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仁科三湖 にしなさんこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

仁科三湖
にしなさんこ

長野県北西部,飛騨山脈の後立山連峰の東麓に南北に連なる湖。大町市に属する。北から青木湖中綱湖木崎湖の3湖がある。名称は中世この地方を支配した仁科氏に由来。糸魚川-静岡構造線上にあり,3湖は小河川で連続。南端の木崎湖は観光地的性格が最も強く,中綱湖は冬季の釣場,北端の青木湖は地元民の漁場的性格をもつ。3湖に沿って東側を JR大糸線と国道 148号線が通る。

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デジタル大辞泉の解説

にしな‐さんこ【仁科三湖】

長野県大町市にある木崎湖・中綱湖(なかづなこ)・青木湖の総称。フォッサマグナ上にできた構造湖。

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百科事典マイペディアの解説

仁科三湖【にしなさんこ】

長野県大町市,糸魚川・静岡構造線に沿って北から連なる青木湖中綱湖木崎湖の総称。断層によるくぼ地に形成された湖と考えられ,3湖は農具川で結ばれる。
→関連項目大町[市]

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世界大百科事典 第2版の解説

にしなさんこ【仁科三湖】

長野県北西部,大町市にある青木湖中綱湖木崎湖の総称。大町市あたりは,古くは伊勢神宮領仁科御厨があり,平安末期から戦国時代にかけて仁科氏が支配し,仁科地方と呼ばれる。いずれも湖の西側を走る糸魚川‐静岡構造線に沿った断層湖である。南北8kmにわたり三つの湖が連なり,いずれも集水面積は狭いが,湧水が豊富なため水量は豊かである。青木湖の水は発電に利用されるので冬は水位が下がり,そのため魚類が減少している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

仁科三湖
にしなさんこ

長野県北西部、大町市北部にある木崎、中綱(なかづな)、青木の三湖の総称。地名は、中世の豪族仁科氏にちなんでこの地方を仁科地方とよんだことによる。糸魚川(いといがわ)‐静岡構造線に沿ってできた構造湖で、三湖は小河川で結ばれ、南端の木崎湖から農具(のうぐ)川となって流出する。[小林寛義]

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世界大百科事典内の仁科三湖の言及

【青木湖】より

…長野県大町市北部にある湖。南に接する中綱湖木崎湖とともに,中世仁科氏が支配した仁科地方にあり,仁科三湖ともいう。標高832mの高原にあり,面積1.9km2,最大水深62m。…

【大町[市]】より

高瀬川渓谷には東京電力の高瀬ダム(1977完成),七倉ダム(1978)があり,両ダムから揚水する新高瀬川発電所(合わせて96万kW,1982年からフル運転開始)が設けられ,その上流からアルプス裏銀座への登山路が通じている。また市の北部には青木湖中綱湖木崎湖の仁科三湖があり,観光地になっている。木崎湖畔にある木崎夏期大学は,1917年の設立で,日本で最も古い歴史をもつ。…

【木崎湖】より

…湖面標高764m,面積1.41km2,南北に2.6kmと細長い。北の青木湖中綱湖とあわせて仁科(にしな)三湖と総称する。糸魚川‐静岡構造線に沿う断層湖で,最深部は29m。…

※「仁科三湖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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