淡海三船 (おうみのみふね) 生没年:722-785(養老6-延暦4)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 奈良時代の文官。淡三船とも記し,真人元開ともいう。大友皇子(弘文天皇)の曾孫,父は従五位上池辺王。若くして出家し元開と称した。751年(天平勝…
第三世界
- 知恵蔵
- アジア、アフリカ、ラテン・アメリカなど、大国への従属を経験した途上国を、世界の変革の主体とみなす際の呼称。フランス革命の主体の第三身分にな…
サン‐アンコー【三暗刻】
- デジタル大辞泉
- 《〈中国語〉》マージャンで、同じ牌パイ3個を3組、手の内でそろえた役。
さんおん‐とう〔サンヲンタウ〕【三温糖】
- デジタル大辞泉
- 《「三温」は三度煮詰める意か》白砂糖を作った後に残る糖蜜から作った砂糖。黄褐色でやや湿り気がある。純度は低いが味は濃く、煮物などに向く。[類…
さんきょう‐ず〔サンケウヅ〕【三教図】
- デジタル大辞泉
- 道釈画の画題の一。儒教・仏教・道教の三教の祖、孔子・釈迦しゃか・老子を一緒に描くもの。三教一致の考えに基づく。
さんげん‐しゃ【三間社】
- デジタル大辞泉
- 神社本殿の正面に4本の柱を用いたもの。柱間はしらまが三つになることからの名。
さんごく‐きょうしょう〔‐ケフシヤウ〕【三国協商】
- デジタル大辞泉
- 1891年の露仏同盟、1904年の英仏協商、1907年の英露協商によって生まれたイギリス・フランス・ロシア3国の同盟関係のこと。ドイツ包囲を目的とし、三…
さん‐さいがつ〔‐サイグワツ〕【三斎月】
- デジタル大辞泉
- ⇒三長斎月さんちょうさいがつ
さんシー‐せいさく【三C政策】
- デジタル大辞泉
- 南アフリカのケープタウン(Cape Town)、エジプトのカイロ(Cairo)、インドのカルカッタ(Calcutta)を結ぶ三角地帯を勢力下に置こうとした、19世…
さんじげん‐レーダー【三次元レーダー】
- デジタル大辞泉
- 水平面内の方位・距離に、高度も加えて測定するレーダー。
さんじゃく‐てぬぐい〔‐てぬぐひ〕【三尺手拭い】
- デジタル大辞泉
- 鯨尺で長さ3尺ほどの木綿の手ぬぐい。鉢巻・頰かぶり・置き手ぬぐい・腰帯などに用いた。
さんしゃ‐しっこう〔‐シツカウ〕【三者執行】
- デジタル大辞泉
- ⇒第三者執行
さんしゃ‐ほうへい【三社奉幣】
- デジタル大辞泉
- 伊勢神宮・石清水八幡宮・賀茂神社に奉幣すること。国家的事件などの際、特に奉幣使がつかわされた。
さんじゃ‐まつり【三社祭】
- デジタル大辞泉
- 東京都台東区にある浅草神社(旧称、三社明神社・三社権現)の例祭。毎年5月17・18日の両日(近年は5月中旬)に行われ、びんざさら舞などが奉納され…
さん‐しゅにち【三首日】
- デジタル大辞泉
- 月の上旬・中旬・下旬の初めの日。1日・11日・21日。
さんしょく‐き【三色旗】
- デジタル大辞泉
- 3色に染め分けた旗。特に、フランス共和国の国旗をさす。
さんしょく‐せつ【三色説】
- デジタル大辞泉
- 色覚についてのヘルムホルツの学説。網膜に赤・青・緑の3色に対応する3種の光受容器が存在すると仮定し、光の波長の違いによって受容器が興奮して色…
さんずん‐もよう〔‐モヤウ〕【三寸模様】
- デジタル大辞泉
- 女性の着物で、模様が裾から鯨尺の3寸ほどのところまでにあるもの。
さんぜ‐いんが〔‐イングワ〕【三世因果】
- デジタル大辞泉
- 仏語。過去・現在・未来の3世にわたって因果の法則が支配すること。
さん‐そんゆう〔‐ソンイウ〕【三損友】
- デジタル大辞泉
- 《「論語」季氏から》つきあって損になる3種類の友人。人のきげんばかりとる者、こびへつらうだけで誠意のない者、口先がうまくて真心のない者のこと…
さんだい‐そうおん〔‐サウオン〕【三代相恩】
- デジタル大辞泉
- 祖父以来3代にわたって主君に仕えて恩を受けること。三代重恩。「大恩ある―の御主人」〈伎・幼稚子敵討〉
さんだん‐ろんぽう〔‐ロンパフ〕【三段論法】
- デジタル大辞泉
- 論理学で、大前提・小前提および結論からなる間接推理による推論式。例えば、「人間は死ぬ」(大前提)、「ソクラテスは人間である」(小前提)、故…
さんちゃん‐のうぎょう〔‐ノウゲフ〕【三ちゃん農業】
- デジタル大辞泉
- 《「三ちゃん」は、じいちゃん・ばあちゃん・かあちゃん》主な働き手である男性が出かせぎや勤めに出て、他の家族により行われる農業経営。昭和30年…
さんど‐びきゃく【三度飛脚】
- デジタル大辞泉
- 《「さんどひきゃく」とも》江戸時代、江戸・大坂間を毎月3回定期的に往復した飛脚。
さんねん‐ざか【三年坂】
- デジタル大辞泉
- そこで転ぶと3年以内に死ぬという俗信のある坂。東京の芝高輪や京都の清水寺の坂など。[補説]書名別項。→三年坂
さんびゃく‐だな【三百▽店】
- デジタル大辞泉
- 家賃がきわめて安い、粗末な借家。「―に新造しんざうとさしむかひ」〈柳多留・二一〉
