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コケ植物(苔植物) こけしょくぶつBryophyta

世界大百科事典 第2版の解説

こけしょくぶつ【コケ植物(苔植物) Bryophyta】

蘚苔類(せんたいるい)ともいい,系統上は,水中に生活する藻類と陸上に生活する維管束植物との中間に位置し,一般に陰湿な環境を好む小型の植物で,植物界両生類ともいわれる。生殖器官多細胞で,受精卵母体内にとどまり,その後の発生も母体から養分を吸収して行われる点で,藻類と異なる。また,配偶体が生活史の主体を占め,胞子体は構造が単純で配偶体に寄生し,維管束を欠く点で維管束植物と異なる。最古の化石は上部デボン紀にさかのぼるが,その後の化石はわずかで古生物学的に進化の跡づけを行うことは困難である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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