玉梓(読み)タマズサ

デジタル大辞泉 「玉梓」の意味・読み・例文・類語

たまずさ〔たまづさ〕【玉×梓/玉章】

《「たまあずさ」の音変化。4原義
手紙消息
「御なつかしき―とる手おそしと」〈蘆花不如帰
巻いた手紙の中ほどをひねり結んだもの。ひねり文。結び文。多く艶書えんしょにいう。
種子の形が結び文に似ているところから》カラスウリ別名
《古く便りを伝える使者あずさの杖を持っていたところから》使者。使い。
何時いつしかと待つらむいもに―のことだに告げずにし君かも」〈・四四五〉
[類語]手紙書簡書信書状書面紙面信書私信私書しょ一書手書親書手簡書札しょさつ尺牘せきとく書牘しょとく雁書がんしょ雁信がんしん消息便りふみレター封書はがき絵はがき郵便

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「玉梓」の解説

玉梓 (タマズサ)

植物ウリ科のつる性多年草,園芸植物,薬用植物。カラスウリの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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