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金緑石 きんりょくせき chrysoberyl

翻訳|chrysoberyl

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

金緑石
きんりょくせき
chrysoberyl

BeAl2O4 。斜方晶系完面像の鉱物。硬度 8.5,比重 3.7。帯緑色,ガラス光沢。錐面の発達した結晶が多い。特に黄,褐,赤色などの美晶はアレキサンドライトと称し,内部に繊維状の空隙があるため,ねこの目のような変彩を呈するものはキャッツ・アイ (猫目石) と呼ばれて,ともに宝石として用いられる。

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デジタル大辞泉の解説

きんりょく‐せき【金緑石】

ベリリウムアルミニウム酸化鉱物ガラス光沢のある緑・黄・赤色などで、ふつう短冊状結晶。斜方晶系。美しいものはアレキサンドライト猫目石とよばれて宝石になる。

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百科事典マイペディアの解説

金緑石【きんりょくせき】

ペグマタイト,アプライト雲母片岩などから産するガラス光沢の鉱物。板状,短柱状の結晶が多く,斜方晶系。組成はBeAl2O4でFe,Cr,Tiなどを少量含む。

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大辞林 第三版の解説

きんりょくせき【金緑石】

アルミニウム・ベリリウムの酸化物。斜方晶系に属し、淡黄緑色でガラス状光沢のある鉱物。ペグマタイトや雲母片岩中に産する。アレキサンドライト・猫目石などの宝石の素材。クリソベリル。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

金緑石
きんりょくせき
chrysoberyl

酸化鉱物。宝石鉱物の一つでもある。別称をクリソベリル(略してクリソ)という。また太陽光と白熱光で色が異なるものをアレキサンドライトという。橄欖(かんらん)石族鉱物と同構造。少量のチタン(Ti)を含むものについては、これが微細な金紅石の含有物によるものとされている。自形は六角形に近い輪郭をもった板状、あるいは双晶により複六角錐(すい)台、一方の尖(とが)った五角板状をなす。花崗(かこう)岩質ペグマタイト、黒雲母(うんも)片岩中に産し、石英、長石、白雲母、緑柱石、鉄礬(てつばん)ざくろ石などと共存する。日本では福島県須賀川(すかがわ)市雲水峰(うずみね)や同県石川町などから産する。英名の語源はギリシア語で「黄金色のベリル(緑柱石)」に由来する。なお、猫目石は星芒(せいぼう)(光芒ともいう。直線的に二方向へ走って光る筋(すじ))を示す金緑石である。[加藤 昭]

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世界大百科事典内の金緑石の言及

【クリソベリル】より

…金緑石ともいう。化学成分BeAl2O4の鉱物。…

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