「アッバース」の検索結果

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イスマーイール・イブン・アフマド Ismā`īl b. Aḥmad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]849[没]907中央アジアおよび東イランを支配したサーマン朝の事実上の創始者。初めサマルカンドの兄ナスル (在位 874~892) のもとでブハラ総督を…

マフディー mahdī

山川 世界史小辞典 改訂新版
アラビア語で「神により正しく導かれた者」または「終末に正義を復活させるメシア」を意味する。アブラハム,ムハンマド,4人の正統カリフなどがマフ…

ヤークーブ・イブヌル・ライス Yā`qūb ibn al-Laith

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]879. フージスターンイラン,サッファール朝の創始者 (在位 867~879) 。シースターン出身の銅細工師 (サッファール) であったが,ブストの…

バグダード Baghdād

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラクの首都。チグリス川中流河岸に臨む。ペルシア湾の河口から約 560km北西にさかのぼったところに位置し,イラクのほぼ中央にある。古代メソポタ…

ル・ストレンジ Le Strange, Guy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1854.7.24. ハンスタントン[没]1933.12.24. ケンブリッジイギリスの東洋学者。パリでアラビア語,ペルシア語を学び,1877~80年にイランを旅行。…

ジャウフ Al-Jawf

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イエメン北東部のオアシス地帯。ルブアルハーリー砂漠の西南端に位置し,イエメン高原に源を発する涸れ川 (ワディ) ジャウフがこの地方を流れている…

ウマイヤ朝(ウマイヤちょう) Umayya

山川 世界史小辞典 改訂新版
661~750アラブの建設したイスラーム王朝。首都はダマスクス。建設者ムアーウィヤ以下,全カリフがクライシュ族のウマイヤ家に属していたところから…

イバード派 イバードは `Ibāḍ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イスラムの異端,ハワーリジ派の穏健な一分派。同派は 684年頃,イラクのバスラで,同派の開祖であるイブン・イバードが,ハワーリジ派内の過激派で…

マムルーク mamlūk

旺文社世界史事典 三訂版
イスラーム世界に広く存在したトルコ人,スラヴ人,ギリシア人などの白人奴隷元来「奴隷」を意味するアラビア語であったが,黒人奴隷とは一線を画し…

カズビーン Qazvīn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン北部,テヘラン州の都市。エルブールズ山脈南麓の広大で肥沃な平野に位置する。道路と鉄道でテヘラン,タブリーズと結ばれ,カスピ海や南西の…

アッバース・ミールザー `Abbās Mīrzā 生没年:1789-1833

改訂新版 世界大百科事典
カージャール朝の第2代シャーであるファトフ・アリー・シャーの次子。皇位継承者としてアゼルバイジャン州総督を務める。進取の気風に富み,アゼルバ…

ハムダーン朝 はむだーんちょう amdān

日本大百科全書(ニッポニカ)
上ユーフラテス、シリアを支配したアラブ系王朝(906~1004)。9世紀末にハワーリジュ派と連合して頭角を現した、始祖ハムダーンに由来した名。その…

イブン・フルダーズベ Ibn Khurdādhbeh 生没年:820ころ-912ころ

改訂新版 世界大百科事典
イラン系の著名な地誌著述家。バグダードに育ち,イランのジバールを振出しにバグダード,サーマッラーの駅逓長官を務め,アッバース朝カリフ,ムー…

ファーティマ朝 ファーティマちょう Fātima

旺文社世界史事典 三訂版
909〜1171北アフリカからエジプトを支配したシーア派イスラーム王朝イスマーイール派のウバイド=アッラーフはムハンマドの娘ファーティマの子孫と称…

ムータシム al-Mu`tasim

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]794[没]842アッバース朝第8代のカリフ (在位 833~842) 。第5代カリフ,ハールーン・アッラシードの息子で,第7代カリフ,マームーンの弟。 4000…

ファーティマ朝 ふぁーてぃまちょう Fāima

日本大百科全書(ニッポニカ)
北アフリカより興った、イスラム教シーア派の一派イスマーイール派の王朝(909~1171)。アリーと預言者ムハンマド(マホメット)の娘ファーティマの子…

