精選版 日本国語大辞典 「ちょぼくれ」の意味・読み・例文・類語
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祭文(さいもん)の一種で江戸時代後期に流行した大衆芸能。「ちょんがれ」ともいう。詞章の前後に「ちょんがれちょんがれ」「ちょぼくれちょぼくれ」の囃子詞(はやしことば)がついたため「ちょんがれ節」「ちょぼくれ節」といった。語源不詳。早口でしゃべるところに特徴があった。享保(きょうほう)(1716~36)のころに江戸で始まり、1821年(文政4)に大坂でも流行したことが『摂陽奇観(せつようきかん)』にみえる。願人(がんにん)坊主が錫杖(しゃくじょう)を打ち振りながら歌うように語って歩いた。梅亭金鵞(ばいていきんが)の『七偏人(しちへんじん)』に「ちょぼくれちょんがれちゃらまか流」とある。
[関山和夫]
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…頼まれた者に代わって神仏への代参や代垢離(だいごり)をする坊主の姿をした門付芸人。近世,おもに江戸で活躍し,藤沢派(または羽黒派)と鞍馬派に分かれ集団的に居住,寺社奉行の支配を受けた。1842年(天保13)の町奉行所への書上には〈願人と唱候者,橋本町,芝新網町,下谷山崎町,四谷天竜寺門前に住居いたし,判じ物の札を配り,又は群れを成,歌を唄ひ,町々を踊歩行き,或は裸にて町屋見世先に立,銭を乞〉とあり,乞食坊主の一種でもあった。…
…関西では,明治40年代まで〈うかれ節〉と称した。起源の時期はあきらかでないが,《嬉遊笑覧(きゆうしようらん)》にも,〈ちょぼくれと云ふもの,已前(いぜん)の曲節とはかはりて,文句を歌ふことは少なく詞のみ多し。芝居咄をするが如し。…
※「ちょぼくれ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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