



(てい)。
は
の初文。卜文は
に作る。〔説文〕六下に「京兆縣、
の
王の子、友の封ぜられし
なり」という。卜辞に王子名で子
というものがあり、おそらく
州の地を治めたものであろう。
州は安陽殷虚以前の故都で、壮大な版築のあとや工房址なども残されている。周の東遷のとき、桓公友が新
の地に入り、
国に封ぜられた。その地には殷の余裔が多く、
の政権との間に、政商分離を約する協定が結ばれた。一種の契約国家であった。
重は、ねんごろ、かさなる、しきり。
ネムコロ・シキリ
dieng、丁tyengは声近く、
重を丁重に作り、丁寧の意に用いる。定dyengも声近く、
はもと
定を意味する語であった。
声▶・
重▶・
寧▶


・
(てい)の声がある。〔説文〕六上に「樹の皃なり」とあり、〔詩、唐風、有
之杜〕「
たる杜
り」の〔伝〕に「特(ひと)りなる貌なり」とあって、一本木のさまをいう。〔玉
〕に「木の盛んなる皃なり」とあって、茂るさまをいう。
杜▶

(てい)。〔説文〕一上に「劍
の玉なり」とあり、剣の柄頭の部分の玉飾りをいう。剣を佩びるとき、ここに紐(ひも)を通した。
(つば)の部分の玉飾り。
(てん)ともいう。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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