あらき‐の‐みや【荒城宮・殯宮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 殯(あらき)のための仮の宮殿。死者の住んでいた所や墓地と定められた所の近くなどに設けた。古くは喪屋(もや)を作ってあてたが、元明天皇…
うちと【内外】 の 宮((みや))
- 精選版 日本国語大辞典
- 伊勢の内宮(ないくう)と外宮(げくう)。うちと。[初出の実例]「神風や玉くしのはをとりかざしうちとの宮に君をこそ祈れ」(出典:林葉集(1178)雑)
うみ【海】 の 宮((みや))
- 精選版 日本国語大辞典
- 海中にあって、龍神や乙姫(おとひめ)の住むという宮殿。海の都。龍宮。[初出の実例]「鼇海(がうかい)の西にはうみの宮」(出典:今鏡(1170)三)
かんいん‐の‐みや(カンヰン‥)【閑院宮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 家名。四親王家の一つ。東山天皇の第六皇子直仁親王を初代とし、享保三年(一七一八)にその宮号を閑院宮家と定めたことにはじまる。近世の家領は千…
かんよう‐きゅう(カンヤウ‥)【咸陽宮】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] 中国、秦の始皇帝が首都咸陽に建設した壮大な宮殿。→咸陽。[ 二 ] 謡曲。四番目物。観世・宝生・金剛・喜多流。作者未詳。燕の荊軻、奏舞陽の…
宮薗 千波 ミヤゾノ センナミ
- 新撰 芸能人物事典 明治~平成
- 職業宮薗節三味線方 肩書重要無形文化財保持者(宮薗節三味線)〔平成10年〕 本名藤井 文子(フジイ フミコ) 別名別名=田村 小右太(タムラ コウタ),清…
たび【旅】 の 宮((みや))
- 精選版 日本国語大辞典
- =たびしょ(旅所)
そち【帥】 の 宮((みや))
- 精選版 日本国語大辞典
- 帥(大宰府の長官)である親王の呼び名。また、その住まう御殿。[初出の実例]「めしありて、内のおとど・権中納言、参り給ふ。その日そちの宮も参り…
りゅうぐう‐まつり【龍宮祭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漁師が海神をまつって行なう祭。潮祭り。浦祭り。瀬祭り。龍神祭。
みや【宮】 の 亮((すけ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 中宮職の次官。中宮の亮。[初出の実例]「御女の女御、后に居給ひぬ。宮のすけに、少将を中将になしてなむ、せさせ給ひける」(出典:落窪物語(10C…
みやづかえ‐どころ(みやづかへ‥)【宮仕所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 宮仕えをする所。禁中などの、宮仕え先。[初出の実例]「宮つかへ所は、内、后宮、その御腹の姫宮、一品の宮、斎院はつみふかけれど、をか…
ろくじょうのみや【六条宮】
- 改訂新版 世界大百科事典
宮形村みやがたむら
- 日本歴史地名大系
- 山形県:酒田市旧荒瀬郷地区宮形村[現]酒田市城輪(きのわ)下星川(しもほしかわ)村の西にあり、地内を新田目(あらため)堰が南流する。城輪柵…
宮ヶ崎村みやがさきむら
- 日本歴史地名大系
- 茨城県:東茨城郡茨城町宮ヶ崎村[現]茨城町宮ヶ崎涸(ひ)沼の南岸にあり、西は海老沢(えびさわ)村。古代は「和名抄」に載る鹿島郡宮前(みやさ…
宮ヶ崎村みやがさきむら
- 日本歴史地名大系
- 茨城県:新治郡八郷町宮ヶ崎村[現]八郷町宮ヶ崎北は真家(まいえ)村、南東は山崎(やまざき)村。正保期(一六四四―四八)以降山崎村から分村と伝…
蛇宮神社じやぐうじんじや
- 日本歴史地名大系
- 群馬県:富岡市七日市村蛇宮神社[現]富岡市七日市 宮森鏑(かぶら)川の左岸段丘上、旧七日市藩邸の南に接している。社地は明治二年(一八六九)当…
堀宮村ほりのみやむら
- 日本歴史地名大系
- 福井県:福井市旧吉田郡地区堀宮村[現]福井市堀(ほり)ノ宮(みや)町・大宮(おおみや)六丁目・文京(ぶんきよう)六―七丁目福井城下の西北に位…
宝瓶宮 ほうへいきゅう
- 日中辞典 第3版
- 〔黄道十二宮の一〕宝瓶宫Bǎopíng Gōng.