三拍子さんびょうし揃そろ・う
- デジタル大辞泉
- 必要な要素をすべて備えている。「投・攻・守の―・った好チーム」[類語]もってこい・便宜・好都合・便利・利便・タイムリー・有り難い・うれしい・御…
さんぶ‐がっしょう〔‐ガツシヤウ〕【三部合唱】
- デジタル大辞泉
- 三つの声部からなる合唱。
さんぶ‐きょう〔‐キヤウ〕【三部経】
- デジタル大辞泉
- それぞれの立場で最も尊重する経典三部を選んだもの。浄土三部経は、無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経。法華三部経は、無量義経・法華経・観普賢経。…
さんぶ‐けいしき【三部形式】
- デジタル大辞泉
- 一つの楽曲が三つの楽節からなる形式。同一または類似の第一部分・第三部分の間に、対照的な性格の中間部が置かれることが多い。三部分形式。
さんぼう‐ぎり〔サンバウ‐〕【三方×桐】
- デジタル大辞泉
- たんすなどの前と左右の三方に桐の材を用いること。また、そのたんす。→総桐
さんまい‐おろし【三枚下ろし】
- デジタル大辞泉
- 魚を料理するとき、頭を落とし、上身・下身の片身二枚と中骨に切り離すこと。三枚。[類語]中落ち・二枚下ろし
さんまい‐にく【三枚肉】
- デジタル大辞泉
- 牛肉・豚肉などの、肋骨ろっこつについた肉。脂あぶらと肉が3枚重なったように見えるところからいう。ばら肉。
さんりょう‐しん【三×稜×鍼】
- デジタル大辞泉
- 稜かどが三つある鍼はり。瀉血しゃけつやはれものの切開などに用いる。
さんろん‐しゅう【三論宗】
- デジタル大辞泉
- 三論を典拠とする仏教の宗派。起源はインドで、空の思想を説く。鳩摩羅什くまらじゅうによって中国に伝えられ、隋末・唐初のころ、僧吉蔵が中国十三…
しち‐ご‐さん【七五三】
- デジタル大辞泉
- 1 男子は3歳と5歳、女子は3歳と7歳にあたる年の11月15日に行われる、子供の成長を祝う行事。晴れ着を着せ、神社などに参詣する。七五三の祝い。《季…
しで‐さんず〔‐サンヅ〕【死出三▽途】
- デジタル大辞泉
- 《死出の山と三途の川の意》冥途への旅に出ること。死ぬこと。「―の御供こそ、何かは逃れ申さん」〈仮・恨の介・下〉
ちょっかく‐さんかくけい〔チヨクカク‐〕【直角三角形】
- デジタル大辞泉
- 一つの角が直角である三角形。直三角形。
にしな‐さんこ【仁科三湖】
- デジタル大辞泉
- 長野県大町市にある木崎湖・中綱湖なかづなこ・青木湖の総称。フォッサマグナ上にできた断層湖。
さんかげつ‐コリック【三箇月コリック】
- デジタル大辞泉
- 《コリックは疝痛せんつうの意》生後三か月前後の赤ん坊が、夕方ごろに特別の理由もなく激しく泣きだすこと。原因は不明とされるが、多くは自然に治…
さんらい‐し【三礼師】
- デジタル大辞泉
- 七僧の一。法会ほうえで、読経にあたり三礼(三度の礼拝)の文をとなえる僧。
ごごさんじ【午後三時】
- デジタル大辞泉
- 吉井勇の第1戯曲集。明治44年(1911)刊行。表題作のほか「夢介と僧と」「河内屋与兵衛」などの作品を収める。
さんじげん‐センシング【三次元センシング】
- デジタル大辞泉
- ⇒3Dセンシング
かみなり‐みっか【雷三日】
- デジタル大辞泉
- 夏に雷が発生すると、3日ほど続くということ。上空の寒気の動きが遅く、雷雲の発生しやすい状態が続くことによる。
みくに‐れんたろう〔‐レンタラウ〕【三国連太郎】
- デジタル大辞泉
- [1923~2013]映画俳優。群馬の生まれ。本名、佐藤政雄。社会派映画や喜劇など、幅広い作品に出演。自作の小説を監督した「親鸞・白い道」で昭和62…
さんさいじ‐しんわ【三歳児神話】
- デジタル大辞泉
- 子供が3歳になるまでは母親が子育てに専念すべきであり、そうしないと成長に悪影響を及ぼすという考え方。賛否両論がある。
グアノシン‐さんりんさん【グアノシン三×燐酸】
- デジタル大辞泉
- グアノシンの糖部分であるリボースに3分子のリン酸が結合したもの。生体内に広く分布する、ヌクレオチドの一種。リボ核酸(RNA)合成の前駆物質とな…
村方三役【むらかたさんやく】
- 百科事典マイペディア
- 江戸時代に代官・郡奉行など地方役人の下にあって村政にあたった村役人。一般に東国では名主・組頭・百姓代,西国では庄屋・年寄・百姓代(組頭)で…
三ヶ月章【みかづきあきら】
- 百科事典マイペディア
- 法学者,弁護士。島根県浜田市出身。第一高等学校をへて,1942年東大法学部入学。45年,復員して東大特別研究生となり,50年,東大法学部助教授。専…
吾妻三八 (あづま-さんぱち)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代前期-中期の歌舞伎役者・作者。元禄(げんろく)-享保(きょうほう)(1688-1736)のころの人。役者として道外方(どうけがた)をつとめたが,…