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アミノピリン アミノピリン aminopyrine

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デジタル大辞泉の解説

アミノピリン(aminopyrine)

解熱・鎮痛剤の一。白色、可溶性の粉末。ピリン剤の一種。発癌(はつがん)性があるため、内服では使われなくなった。

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百科事典マイペディアの解説

アミノピリン

ピリン系解熱・鎮痛薬。白色結晶性粉末。劇薬。一般の熱の出る病気,風邪などの解熱,頭痛,歯痛,リウマチなどの鎮痛に用いた。経口剤は発癌性があるとされ,注射剤としてのみ使用された。
→関連項目薬疹

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世界大百科事典 第2版の解説

アミノピリン【aminopyrine】

化学構造の上から同じ系統に属するアンチピリンとともに比較的つよい解熱鎮痛作用をもつ薬剤。ピラゾロン誘導体,いわゆる〈ピリン系〉の薬剤で,19世紀の終りころからわりあいに近ごろまで広く使用されてきたが,副作用として致命的な無顆粒球症を誘発することが注目されるようになり,その使用は急速に低下した。これに加えて,食品中などにわずかに存在する亜硝酸塩との反応によって発癌性物質が生成する危険性があるのではないかという問題が生じ,これに対する行政的配慮から1977年以来使われなくなっている。

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大辞林 第三版の解説

アミノピリン【aminopyrine】

解熱・鎮痛薬。白色の粉末で、アンチピリンより作用が強い。亜硝酸ナトリウムなどの食品添加物と反応して、発癌性物質を生成するため、経口用には使われない。アミノフェナゾン。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アミノピリン
あみのぴりん
aminopyrine

アンチピリンの誘導体で、わずかに苦味を有する白色結晶性粉末。1884年ドイツで創製され、バイエル社で発売した解熱・鎮痛剤。アンチピリンより作用が強く、アスピリンフェナセチンより鎮痛効果が大であったため繁用されていたが、副作用として顆粒(かりゅう)球減少症をおこすこと、さらに、経口投与されると胃内で食物由来の亜硝酸塩と反応してジメチルニトロソアミンが生成、これが発癌(はつがん)性を有することから使用が制限され、一般用の薬には使われなくなった。注射薬または坐薬(ざやく)として用いられる。[幸保文治]

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世界大百科事典内のアミノピリンの言及

【アンチピリン】より

アミノピリンよりはいくらか弱いながらも比較的に強い解熱鎮痛作用をもち,19世紀の終りころからわりあいに近ごろまで広く使用されてきた薬物。アミノピリンと同じく,ピラゾロン誘導体,いわゆる〈ピリン系〉薬剤で,現在ではその使用は急速に低下しアスピリンのほうに比重が移っている。…

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