デジタル大辞泉 「岩城」の意味・読み・例文・類語 いわ‐き〔いは‐〕【岩▽城/▽石▽城】 1 岩で囲まれた、石のとりでのような所。岩窟がんくつ。2 棺を納める石室。「事しあらば小泊瀬をはつせ山の―にも隠らば共にな思ひ我が背」〈万・三八〇六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岩城」の意味・わかりやすい解説 岩城いわき 秋田県南西部,由利本荘市北部の旧町域。日本海に面し,北は秋田市に接する。 1955年道川村と亀田町が合体して岩城町が発足。 2005年本荘市,矢島町,由利町,東由利町,西目町,鳥海町,大内町と合体して由利本荘市となった。中心集落の亀田は,江戸時代には岩城氏2万石の城下町であった。北部の道川は砂丘地で野菜栽培が行なわれる。またプラムを特産し,プラムワインもつくられている。 岩城いわぎ 愛媛県北東部,備後灘西端,芸予諸島の岩城島,赤穂根島,津波島の3島からなる地区。旧村名。 2004年 10月,魚島村,弓削町,生名村と合併し,上島町となる。柑橘類を栽培し,県の果樹試験場の分場がある。旧庄屋三浦家はかつて松山藩主の参勤交代の宿泊所で,本陣が昔のまま残っている。西部の祥雲寺観音堂は室町時代の建築で,重要文化財。岩城島の中央部積善山一帯は瀬戸内海国立公園に属する。今治や因島から観光フェリー,高速船の便がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
改訂新版 世界大百科事典 「岩城」の意味・わかりやすい解説 岩城(秋田) (いわき) →由利本荘[市] 岩城(愛媛) (いわぎ) →上島[町] 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報