聖書解釈学者。シリアのアンティオキア生れ。青年期に洗礼を受け,修道士となるが,30代の終りに聖職に就く。神学はもと…
ロクサネ Rhōxanē; Roxana
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前310頃.トラキア,アンフィポリスアレクサンドロス3世 (大王)の妻。ラテン名ロクサナ。バクトリアの豪族の娘で,大王の遠征途上,現地民の…
復活祭論争 ふっかつさいろんそう paschal controversies
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 初期キリスト教会における復活祭の日取りに関する論争。小アジアではユダヤ教の過越しニサンの月 14日をキリストの死の記念日として祝ったが,ローマ…
カリマコス Kallimachos
- 改訂新版 世界大百科事典
- ヘレニズム文学を代表する文学的貢献をなした前3世紀アレクサンドリアの詩人,学者。生没年不詳。北アフリカのキュレネで生まれ,若くしてアレクサン…
コンスタンチン グリンカ Konstantin Dmitrievich Glinka
- 20世紀西洋人名事典
- 1867 - 1927 ソ連(ロシア)の土壌学者。 元・ノボ・アレクサンドリア農業研究所教授。 スモレンスク生まれ。 サンクト・ペテルブルグ大学時代に近代…
アリウス派【アリウスは】
- 百科事典マイペディア
- アレクサンドリアの聖職者アリウスArius〔250ころ-336ころ〕(ギリシア名アレイオス)の教説,またはその信奉者。アリウスは,父なる神と子なるキリ…
プトレマイオス(1世) ぷとれまいおす Ptolemaios Ⅰ (前367/366―前283/282)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- エジプト王(在位前305/304~前283/282)。プトレマイオス朝の創始者。通称ソテルSoter(救済王)。マケドニア貴族ラゴスの子。アレクサンドロス大…
ヘラクレスの塔【ヘラクレスのとう】
- 百科事典マイペディア
- スペイン北西部のラ・コルニャにあるローマ建築の灯台。ヘラクレスの塔はアレクサンドリアの大灯台をモデルにつくられたと考えられている。長い間放…
フィロン
- 百科事典マイペディア
- 古代のユダヤ人哲学者。アレクサンドリアの人。プラトンやストア学派を援用しつつ多くの旧約聖書注解をなして比喩的解釈の方法を示すとともに,神と…
アレクサンドリア図書館
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 紀元前3世紀初頭,プトレマイオス朝エジプトの国王によって首都アレクサンドリアに作られた図書館.古代ギリシャの文献を核に一大コレクションを形成…
ヘロディアノス Hērōdianos, Ailios
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2世紀後半のギリシアの文法学者。アレクサンドリア出身。アポロニオス・デュスコロスの子。ギリシア語のアクセントを,約6万語について研究した『ア…
しん‐ピタゴラスがくは【新ピタゴラス学派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ピタゴラスはPythagoras ) 紀元前一世紀頃の帝政ローマとアレクサンドリアに出現し、ピタゴラスを信奉した集団。プラトンとストア学派…
アリウス派 アリウスは Arius
- 旺文社世界史事典 三訂版
- キリスト教の異端の一派アレクサンドリアの司教アリウス(256 (ごろ) 〜336)の説で,キリストは父なる神につくられたもので,神と同質ではないとし…
ディデュモス Didymos Chalkenteros
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前83頃.アレクサンドリア[没]前10. ローマ?ギリシアの文献学者。古代ギリシアの文献を収集,編纂して現代に伝えた功績は大きい。 3500冊以上の著…
アンフシ‐ふんぼぐん【アンフシ墳墓群】
- デジタル大辞泉
- 《Anfushi Tombs》エジプト北部の港湾都市アレクサンドリアにある墳墓群。プトレマイオス朝時代後期から古代ローマ時代初期のものとされる。石灰岩の…
アルマゲスト Almagest
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アレクサンドリアの天文学者プトレマイオスにより編纂された,天動説による天文学の集大成。全 13巻。2世紀前半に完成し,16世紀に T.ブラーエが精密…
アリスタルコス(文献学者) ありすたるこす Aristarchos (前217ころ―前145)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの文献学者。サモトラキに生まれる。アレクサンドリアの図書館長を務めたほか、プトレマイオス7世に教え、大ぜいの優れた弟子を養成した…
