形態形成 (けいたいけいせい) morphogenesis
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 動物における形態形成 植物における形態形成 形態形成の数学理論多細胞生物はそれが動物であってもまた植物であってもすべて細胞からで…
音 おと sound
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 弾性的な媒質中を伝播(でんぱ)する波。とくに空気中を伝わって聴覚によってとらえられるものだけをいう場合もあるが、音はほとんどの気体、液体、固…
化石人類 かせきじんるい fossil man fossil hominid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 化石として発見された人類のことで、明確な定義はないが、通常は更新世以前(1万1700年前以前)の人類のことをさす。日本語圏では、化石人類を、初期…
イルカ いるか / 海豚 dolphin porpoise
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 哺乳(ほにゅう)綱クジラ目の動物のうち、広義のマイルカ類(マイルカ上科)のなかの小形種と、分類学的にはまったく別のグループに属するカワイルカ…
鑑定 (かんてい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 美術 欧米 日本 科学的鑑定法 法律上の鑑定美術美術作品の作者(時に流派),時代,制作場所などを決定ないし推定することをいう。…
癌 (がん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 癌の種類 癌の統計 癌の発生と成長 病気としての癌 癌の診断 癌の治療 癌細胞の特徴 形態学的特徴 生化学的特徴 染色体の特徴…
電波望遠鏡 でんぱぼうえんきょう radio telescope
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 宇宙からやってくる電波を集め、強め、分析して、宇宙におけるさまざまな自然現象を研究する道具として発達した装置が、電波望遠鏡である。可視光望…
電気工学 でんきこうがく electrical engineering
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 電気・磁気現象、電磁波(光)の研究や応用を取り扱う工学の一分野をいう。情報を伝達する媒体としての電気に関する分野、エネルギー伝送媒体として…
新型コロナウイルス感染症 しんがたころなういるすかんせんしょう COVID-19
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2(サーズコブツー))がヒトに感染することによって発症する感染症。2019年(令和1)に初めて発生が確認された新興感染…
分子標的治療薬の作用機序と有効性(造血器腫瘍の発症機構と治療)
- 内科学 第10版
- 定義・概念 分子標的治療薬とは,特定の分子を標的として開発された医薬品であり,癌薬物療法においては“古典的な抗癌薬”と区別する意味合いがある…
高血圧患者のみかた(血圧の異常)
- 内科学 第10版
- 6-1 高血圧患者のみかた 血圧は心臓が動脈を通して全身に血液を送り出す圧力で,左室が収縮して最も高くなった動脈内圧が収縮期血圧(SBP),逆に…
巣状分節性糸球体硬化症(原発性糸球体疾患)
- 内科学 第10版
- 概念 以前,巣状糸球体硬化症とよばれていた疾患は,さまざまな原因により,糸球体が非特異的に球状に硬化する場合を含むため,各種の診療指針や学…
ブラックホール black hole
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 種類 恒星からブラックホールへ 超大質量のブラックホール 時空構造重力が強いため,自然界でもっとも速い光(秒速30万km)を含め…
ロケット発射場 (ロケットはっしゃじょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 発射場の条件 発射場の地上設備ロケット射場ともいう。ロケットを打ち上げるための施設を含む区域。発射場の条件ロケット発射場に関する…
全身性エリテマトーデス(リウマチ性疾患)
- 内科学 第10版
- 定義・概念 臓器非特異的自己免疫疾患の代表格で,さまざまな自己抗体とそれらによる多彩な臓器傷害を特徴とする慢性炎症性疾患である.女性は男性…
聴覚 (ちょうかく) audition
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 ヒトの聴覚 音の分析 音波の電気的変換 蝸牛神経情報 ヒトの聴覚の特徴ある範囲の周波数の音の刺激によって生じる感覚で,視覚が…
トランジスタ とらんじすた transistor