コム Qom

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
クム Qumともいう。イラン中央北部,マルカジー州の都市。テヘラン南西約 130km,コム川の両岸にまたがり,カビール砂漠の周辺部に位置する。宗教都…

シーア派 シーアは Shī`ah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イスラム二大宗派の一つで,多数派スンニー派に対立する。元来はムハンマドのいとこで女婿でもあった第4代正統カリフのアリーを支持する政治・宗教的…

ザンジュの乱 (ザンジュのらん)

改訂新版 世界大百科事典
869-883年にイラク南部のサワード地方で起こった反乱。反乱軍の兵士の多くがザンジュzanjと呼ばれた黒人奴隷であったため,一般にこう呼ばれる。サワ…

シェイフロトフォッラー‐モスク

デジタル大辞泉
《Masjed-e Sheykh Lotf-ollāh》イラン中部の都市イスファハーンにあるイスラム寺院。1979年に世界遺産(文化遺産)に登録されたイマーム広場の東側…

カイロ Cairo

旺文社世界史事典 三訂版
エジプト−アラブ共和国の首都ファーティマ朝のとき建設。カーヒラ(勝利者)と呼ばれ,973年首都になる。13世紀にアッバース朝が滅亡したのちは,イ…

ジャフム派 ジャフムは Jahmīyah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ウマイヤ朝時代,イスラム神学思想の発生期に大きな役割を果した思想家ジャフム・イブン・サフワーンによって打立てられた神学派の名称。ジャフム・…

カリフ caliph

改訂新版 世界大百科事典
アラビア語ではハリーファkhalīfaといい,元来は〈継承者〉〈代理者〉を意味するが,通常は初期イスラム国家の最高権威者を指す。ムハンマドは後継者…

R.H. アッバース Raou Hamed Abbas

20世紀西洋人名事典
1939 - エジプトの文学研究者。 元・カイロ大学文学部教授。 カイロ大学文学部教授として、1968年、’73年、’74年に来日する。広島・長崎を訪問し、…

バグダード派 バグダードは Baghdad school

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
12世紀から 13世紀前半に,アッバース朝の首都バグダードで形成された写本挿絵の画派。ギリシア語文献の翻訳写本の制作に伴い,初めは主として自然科…

ヒッラ al-Hillah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラク中央部,バービル県の県都。バグダードの南約 100m,ユーフラテスの分流ヒッラ川に面する。沖積低地にあり,砂漠気候。付近にはバビロン,ボル…

ディーワーン dīwān

改訂新版 世界大百科事典
イスラム国家の行政機関で,庁,局などを意味するアラビア語。アラブの伝承では,語源的には悪魔の意味のdēvに由来するとされるが,中世ペルシア語の…

アフワーズ al-Ahwāz

改訂新版 世界大百科事典
イラン南部,カールーン川の下流に位置し,産油地帯であるフージスターン州の州都。ペルシア語ではアフバーズAhvāz。人口94万9054(2003)。アケメネ…

後ウマイヤ朝 こうウマイヤちょう Umayya

旺文社世界史事典 三訂版
756〜1031イベリア半島に建てられたイスラーム王国。新ウマイヤ朝,西カリフ国の別称があるウマイヤ朝がアッバース朝に滅ぼされたとき,亡命に成功し…

カピチュレーション

百科事典マイペディア
一般に自国内の外国人に与える外交上の法的特権。多く複数形capitulationsで用いる。元来は非キリスト教国(特にイスラム教国)が自国内のキリスト教…

イブン・ハンバル いぶんはんばる Amad Ibn anbal (780―855)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イスラム教スンニー派の四大法学派の一つ、ハンバリー学派の創始者。バグダードでイスラム諸学を学ぶ。彼の法学は、コーランおよび預言者ムハンマド…

イフシード朝 イフシードちょう Ikhshīd

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
フェルガーナ出身のトルコ人ムハンマド (在位 935~946) が建設したイスラム王朝 (935~969) 。版図はエジプト,シリア,パレスチナ,ヘジャズに及ぶ…

あっばーしーや【アッバーシーヤ】

改訂新版 世界大百科事典

サラーフ・アッディーン

百科事典マイペディア
エジプトのアイユーブ朝の始祖。通称サラディン。イラクのクルド族出身。初めアレッポのザンギー朝に仕え,1169年ファーティマ朝の宰相となって実権…

