石潤基 (せきじゅんき) Sǒk Yun-gi 生没年:1929-89
- 改訂新版 世界大百科事典
- 朝鮮の作家。慶尚南道の生れ。1947年ソウルの成均館大学で学ぶ。運送労働,記者生活をへて,50年のソウル解放時に朝鮮人民軍に入隊,朝鮮戦争後は平…
鉄隕石 (てついんせき) iron meteorite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 隕石の一種。別名隕鉄ともいう。大部分がニッケル・鉄合金(約98.34%)からなり,このほかに少量のシュライバーサイト(Fe,Ni,Co)3P(1.12%),コ…
泰山刻石 (たいざんこくせき) Tài shān kè shí
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,秦の始皇帝が天下統一後3年目の即位28年(前219)に泰山に立てた刻石。泰山の山頂で天を祭る封禅(ほうぜん)の儀式を挙行した際に立てたとこ…
緑閃石 りょくせんせき actinolite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 透緑閃石、陽起石、アクチノ閃石などともいい、カルシウム角閃(かくせん)石グループのうちアルミニウムに非常に乏しい鉱物。柱状あるいは繊維状の結…
万石通 まんごくどおし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 籾摺(もみす)り後の玄米と籾を選別する農具で、万石、千石、千石通ともよばれ、万石簁とも書く。貞享(じょうきょう)(1684~88)のころに発明された…
松井石根 まついいわね (1878―1948)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 明治・大正・昭和時代の軍人。明治11年7月27日、名古屋に生まれる。1897年(明治30)陸軍士官学校卒業。陸軍大学校在学中、日露戦争に従軍。1906年(…
さぬき‐いし【讚岐石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 主として縄文時代に石鏃(せきぞく)の原石として使用された讚岐岩をいう。原産地は香川県の五色台、金山ほか、大阪府と奈良県の境の二上山…
けんち‐いし【間知石・間地石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 日本独特の形をもつ石垣用の石材。面(つら)はほぼ方形で、奥を次第に細くした角錐台のもの。けんち。
こうりゅう‐せき(コウリウ‥)【紅榴石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =きざくろいし(貴柘榴石)〔鉱物字彙(1890)〕
しゃせきしゅう(シャセキシフ)【沙石集】
- 精選版 日本国語大辞典
- 鎌倉時代の仏教説話集。一〇巻。無住著。弘安二年(一二七九)起稿し、同六年成立。のち、作者により改訂が繰り返された。庶民を教化・啓蒙するため…
しゅうぎ【祝儀】 の 石((いし))
- 精選版 日本国語大辞典
- 結婚式のある家に、打ち固める意味で若者達が投げ入れた石。[初出の実例]「二かいの酒のしゅんだ比、祝儀の石を打こんで」(出典:浄瑠璃・心中万年草…
チェリャビンスク隕石
- 知恵蔵
- 2013年2月15日、ロシア南部チェリャビンスク州周辺に落下した隕石。 負傷者約1200人、窓ガラスの破損など被害建物は約3000棟で、隕石の落下によると…
いし‐がんとう〔‐ガンタウ〕【石敢当】
- デジタル大辞泉
- ⇒せきかんとう(石敢当)
いしきり‐ば【石切り場】
- デジタル大辞泉
- 石材を切り出す所。石山。
いしな‐どり【石な取り】
- デジタル大辞泉
- 「石子いしなご」に同じ。「碁、双六すぐろくうたせ、偏へんをつがせ、―をせさせて」〈栄花・月の宴〉
いしめ‐たがね【石目×鏨】
- デジタル大辞泉
- 金属面に石目を打つのに用いる工具。
いちこく‐びより【一石日‐和】
- デジタル大辞泉
- 定まらない天候。「物類称呼」に、筑紫で「降ろうごと降るまいごと」という「ごと(如)」に「五斗」を掛けて、合わせると一石になるところからとい…
みちわけ‐いし【道分け石】
- デジタル大辞泉
- 方向・里程などの標識として、道路の分岐点などに立てられる石。
ぶっそく‐せき【仏足石】
- デジタル大辞泉
- 釈迦の足の裏の形を表面に刻んだ石。インドの初期仏教では仏がそこにいることを示すしるしとして用いたが、のち礼拝の対象とされ、千輻輪せんぷくり…
ひゃくど‐いし【百度石】
- デジタル大辞泉
- 百度参りをする際の標識として設けられている石。
たいこ‐せき【太湖石】
- デジタル大辞泉
- 浸食による奇形の石灰岩。庭石や盆石に使う。もと太湖で多く産出した。日本では岐阜県明星山から産出。
ちくよう‐せき〔チクエフ‐〕【竹葉石】
- デジタル大辞泉
- 茨城県常陸太田ひたちおおた市、熊本県宇城うき市などに産する蛇紋岩の石材名。竹の葉を散らしたような模様がある。
ちょうふん‐せき〔テウフン‐〕【鳥×糞石】
- デジタル大辞泉
- ⇒グアノ
ちょうろぎ【草=石=蚕】
- デジタル大辞泉
- ⇒ちょろぎ
せき‐けいとう〔‐ケイタウ〕【石敬瑭】
- デジタル大辞泉
- [892~942]中国、五代の後晋の建国者。廟号は高祖。在位936~942。沙陀突厥さだとっけつの出身。後唐の明宗に仕えたが、その没後、契丹きったんの…
にせん‐せき【二千石】
- デジタル大辞泉
- 《中国漢代の郡の太守(長官)の年俸が二千石であったところから》地方長官・知事のこと。じせんせき。
とう‐せんせき【透×閃石】
- デジタル大辞泉
- 角閃石の一。白または灰色で、長柱状または繊維状の結晶。単斜晶系。苦灰石が低温の変成作用を受けてできる。透角閃石。
しゅうぎ‐の‐いし〔シウギ‐〕【祝儀の石】
- デジタル大辞泉
- 結婚式のある家に、打ち固める意味で近所の者などが投げ込む小石。→石打ち2
