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グロスター Gloucester

翻訳|Gloucester

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グロスター
Gloucester

アメリカ合衆国,マサチューセッツ州北東部,アン岬の南岸にある都市。 1623年に建設され,17~18世紀には造船海運,漁業の中心地として繁栄。漁民は遠くグリーンランドやアイスランド方面に出漁した。 19世紀に入り製造業も盛んとなり,また貿易港として発展した。現在では水産加工を中心としている。避暑地としてもにぎわう。人口2万 8716 (1990) 。

グロスター
Gloucester

イギリスイングランド南西部,グロスターシャー県の県都。グロスター地区を構成する。ブリストルの北北東約 50km,セバーン川下流部に臨む河港都市。セバーン川下流は曲流が著しいため,流路の東側に全長 26kmの航行用運河が建設されており,セバーン川河口三角江(エスチュアリー)沿岸のシャープネスと直接結ばれる。ローマ時代に植民市グレウムが建設されたところで,ディーン森林とコッツウォールド丘陵に挟まれたセバーン谷にあって地理的条件に恵まれ,アングロ・サクソン時代に聖ピーター修道院(681)を中心に発展,やがてマーシア王国の首都となった。ディーン森林に産する鉄鉱石を用いた鉄冶金は 1066年のノルマン・コンクェスト以前から行なわれ,14世紀には鐘鋳造が盛んになった。また製革業が行なわれ,12~16世紀には織物工業が発達した。今日では鉄道車両,航空機,農業機械などの工業が立地する。聖ピーター修道院を起源とするグロスター大聖堂など古い建築物が多数保存されており,観光業も盛ん。面積 41km2。人口 11万800(2004推計)。

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デジタル大辞泉の解説

グロスター(Gloucester)

英国イングランド南西部、グロスターシャー州の都市。同州の州都。セバーン川沿いに位置する。古代ローマ時代の駐屯地があった場所で、当時はグレブムと呼ばれた。18世紀にグロスタードックス、19世紀初めにセバーン川に並行する運河が造られ、造船業や貿易で栄えた。古代ローマの遺構や7世紀の修道院に起源するグロスター大聖堂など、歴史的建造物が数多く残っている。

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世界大百科事典 第2版の解説

グロスター【Gloucester】

イギリス,イングランド西部のグロスターシャーにある工業都市で州都。人口10万5000(1993)。地名は古ウェールズ語の〈輝くgloiu〉と古英語の〈城砦ceaster〉の合成語。セバーン川左岸に位置し,航空機部品,車両,農業機械をはじめ家具・製粉などの工業が発展するが,港湾・商業都市としても重要。ローマ時代にはグレブムと呼ばれる植民都市であり,また中世にはマーシア王国の首都とされた。1155年ヘンリー2世のときに自治都市となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グロスター
ぐろすたー
Gloucester

イギリス、イングランド南西部、グロスターシャー県の県都。人口10万9888(2001)。セバーン川の渡河地点に設けられたローマ時代の駐屯地から発展した古い町で、現在も市内には、ローマ時代の遺構、7世紀の修道院、そのほか、歴史的な建造物が多い。中世には商業中心地として栄え、その後一時沈滞したが、19世紀になって工業が盛んになり、現在は航空機工業、重化学工業、製材業、農業機械工業などが中心になっている。[井内 昇]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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