たな‐ぎょう(‥ギャウ)【棚経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 棚経〈東京風俗志〉〘 名詞 〙 盂蘭盆会(うらぼんえ)に、それぞれの家の精霊棚(しょうりょうだな)の前で菩提寺の僧が読経すること。また、その経。《…
せい‐けい【正経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 正しい儒学道を伝えた書物。〔詩譜‐序〕② 正しいみち。正しい道理、筋道。本筋。[初出の実例]「蓋し許多(あまた)の場合に於て、一箇の人…
せんがいきょう(センガイキャウ)【山海経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国の地理書。禹(う)の撰またはその治水を助けた伯益の撰と伝える。周・秦以来の書。現行本は一八巻。山とそこから流れる川、産出生育する金石草木…
せんめん‐きょう(‥キャウ)【扇面経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 扇面を料紙にして写経した経。扇面写経。
しょう‐きょう(セウキャウ)【小経】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] ( 「しょうぎょう」とも ) 仏語。浄土三部経のうち、無量寿経を大経というのに対して、阿彌陀経をいう。[初出の実例]「『小経』、勧信二、証…
しょう‐ぎょう(シャウギャウ)【聖経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 経典。お経。[初出の実例]「ゼン ニ スグレタル ヒトビト ノ アミ ヲカレタル キャウロン、xǒguiǒ(シャウギャウ) ヲ ヤワラゲ」(出典:信…
【紀経】きけい
- 普及版 字通
- おきて。字通「紀」の項目を見る。
【常経】じよう(じやう)けい
- 普及版 字通
- 不変の道。〔漢書、仲舒伝〕春秋に一統を大とするは、天地の常經にして、古今の誼なり。今師ごとにを異にし、人ごとに論を異にし、百家方を殊にし、…
【自経】じけい
- 普及版 字通
- 自ら首くくる。字通「自」の項目を見る。
【群経】ぐんけい
- 普及版 字通
- 多くの経書。五経・十三経の類。〔南史、儒林、沈峻伝〕く五經にじ、尤も三禮に長ず。~陸~峻をめて曰く、そ賢ずるの書、必ず官を以て義を立つ。則…
【経縊】けいい
- 普及版 字通
- 自経。字通「経」の項目を見る。
【経院】けいいん
- 普及版 字通
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【経画】けいかく
- 普及版 字通
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【経収】けいしゆう
- 普及版 字通
- 受領済。字通「経」の項目を見る。
【経承】けいしよう
- 普及版 字通
- うけつぐ。唐・韓〔柳子厚墓誌銘〕衡湘以南~皆士厚を以て師と爲す。其の子厚の口指畫を經承し、詞を爲(つく)る、悉(ことごと)く法度のるべきり。字…
【経渉】けいしよう(せふ)
- 普及版 字通
- 通りわたる。〔列子、黄帝〕趙襄子、徒十をゐて中山に狩す。(くさ)をき林を燔(や)き、赫すること百里。一人石壁中より出づるり。燼に隨ひて上下す。…
【経正】けいせい
- 普及版 字通
- 常道。字通「経」の項目を見る。
【経兆】けいちよう
- 普及版 字通
- 卜兆。字通「経」の項目を見る。
【経天】けいてん
- 普及版 字通
- 経天緯地。天地を治める。〔国語、周語下〕天六(六気)地五(五行)は數の常なり。之れを經するに天を以てし、之れをするに地を以てす。經して爽(た…
経沢村へざわむら
- 日本歴史地名大系
- 福島県:会津若松市旧湊村地区経沢村[現]会津若松市湊町(みなとまち)平潟(ひらがた)猪苗代湖西岸の東田面(ひがしたづら)村の南にあり、東西…
経島寺きようとうじ
- 日本歴史地名大系
- 佐賀県:佐賀市巨勢郷千住村経島寺[現]佐賀市丘庫町大字瓦町字千住千住(せんじゆう)の集落にある。曹洞宗。山号は万松山。本尊は聖観世音菩薩。…
『蔵経』(ぞうきょう)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ⇒『大蔵経』(だいぞうきょう)
『書経』(しょきょう)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 儒教の経典五経の一つ。『書』『尚書』(しょうしょ)『書経』など時代によって名称が異なる。虞書(ぐしょ),夏書,商書,周書に分かれ,堯(ぎょう),…
一切経 いっさいきょう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- ⇒大蔵経(だいぞうきょう)
経師 きょうし
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 写経生とも。正倉院文書にみえる,写経所で書写を担当した技術者。写経所のなかでは最も人数が多い。経師になるためには,書いた文字の試験(試字(し…
みょうちん〔ミヤウチン〕【明珍】
- デジタル大辞泉
- 室町時代より続いた甲冑師かっちゅうしの家名。明珍派とよばれ、関東で活躍したが、江戸時代には全国に分布、鐔つば・馬具なども製作した。
みょう‐ぼう〔ミヤウバフ〕【明法】
- デジタル大辞泉
- 古代、律・令りょう・格きゃく・式など法律を講究した学問。
みんし【明史】
- デジタル大辞泉
- 中国の二十四史の一。明代の歴史を記したもので、清の世宗の勅命により、張廷玉らが「明史稿」を原本にして撰。60年を費し、1739年成立。本紀24巻、…
めい‐けつ【明決】
- デジタル大辞泉
- はっきりした決断。明断。
めい‐ほう〔‐ハフ〕【明法】
- デジタル大辞泉