ウェスパシアヌス うぇすぱしあぬす Titus Flavius Vespasianus (9―79)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ローマ皇帝(在位69~79)。騎士身分の父と元老院議員の妹を母として、サビニ地方レアーテに生まれる。コンスル、アフリカ総督を経て、67年ユダヤの…
ヒルティウス ひるてぃうす Aulus Hirtius (?―前43)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ローマ、共和政末期の武将、政治家。紀元前43年のコンスル(執政官)。前54年以降カエサルの忠実な部将として、とくに官房長的な役を果たしつつ…
テオドレトス(キュロスの) Theodōrētos 生没年:393ころ-466
- 改訂新版 世界大百科事典
- シリアのキュロスKyrrhosの主教,ギリシア人教父。隠修士として研鑽を積むがネストリウスと友人になり,アンティオキア学派の一員としてキリスト両性…
プトレマイオス10世アレクサンドロス1世 プトレマイオスじっせいアレクサンドロスいっせい Ptolemaios X Alexandros I
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前88プトレマイオス朝の王 (在位前 107~88) 。母クレオパトラ3世の摂政下,兄プトレマイオス9世の追放期間中のみ王位にあった。母と兄弟の…
ペルセポリス(Persepolis)
- デジタル大辞泉
- ペルシアのダレイオス1世の建設したアケメネス朝の首都。紀元前330年、アレクサンドロス大王によって破壊された。現在のイラン南西部の都市シーラー…
Ale・xan・der, [alεksándər]
- プログレッシブ 独和辞典
- ❶ ((男名)) アレクサンダー.❷ ((人名)) 〔歴史〕 アレクサンドロス大王(前356-323;古代マケドニアの王).
プトレマイオス Ptolemaios
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 85?〜165?ヘレニズム時代にアレクサンドリアで活躍したギリシアの天文学者・地理学者。英語名はトレミー(Ptolemy)その天動説は,コペルニクスに…
アレクサンドリンスキー劇場 あれくさんどりんすきーげきじょう Александринский театр/Aleksandrinskiy teatr
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ロシアの国立劇場。サンクト・ペテルブルグ市の中心街ネフスキー通りにある。1756年に創立されたロシア最古のドラマ劇場の一つで、1832年ニコライ1世…
七不思議【ななふしぎ】
- 百科事典マイペディア
- 不思議な現象を七つ取り合わせる趣向。〔日本〕 越後,江戸,信州,遠江(とおとうみ),甲斐,土佐七不思議,親鸞上人の七不思議などという。越後七…
ムセイオン(〈ギリシャ〉Mūseion)
- デジタル大辞泉
- 《文芸・学問の神ミューズの聖所の意》古代ギリシャの学問研究所。特に、プトレマイオス1世がアレクサンドリアに設立した研究所が著名。地中海周辺諸…
ダレル
- 百科事典マイペディア
- 英国の詩人,小説家。詩集もあるが,アレクサンドリアを舞台に複雑な現代的恋愛を追求した四部作《ジュスティーヌ》《バルタザール》《マウントオリ…
アリウス Arius
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 250?~336?古代キリスト教の異端者。アリウス派の祖。リビアの人。アレクサンドリア教会の長老となったが,さきにアンティオキアの神学者ルキアノ…
ヒッポクラテス
- 百科事典マイペディア
- 古代ギリシアの医学者。エーゲ海のコス島の生れ。観察と実際の経験をもとにして経験科学としての医学の基礎を築き,また医師の倫理を強調し,〈医学…
ペルガモン Pergamon
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 小アジア北西部にあった都市国家(ポリス)。現在はトルコ領のベルガマ(Bergama)アッタロス1世がセレウコス朝から独立してここに都を置いて以来,…
五大本山(ごだいほんざん)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- キリスト教会においてはローマ,アレクサンドリア,アンティオキア,コンスタンティノープル,イェルサレムの総大司教座教会の総称。その管轄権はそ…
シャトビー‐ふんぼぐん【シャトビー墳墓群】
- デジタル大辞泉
- 《Shatby Tombs》エジプト北部の港湾都市アレクサンドリアにある墳墓群。ボールサイード通り沿いに位置する。紀元前4世紀から前3世紀頃のものとされ…
バシレイデス Basileidēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2世紀頃在世のグノーシス派有数の人物。シリア出身。アレクサンドリアで哲学を論じ,至高の神は,人類の霊魂をユダヤ人の神や堕落から守るために,そ…
alessandrino1
- 伊和中辞典 2版
- [形](ピエモンテ州の)アレッサンドリアの. [名](男)[(女) -a]アレッサンドリアの住民.