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トランジスタはさまざまの型のものが開発されたため定義することがむずかしい。しいていえば、三端子をもつ半導体の能動素子ということになる。電気…
鉱山 (こうざん) mine
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 鉱山の歴史 鉱床の価値 鉱床の探査 鉱山の開発 選鉱 鉱害 鉱山の後処理 近世日本の鉱山 技術と経営 鉱山労働と労働組織 鉱山…
天文学 てんもんがく astronomy 英語 astronomie フランス語 Astronomie ドイツ語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 天文学とは、ひとことでいえば「地球外の天体や物質を研究する学問」ということになる。近年の科学知識の普及により、天文学を天気予報と関係したも…
鉄道事故 てつどうじこ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鉄道運営時に起こった事故。鉄道事業者側の問題によるものや、地震など外部要因によるものなど、さまざまな原因により発生する。鉄道事故の定義と分…
レーダー れーだー radar
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 電磁波を放射し、目標物体表面から反射される電磁波のエコーを受信して目標物を検知する装置をいう。目標物の存在は、エコーの検出、または目標物内…
油田 (ゆでん) oil field
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 油田成立の地質学的条件 石油の貯留 油田構造 バーレントラップ 油田評価 油井 排油機構 二次回収法,増進回収法 フィ…
害虫 (がいちゅう) injurious insect insect pest
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 害虫防除 病害虫の発生予察人畜などに直接的に害を与えたり,農作物やその生産物などに損傷加害をする昆虫の総称で,益虫に対することばでも…
甲状腺腫・甲状腺腫瘍(甲状腺)
- 内科学 第10版
- 甲状腺腫はびまん性か結節性に大別されるが,病理組織学的には良性か悪性かのいずれかに区分される(表12-4-9).診断は頸部の視診や触診によるが…
場 (ば) field
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 デカルト=ニュートン的発想とその限界 場の概念の登場と展開 物理学における場 遠隔作用と近接作用 場の概念の確立 量子力学と…
B型慢性肝炎(ウイルス性慢性肝炎)
- 内科学 第10版
- (1)B型慢性肝炎 定義・概念 B型慢性肝炎は,臨床的には「6ヶ月以上の肝機能検査値の異常とB型肝炎ウイルス(HBV)感染が持続している病態」とし…
スポーツ医学 すぽーついがく sports medicine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日常生活のなかでの歩行から体育やスポーツ競技までを含めた広い意味での身体活動を、医学の面から研究しようとする学問。いいかえれば、疾病の治療…
原発性胆汁性肝硬変(肝・胆道の疾患)
- 内科学 第10版
- 定義・概念 原発性胆汁性肝硬変(PBC)は,病因・病態に自己免疫学的機序が想定される慢性進行性の胆汁うっ滞性肝疾患である.中高年女性に好発し…
名張毒ぶどう酒事件 なばりどくぶどうしゅじけん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1961年(昭和36)3月28日夕刻、三重県名張市葛尾(くずお)の公民館で開かれた住民の懇親会の席上、毒物が混入されたぶどう酒を飲んだ女性5名が死亡し…
生物学 (せいぶつがく) biology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 博物学の革新 生命観の変化 近代生物学の確立 分子生物学の隆盛 生態学の発展 進化論の動向 生物学と人間生物および生命…
恒星 (こうせい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 恒星の数と分布 年周視差と固有運動 明るさと色 恒星のスペクトル スペクトル分類 HR図 種族 距離,大きさ,質量 …
きょうかスケジュール 強化スケジュール schedule of reinforcement
- 最新 心理学事典
- 強化の操作,すなわち反応に随伴して呈示される刺激である強化子reinforcerをどのように呈示するかという問題を強化スケジュールという。強化スケジ…
機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)
- EBM 正しい治療がわかる本
- どんな病気でしょうか? ●おもな症状と経過 胃の痛み、胃のもたれなど上腹部症状を訴えて医療機関を受診しても、必ずしもなんらかの異常が見つ…