いしけりあそび【石蹴り遊び】
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈スペイン〉Rayuela》コルタサルの長編小説。1963年刊。姿を消した娼婦を探してパリの街をさまよい、ブエノスアイレスで狂気に陥る男の姿を…
あられ石 アラレイシ aragonite
- 化学辞典 第2版
- CaCO3よりなる鉱物.空間群 Pmcnの斜方晶系.格子定数 a0 = 0.496,b0 = 0.796,c0 = 0.574 nm.単位格子中4個の基本組成を含む.硬度3.5~4.密…
かんらん石 カンランセキ olivine
- 化学辞典 第2版
- 天然産Mg2SiO4-Fe2SiO4固溶体.空間群 Pbnmの斜方晶系に属す.末端成分のMg2SiO4で格子定数 a0 = 0.4756,b0 = 1.0195,c0 = 0.5981 nm.Fe2SiO4…
緑れん石 リョクレンセキ epidote
- 化学辞典 第2版
- カルシウムを主成分とする含水アルミノケイ酸塩鉱物で,比較的鉄分の多い鉱物の総称.一般式X2Y3Z3(O,OH,F)13でX = Ca2+,Ce3+,La3+,Y3+,Th4…
りん灰石 リンカイセキ apatite
- 化学辞典 第2版
- Ca5(PO4)3(OH,F,Cl).アパタイトともいう.フッ素りん灰石Ca5(PO4)3F,塩素りん灰石Ca5(PO4)3Cl,水酸りん灰石Ca5(PO4)3OHで代表されるほぼ連続的な…
神籠石 こうごいし
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 山の峰を取り巻くように数 ㎞ にわたって方形の切石を配列した,古代の特殊遺構福岡県・佐賀県・山口県に9か所その存在が知られている。霊域説もあ…
吐酒石 トシュセキ tartar emetic
- 化学辞典 第2版
- [同義異語]ビス(タルトラト)二アンチモン(Ⅲ)酸カリウム
けい灰石 ケイカイセキ wollastonite
- 化学辞典 第2版
- Ca(SiO3).ウォラストナイトともいう.イノケイ酸塩に属し,SiO4の四面体が長い鎖状をなす.天然には変成作用を受けた石灰岩の接触変成帯に産出する…
せきしゅ‐ぼね【石珠骨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、江戸吉原の遊女石珠が、考案し創始したといわれている扇の一種。骨が細くきゃしゃにつくられたもの。茶人などが好んで使い、茶…
せっかく‐せっき(セキカクセキキ)【石核石器】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 打製石器の一つ。石器製作過程で、石塊を打ち欠き残った心(しん)でつくった石器。石質は燧石(すいせき)、黒曜石が多く、打突用の石器とし…
ぶっそく‐せき【仏足石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏の足の裏の形を刻みつけた石。古くは仏の像を刻むことをせず、菩提樹、華座などを仏がそこにいることを示すしるしとして、礼拝の対象と…
まんごく‐ついたち【万石朔日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 南九州で、六月一日、牛頭(ごず)天王を迎える行事。天王降し。
みついし‐こんぶ【三石昆布】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 褐藻類コンブ科の海藻。北海道の日高付近の沿岸に多く産する。根は繊維状で数回叉状に分岐、茎は円柱状で長さ約五センチメートル。葉状体…
にせん‐せき【二千石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 中国、漢代の郡の太守の祿が二千石であったところから ) 地方長官。知事。じせんせき。にせんごく。[初出の実例]「故漢宣帝云、与レ朕…
はりすい‐いし(はりすひ‥)【針吸石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 磁石の異称。[初出の実例]「慈石毛 今案波利(リ)寸比伊志乃介」(出典:多識編(1631)一)
十石峠じつこくとうげ
- 日本歴史地名大系
- 群馬県:多野郡上野村白井村十石峠旧十石街道(現国道二九九号)の長野県境にあり、標高一三五六メートル。山頂付近は妙義荒船佐久国定公園の南端を…
三石通みついしどおり
- 日本歴史地名大系
- 北海道:札幌市中央区三石通[現]中央区南五条東(みなみごじようひがし)一―四丁目・南六条東(みなみろくじようひがし)一―三丁目など明治五年(…
樹下石上
- 四字熟語を知る辞典
- 木の下や石の上の意で、野山や路傍に寝泊まりすることのたとえ。 [使用例] 一所不住の沙門雲水行脚の衲僧は必ず樹下石上を宿とすとある[夏目漱石*…
きうち‐せきてい【木内石亭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸中・後期の鉱物学者。石の収集家。名は重暁。通称幾六、小繁(こはん)。近江(滋賀県)の人。京都の津島如蘭に本草学を学ぶ。のち全国を歩いて奇…
きんりょく‐せき【金緑石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 斜方晶系に属する鉱物の一つ。美しいものはみがいて宝石となる。アレキサンドライト、サイモフェーン、猫目石など。
小栗鹿目石 おぐり しかめいし
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。作者藤本平左衛門初演元禄16.7(江戸・市村座)
安石庄やすいしのしよう
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:福岡市安石庄現福岡市域にあったとみられる庄園。嘉保三年(一〇九六)六月二九日の貫首大蔵種房寄進状案(修学院文書/平安遺文一〇)に「…