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アルトドルファー アルトドルファー Altdorfer, Albrecht

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルトドルファー
アルトドルファー
Altdorfer, Albrecht

[生]1480頃.レーゲンスブルク
[没]1538.2.12. レーゲンスブルク
ドイツの画家,版画家。 1505年以後,レーゲンスブルク市政府のために制作。 09年聖ペトルス聖堂のための作品の注文を受ける。 19年市参事会員,26年市の建設担当官に任命される。中期の制作において,彼の風景画はまったく人物の存在しない純粋な風景画として成立するが,これは絵画史上における最初の純粋な風景画として注目される。

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デジタル大辞泉の解説

アルトドルファー(Albrecht Altdorfer)

[1480ころ~1538]ドイツの画家・版画家・建築家。ルネサンス期に活躍した。ドナウ派の代表的な画家の一人。風景描写に優れ、神秘的な表現で知られる。作「ドナウ風景」など。

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百科事典マイペディアの解説

アルトドルファー

ドイツの画家,版画家。生地と推定されるレーゲンスブルクを中心に活動し,ドナウ派の代表的画家の一人。風景を数々のデッサンや版画に詩情豊かに描き,人物なしの純粋な風景画を描いたヨーロッパ最初の画家とされる。

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世界大百科事典 第2版の解説

アルトドルファー【Albrecht Altdorfer】

1480ころ‐1538
ドイツの画家。生地や初期の修業については不詳。早くからレーゲンスブルクに住み,終生この町ですごした。初期の作品は,自然や人物の描写にクラーナハあるいはデューラーの影響がうかがえる。彼はドナウ派の中心的な画家で,草創期の風景画芸術の発展に果たした役割はきわめて大きい。《ドナウウェルトの眺め》(《城のある風景》,1528ころ)は,人物を含まない純粋な油彩風景画としてはヨーロッパ最初の例とされ,そこには自然そのものに対する感情のめざめが見てとれる。

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大辞林 第三版の解説

アルトドルファー【Albrecht Altdorfer】

1480頃~1538) ドイツの画家・建築家。風景の描写に優れ、銅版画・木版画にも非凡の才をみせた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アルトドルファー
あるとどるふぁー
Albrecht Altdorfer
(1480ころ―1558)

ドイツの画家。父は15世紀末レーゲンスブルクで活躍した細密画家ウルリヒUlrich Altdorferと推定される。1505年画家としてレーゲンスブルクの市民権を得、1519年市参事会員、1526年市の建築家に任ぜられた。1535年には外交使節としてウィーンの宮廷に赴いた。1526年以前にイタリアへ旅したという説もある。彼は16世紀のドイツ美術を代表する偉大な画家の一人で、制作は宗教、風景、歴史画にわたり、版画や建物を描いたデッサンも多い。『ドナウ風景』(1532ころ)のような純粋風景画もある。ドイツの森や山岳と宗教的な主題との融和を図り、ロマン主義的なドナウ派の中心的存在となった。『イッソスの戦い』(ミュンヘンアルテ・ピナコテーク蔵)は宇宙的な視野で、自然と人間の劇的な交感を描いた代表作である。[野村太郎]

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世界大百科事典内のアルトドルファーの言及

【ドイツ美術】より

…このうちバルドゥングはグリューネワルトの色彩からも感化を受けながらも,後者の色彩の魔術へはいたりえなかった。しかし同じころドナウ川の沿岸で活躍した画家たち(ドナウ派)のうちアルトドルファーの画面には,グリューネワルトを思わせる色彩の固有な表現価値が生かされ,画期的な自然風景の描写をみせている。神話や聖書の女性を妖艶に描いたクラーナハも,その初期はドナウ派の一人であった。…

【ドナウ派】より

…南ドイツ,バイエルンのレーゲンスブルク,パッサウからウィーンに至るドナウ河畔で16世紀前半に活動した一群の画家をさす。アルトドルファー,フーバーWolf Huber(1485‐1553),フリューアウフ(子)Rueland Frueauf,初期のL.クラーナハなどが中心で,その他ヒルシュフォーゲルAugustin Hirschvogel,ラウテンザックHans Sebald Lautensackなどの版画家もあげられる。彼らは一派を形成したわけではなく,また個人的なつながりもほとんどなかったが,ドナウ河畔の美しい自然に対する風景感情のめざめという点で共通していた。…

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