心臓カテーテル検査(検査法)
- 内科学 第10版
- 心臓カテーテル検査は末梢動脈あるいは末梢静脈から心腔あるいは冠動脈へカテーテルを挿入することによりなされる.近年の心臓超音波検査,心臓(…
急性骨髄性白血病(白血球系疾患)
- 内科学 第10版
- 定義・概念 急性骨髄性白血病は,骨髄系細胞が遺伝子レベルの異常に基づきクローン性増殖をきたすようになった悪性腫瘍である.腫瘍化した骨髄系細…
核燃料 (かくねんりょう) nuclear fuel
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 核燃料の種類 軽水炉燃料の構造 燃料のふるまい 軽水炉燃料の成形加工 原子炉の運転と燃料 燃料研究原子燃料ともいい,原子…
天体観測 てんたいかんそく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 直接肉眼によるか、または望遠鏡や測光器、分光器などの器械を使って、天体の位置、距離、運動、物理状態などを測定し、天体と宇宙に関する研究資料…
还(還) hái [漢字表級]1 [総画数]7
- 中日辞典 第3版
- [副]1 ((動作や状態の持続・未変化を表す))まだ.やはり.依然として.なお.他~在图书馆/彼はまだ図書館にいる.&…
医薬品 (いやくひん) drugs
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 医薬品とは 医薬品の歴史 漢方薬 医薬品創製の考え方と手順 GMPとGLP 反応のばらつきと薬の望ましくない作用 医薬品をめぐる制度と法律…
確率 (かくりつ) probability
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 試行 条件付き確率 順列,組合せ 確率変数と確率分布銅貨を投げて表が出たり裏が出たりするのは同じ程度に期待できるとか,明日は…
不整脈の発生順序と電気生理学的検査(不整脈)
- 内科学 第10版
- (1)不整脈の発生機序 心臓の中を,細胞興奮(活動電位)が,洞房結節から左右の心房,房室結節,His束,左右脚,Purkinje線維網,そして左右の心…
レオナルド・ダ・ビンチ Leonardo da Vinci 生没年:1452-1519
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 少年期~修業時代 ミラノへ フィレンツェ帰還 晩年 手稿--精神活動の記録 科学,技術,自然観イタリア,ルネサンスの画家,…
指紋 しもん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 手指末節部の手掌側には種々の紋理(理とは細かいあやの意)を認めるが、その紋理、もしくはこれを押捺(おうなつ)して得られる像を指紋という。この…
通信傍受法 つうしんぼうじゅほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一定の組織的な犯罪を対象として、これら犯罪の実行に関連して行われる電話やメールなど、その伝送路に有線や交換設備を経由する電気通信の傍受を認…
氷 こおり ice
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 固体の状態の水。化学組成はH2O。密度は1気圧0℃において917キログラム毎立方メートル(kg/m3)で、水より軽い。このため氷は水に浮き、水が凍ると体…
腎疾患と水電解質・酸塩基平衡異常(腎・尿路系の疾患の病態生理)
- 内科学 第10版
- (6)腎疾患と水電解質・酸塩基平衡異常 a.水電解質バランスの基本 体内の電解質は通常経口摂取で体内に取り込まれる.消化管を通過する間に吸収さ…
地磁気 (ちじき) geomagnetism
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 地磁気の3成分と極 地磁気の観測 地磁気の時間変化 地磁気の原因地球の磁気的性質の総称で,とくに地球の磁場(地球磁場)を指すこ…
電子顕微鏡 (でんしけんびきょう) electron microscope
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 種類 構造 分解能 試料作成法 生物学への影響光のかわりに電子を用い,光学レンズのかわりに電子レンズを用いて物体の拡大像を…
原子核 げんしかく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 原子の中心に存在する物質で、核子(陽子および中性子)と中間子の雲から成り立っている。核子だけでなく、Λ(ラムダ)粒子やΣ(シグマ)粒子などの重粒…
化学反応 (かがくはんのう) chemical reaction
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 化学反応と化学反応式 化学反応の機構 化学反応の方向 化学親和力の意味 反応熱とエンタルピー収支 化学平衡 化学反応の種類1種…