宮目神社みやのめじんじや
- 日本歴史地名大系
- 栃木県:栃木市田村宮目神社[現]栃木市田村町 宮野辺下野国府跡内に鎮座。祭神は大山祇命など。宮野辺(みやのべ)神社とも書き、明治初年の神仏分…
狭宮神社さみやじんじや
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:氷上郡山南町和田村狭宮神社[現]山南町和田和田(わだ)を東西に走る播磨地方への往還に南面する。若沙那売命を主祭神とし、誉田別命を配…
掖上池心宮わきがみのいけごころのみや
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:御所市玉手村掖上池心宮孝昭天皇の宮。「古事記」孝昭天皇段に「葛城の掖上宮」、「日本書紀」孝昭天皇元年七月条に「都を掖上に遷す。是を…
小墾田宮おはりだのみや
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:高市郡明日香村豊浦村小墾田宮[現]明日香村大字豊浦推古天皇の宮居。小治田(おはりだ)宮(古事記)・少治田(おはりだ)宮(法王帝説)…
坂道・坂宮うまやさかのみち・うまやさかのみや
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:橿原市畝傍地区大軽村坂道・坂宮「日本書紀」応神天皇三年一〇月条に、東の蝦夷を使って厩坂道を作ったという記事があり、同一五年八月条に…
北山宮墓きたやまのみやのはか
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:吉野郡上北山村小瀬村北山宮墓[現]上北山村大字小橡小字寺垣内滝川(りゆうせん)寺本堂背後の高所にある。同寺明細帳に「墓地 官有地 …
白羊宮 はくようきゅう
- 日中辞典 第3版
- 〔黄道十二宮の一〕白羊宫Báiyáng Gōng,雄羊宫Xióngyáng Gōng.
麻績神明宮おみしんめいぐう
- 日本歴史地名大系
- 長野県:東筑摩郡麻績村麻績町村麻績神明宮[現]麻績村宮本国鉄聖高原駅の東北方およそ一・五キロの所にある。平安時代に置かれた伊勢神宮内宮御厨…
宮一色村みやいつしきむら
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:清水市旧有渡郡地区宮一色村[現]清水市宮加三(みやかみ)三沢(みさわ)村の北にあり、東は海(折戸湾)に面し、久能道が通る。江戸時代…
仁科神明宮にしなしんめいぐう
- 日本歴史地名大系
- 長野県:大町市宮本村仁科神明宮[現]大町市大字社 宮本現宮本(みやもと)集落の東、宮(みや)山の南麓に鎮座する。祭神は天照大神。平安時代中期…
角宮神社すみのみやじんじや
- 日本歴史地名大系
- 京都府:長岡京市井内村角宮神社[現]長岡京市井ノ内 内畑井(い)ノ内(うち)集落のほぼ中央にある。覆屋内に二棟の社殿があり、向って右側は角宮…
和貴宮神社わきのみやじんじや
- 日本歴史地名大系
- 京都府:宮津市宮津城下職人町和貴宮神社[現]宮津市字宮本宮津城下町時代の職人町(しよくにんまち)に面して建つ。裏は万町(よろずまち)通。祭…
忌宮神社いみのみやじんじや
- 日本歴史地名大系
- 山口県:下関市長府忌宮神社[現]下関市大字豊浦村 宮ノ内長府地域のほぼ中央に位置し、東方に周防灘を望む小高い丘に鎮座する。正面の鳥居を入ると…
近江大津宮 おうみのおおつのみや
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 近江宮・大津宮とも。近江国におかれた天智天皇の宮。近江への遷都は,防衛・交通・生産力などの観点から選択されたと考えられる。667年(天智6)飛鳥…