バルブス(小) バルブス[しょう] Balbus, Lucius Cornelius
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前1世紀のローマの帰化市民。ヒスパニアのガデス出身。大バルブスの甥で小バルブスと呼ばれた。ローマの内乱のときにユリウス・カエサルにつき,ヒス…
ビザンチン哲学 ビザンチンてつがく Byzantine philosophy
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ビザンチウム (コンスタンチノープル) を中心にして発展した新プラトン主義を標榜する哲学をいう。6~7世紀頃のビザンチン帝国の自立と,キリスト教…
アントニウス Antonius, Marcus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前82頃[没]前30.8. エジプト古代ローマの将軍,政治家。プレプス (平民) の旧家の出身。前 54年からガリアで G.J.カエサルの幕僚として服務。前 …
ディオドロス(タルソスの) Diodōros 生没年:?-390ころ
- 改訂新版 世界大百科事典
- アンティオキア学派の神学者。タルソスTarsos主教(378より)。アリウスの教説を攻撃し,ニカエア派の正統信仰の擁護者とたたえられた(381,第1コン…
エヌ‐エス‐エー【NSA】[National Society of Accountants]
- デジタル大辞泉
- 《National Society of Accountants》米国会計士協会。1945年、米国公認会計士協会(NSPA, National Society of Public Accountants)として設立。19…
モスクワ放送交響楽団
- デジタル大辞泉プラス
- ロシアのモスクワを拠点とするオーケストラ。1930年に設立。主な指揮者はアレクサンドル・オルロフ、ニコライ・ゴロヴァーノフ、アレクサンドル・ガ…
エル・アラメインの戦【エルアラメインのたたかい】
- 百科事典マイペディア
- エル・アラメインEl Alameinはエジプトの北部,アレクサンドリア西方約100kmの地中海に臨む寒村。第2次大戦中の1942年10月,モンゴメリー将軍の率い…
ソロモンの知恵 (ソロモンのちえ) Wisdom of Solomon
- 改訂新版 世界大百科事典
- 旧約聖書外典中の一書。エジプトのアレクサンドリアのユダヤ人と推測される著者が前1世紀ころ,同胞に先祖伝来の信仰を勧め,異教的文化に対するユダ…
フィロン[アレクサンドリア] Philōn of Alexandria
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前15頃.アレクサンドリア[没]後45頃.アレクサンドリアユダヤ哲学者。ユダヤのフィロン Philon Judaeusともいう。ヘレニズム時代のユダヤ哲学の代…
カルケドン公会議 (カルケドンこうかいぎ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 単性論派問題の解決のために451年,小アジアのカルケドンKalchēdōnで開かれた公会議。第4回公会議にあたり,皇帝マルキアヌスが招集した。参加主教の…
ヘルマスの牧者 ヘルマスのぼくしゃ Shepherd of Hermas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 使徒教父の一人とされるヘルマスの著作。『牧者』 Poimēnが書名。2世紀頃ローマの教会で読まれた黙示文学的書で,ヘルマスの死後1世紀ほどは正典同様…