- 1 法を正し明らかにすること。2 中国唐代の官吏登用試験の科目の一。法律を主としたもの。
黒沢明 (くろさわ-あきら)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1910-1998 昭和-平成時代の映画監督。明治43年3月23日生まれ。昭和11年PCL(のちの東宝)に入社。18年「姿三四郎」で監督デビュー。「酔どれ天使」な…
酒井明 (さかい-めい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1851-1907 明治時代の官僚,実業家。嘉永(かえい)4年生まれ。もと尾張(おわり)名古屋藩士。明治元年藩校明倫堂の訓導。内務権(ごん)参事などをへて,…
松崎明 (まつざき-あきら)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1936-2010 昭和後期-平成時代の労働運動家。昭和11年2月3日生まれ。国鉄にはいり,昭和36年国鉄動力車労組(動労)青年部長となりマル生(生産性向上運…
和栗明 (わくり-あきら)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1899-1986 大正-昭和時代の機械工学者。明治32年1月31日生まれ。昭和13年母校九州帝大の教授となる。28年成瀬政男,中田孝との共同研究「歯車に関す…
松濤明 (まつなみ-あきら)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1922-1949 昭和時代の登山家。大正11年3月5日生まれ。東京農大の後輩有元克己と槍ケ岳北鎌尾根で遭難し,昭和24年1月6日死去。28歳。風雪のなか遭難…
明空 (みょうくう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 鎌倉時代の早歌(そうが)(宴曲)の作者。おもに武家,僧侶にうたわれた早歌の大成者。「宴曲集」など12巻を編集し,その大部分はみずからの作詞・…
き‐めい【忌明】
- デジタル大辞泉
- きあけ。いみあけ。
王明 おうめい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →陳紹禹
疎明 そめい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広義の証明の一種であって、いちおう確からしいという推測を裁判所に与えることをいう。ある種の訴訟法的事実の認定にあたって、法は単に疎明があれ…
明版 みんぱん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国の明代に出版された図書。明刊本(みんかんぽん)ともいう。明代の出版は、宋(そう)・元(げん)代に引き続いて盛んに行われ、とくに嘉靖(かせい)(1…
明順応 めいじゅんのう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 暗いところから明るいところに出たときの明るさに慣れる状態をいい、暗順応の対語。両者の順応時間には著しい差があり、暗順応が10~30分かかるのに…
有吉 明 アリヨシ アキラ
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の外交官 駐中国大使。 生年明治9年4月15日(1876年) 没年昭和12(1937)年6月25日 出生地京都府宮津(現・宮津市) 学歴〔年〕東京高等商…
由里 明 ユリ アキラ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の洋画家 元・京都精華大学教授。 生年明治44(1911)年12月23日 没年昭和59(1984)年4月28日 出生地京都府 学歴〔年〕京都師範〔昭和5年〕卒 …
めい‐せつ【明説】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 はっきりと説きあかすこと。明確な説明。[初出の実例]「日月星の大小の義、和漢明説なし」(出典:乾坤弁説(1656)貞)
めい‐どう(‥ダウ)【明堂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中国周代、天子が諸侯を会して、政治を行なった殿堂の名称。転じて、一般に、政堂。朝廷。みょうどう。[初出の実例]「勅二右丞相一。修…
みょう‐しん(ミャウ‥)【明心】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。心を明らかにすること。さとりを開くこと。また、明らかな心、さとりの心。[初出の実例]「明心高翫二晩秋一」(出典:凌雲集(814)…
みょう‐せき(ミャウ‥)【明夕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 明日の夕方。明日の晩。明晩。〔易林本節用集(1597)〕 〔儀礼‐士冠礼〕
みょう‐たん(ミャウ‥)【明旦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あすのあさ。明朝。めいたん。[初出の実例]「居り明しも今宵は飲まむほととぎす明けむ朝は鳴き渡らむそ〈二日応二立夏節一故謂二之明旦将…
めい‐がん【明眼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 物を見ることのできる眼。視覚のある眼。[初出の実例]「盲(めしひ)のもの斎燈をたきて、眼のあきらかならん事を祈るありけり。〈略〉此…
いん‐みょう(‥ミャウ)【印明】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。印契(いんげい)と真言。手に印契を結ぶことと、口に真言をとなえること。真言密教で説く三密の前二つ。→三密・三業(さんごう)。[初…