エプロン(劇場)(読み)えぷろん

世界大百科事典(旧版)内のエプロン(劇場)の言及

【イギリス演劇】より


[王政復古期]
 1660年の王政復古とともにロンドンの劇場は再開され,女優の登場など革命前にはなかった現象があらわれた。劇場は屋内に限られ,舞台は客席に張り出したエプロンと呼ばれる部分をもってはいたが,近代的な額縁舞台に近づいた。あまり精巧ではないが装置も用いられ,劇全体の終りにのみおろされるのが普通ではあったが幕の使用も始まり,また人工照明も採り入れられた。…

※「エプロン(劇場)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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