グンデ・シャプール Gunde Shāpūr; Jundī Shāpūr

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン南西部フージスターン州のデズフールとシュシュタルの間にあった古代都市。ジュンディ・シャプールともいわれる。3世紀半ばにエデッサやアンチ…

カダル派 カダルは Qadarīyah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
初期イスラム神学のなかの一学派の名称。ウマイヤ朝末期,首都ダマスカスを中心に展開された思想運動で,人間の意志,行動はすべて神によって決定さ…

ナジャフ なじゃふ Najaf

日本大百科全書(ニッポニカ)
イラク中央部の宗教都市。ナジャフ州の州都。正式にはアン・ナジャフAn-Najafという。アル・ナジャフ、メシェッド・アリMeshed Aliともいう。バグダ…

ミニアチュール miniature (フランス)

旺文社世界史事典 三訂版
初め写本用の細かい装飾文字,のち手写本のさし絵を意味し,近世以降は細かい筆づかいの小さい絵の総称。細密 (さいみつ) 画ともいう語源はラテン語…

マームーン al-Ma'mūn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]786. バグダード[没]833.8. タルススアッバース朝第7代のカリフ (在位 813~833) 。父は第5代カリフ,ハールーン・アッラシード (在位 786~809)…

ジンディーク zindīq

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イスラムの異端者,自由思想家をさす言葉。ゾロアスター教の異端者をさすペルシア語 zandīkからの借用語。ジンディークのかどで最初に処刑されたのは…

イスラム絵画 イスラムかいが Islamic painting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イスラム教の偶像崇拝禁止による表現の制約のなかで,各地の固有の絵画伝統を吸収し発展させたイスラム世界独自の雰囲気をもつ一連の絵画。特にペル…

あっばーすえふぇんでぃー【アッバース・エフェンディー】

改訂新版 世界大百科事典

ラウワード朝 ラウワードちょう Rawwādids; Rawwādīya(Āl-i Rawwād)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン,アゼルバイジャンを支配したクルド系王朝 (955~1070/1) 。アッバース朝下にラウワード Rawwād b. Muthannāがタブリーズを領有したのが始り…

キンディー al-Kindī,Ya`qūb ibn Isḥāq

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]? [没]870頃9世紀前半に活躍した東方イスラム世界最初のアラブ系哲学者。ギリシア学芸の輸入が奨励された時代に活躍し,アッバース朝の宮廷に仕…

サファヴィー朝 サファヴィーちょう Safavī

旺文社世界史事典 三訂版
1501〜1736イラン人のイスラーム王朝サーマーン朝とブワイフ朝の滅亡後,イランは再び外来民族の支配を受けたが,アゼルバイジャンの祭司サファヴィ…

イブン・ルスタ Ibn Rusta

改訂新版 世界大百科事典
10世紀前半に活躍したイスファハーン生れのイスラム教徒で地誌著述家。生没年不詳。903年ヒジャーズにいたという記録がある。著書にアラビア語で書か…

ファルガーニー al-Farghānī 生没年:?-861以後

改訂新版 世界大百科事典
アラブの天文学者。ラテン名はアルフラガヌスAlfraganus。中央アジアのフェルガナ出身で,アッバース朝カリフのマームーンやムタワッキルに仕え,バ…

Ζ(ゼータ)ザク

デジタル大辞泉プラス
日本のテレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)』(1986-1987)に登場するモビルスーツ。エゥーゴ所属。型式番号はMSΖ-006。操縦者はイーノ…

サファビー朝 サファビーちょう Ṣafavids; Ṣafavīyah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イランの王朝 (1501~1736) 。アゼルバイジャンのアルデビールでサファビー・スーフィー教団を創始したサフィー・ウッディーン (1252/3~1334/5) の…

マスジッド・イ・シャー ますじっどいしゃー Masjid-i-Shah ペルシア語

日本大百科全書(ニッポニカ)
イラン中部、イスファハーンにあるイスラム寺院。ペルシア語で「王のモスク」を意味する。サファビー朝の名君アッバース1世が1612年に造営を始め、王…

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