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クマ(熊) クマ

世界大百科事典 第2版の解説

クマ【クマ(熊) bear】

食肉目クマ科Ursidaeに属する哺乳類の総称。植物食の傾向が強い大型の原始的な食肉類で,太くがっしりした体軀(たいく)と筋肉質の四肢をもち,頭が大きく耳と目は小さい。尾はごく短い。前・後肢とも幅広く,長く湾曲するがんじょうなつめを備えた5指をもつ。つめは樹皮を引き裂いたり穴を掘るのに使われる。ホッキョクグマを除き,足の裏には毛がなく,すべての指と足の裏全面を地につけて歩く蹠行(しよこう)性である。

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世界大百科事典内のクマ(熊)の言及

【毛皮】より

…また一般農民や山民も山ばかまとして脚部保護に使用したが,水に弱いので,雨が降ると脱いでしまったと伝えられる。さらに鞍(くら)下の敷物,野外休息の敷皮などの用途のほか,鎗(やり)の鞘(さや),刀の鞘などを包むなど用途は広く,クマ,サルの毛皮もうつぼの外装に用いられた。庶民はカモシカの毛皮を腰当,引敷(ひつしき)に用い,雪中の行動には,毛の方を内側にしたクマ,カモシカの毛皮の手袋,足袋が盛んに用いられている。…

【直立二足歩行】より

…カンガルーは前肢を使わず上体を半ば立てて移動するが,体重の支持とけりに尾が重要な役割をはたし,移動様式は跳躍であって二足歩行とはいいがたい。クマはほぼ直立に近い姿勢をとることができるが,この姿勢で長距離を歩くことはない。サルや類人猿も,遠くを見通すときや両手に物を持ったときなど一時的に直立し,ときに二足歩行もするが,長距離にはおよばず,上体は前かがみに腰やひざは伸びきらないことが多い。…

※「クマ(熊)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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