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ミャンマー(ビルマ)南部、バゴー管区の中心都市。旧名ペグーPegu。ペグー山地に発し、下流でヤンゴン川に合流するペグー川東岸にある。人口19万8400(2003推計)。交通の要衝で、ミャンマー第一の都市ヤンゴン(ラングーン)から、北のマンダレー、南東のモールメインに至る鉄道、道路の分岐点である。東方のシッタン川河口との間に運河が通じ、シッタン渓谷の物産を舟運でヤンゴンへ送る。仏像や陶磁器の製造など伝統工業が行われる。町の歴史はきわめて古く、9世紀前期にモン人によって創建され、14世紀後期から16世紀前期まではペグー王朝の都であった。その後、ビルマ民族が建てたタウングー王朝の都となり、17世紀前期までその座にあったが、以後、モン人とビルマ人の間で争奪が繰り返された。1852年の第二次ビルマ戦争後はイギリス領に帰属した。高さ113メートルのシュウェモーダー・パゴダや、身長55メートルの巨大な涅槃(ねはん)像で知られるシュウェタリャウン寺院など歴史的建造物が多い。
[酒井敏明]
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