宮ノ尾みやのお
- 日本歴史地名大系
- 山口県:美祢市大嶺村宮ノ尾[現]美祢市大嶺町東分大嶺(おおみね)の南東、宮ノ尾(下領(しもりよう))台地とよばれる小丘上にある集落。東を厚…
宮古島市みやこじまし
- 日本歴史地名大系
- 2005年10月1日:平良市と宮古郡城辺町・上野村・下地町・伊良部町が合併⇒【平良市】沖縄県:宮古諸島⇒【城辺町】沖縄県:宮古諸島⇒【上野村】…
ポタラ宮 (ポタラきゅう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,チベット(西蔵)自治区ラサ市北西のポタラ(布達拉)山にあるラマ教の寺院・宮殿。ポタラ山は観世音菩薩の住む補陀洛Poṭalakaであると信じら…
あすかのみや‐あと【飛鳥宮跡】
- デジタル大辞泉
- ⇒飛鳥京跡
かせい‐きゅう〔クワセイ‐〕【華清宮】
- デジタル大辞泉
- 中国陝西せんせい省西安の南東の驪山りざんにあった離宮。唐初に太宗が造営した温泉宮。玄宗が楊貴妃ようきひを連れてしばしば訪れた。
かんようきゅう【咸陽宮】[謡曲]
- デジタル大辞泉
- 謡曲。四番目物。金春こんぱる以外の各流。燕えんの荊軻けいかと秦舞陽しんぶようは秦の始皇帝の命をねらうが、花陽夫人の琴に聴きほれているうちに…
みや‐づか・う〔‐づかふ〕【宮仕ふ】
- デジタル大辞泉
- [動ハ四]1 宮仕えをする。「歌よみ連歌して―・ひ給ひしに」〈平家・八〉2 奉公させて召し使う。「清水冠者に―・はせん」〈盛衰記・二八〉[動ハ…
みや‐の‐わたし【宮の渡し】
- デジタル大辞泉
- 旧東海道の宮宿(現在の名古屋市熱田)から桑名宿へ渡る海上七里の渡し。七里の渡し。
みやわか‐し【宮若市】
- デジタル大辞泉
- ⇒宮若
りんのうじ‐の‐みや〔リンワウジ‐〕【輪王寺宮】
- デジタル大辞泉
- 輪王寺の門跡であった法親王の称号。
むらさき‐の‐みや【紫の宮】
- デジタル大辞泉
- 《宮城の意の紫微宮から》中宮・皇后の異称。
だいじょう‐きゅう〔ダイジヤウ‐〕【大×嘗宮】
- デジタル大辞泉
- 大嘗祭を行うために新設される古様の宮殿。柴垣で囲み、悠紀殿ゆきでん・主基殿すきでん・廻立殿かいりゅうでんなどを建てる。
諸宮調【しょきゅうちょう】
- 百科事典マイペディア
- 中国の古い語り物の一種。琵琶などの弦楽器の伴奏で,歌曲とせりふを混ぜて一人で演唱する。北宋の芸人,孔三伝の創始と伝えられ,金代に盛行し,庶…
松浦宮物語【まつらのみやものがたり】
- 百科事典マイペディア
- 鎌倉初期の擬古物語。3巻。藤原定家の作というが不詳。弁少将は遣唐副使として唐に渡る。琴の秘曲を伝えてくれた皇帝の妹との悲恋,内乱を契機とす…
てんかつ‐きゅう【天×蝎宮】
- デジタル大辞泉
- 黄道十二宮の第8宮。蠍さそり座に相当したが、歳差のため現在は乙女座の東部から天秤てんびん座にかけてにあたる。太陽は10月24日ごろこの宮に入る。
きんぎゅう‐きゅう〔キンギウ‐〕【金牛宮】
- デジタル大辞泉
- 黄道十二宮の第2宮。牡牛おうし座に相当したが、歳差のため現在は牡羊座にある。太陽は4月21日ごろこの宮に入る。
くびら【宮毘羅】
- デジタル大辞泉
- 《〈梵〉Kumbhīraの音写》薬師如来の十二神将の一。武装し、忿怒ふんぬの姿をとる。宮毘羅大将。金毘羅こんぴら。
けいきゅう‐いん〔‐ヰン〕【桂宮院】
- デジタル大辞泉
- 京都市右京区にある広隆寺の奥の院。単層で檜皮葺ひわだぶきの八角円堂。本堂は鎌倉時代の建築で国宝。けいぐういん。