コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シンチレーション シンチレーション scintillation

翻訳|scintillation

5件 の用語解説(シンチレーションの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シンチレーション
シンチレーション
scintillation

ケイ光体放射線刺激を受けて発する光。放射線はケイ光体内の原子または分子を励起するが,この励起エネルギーが光として放出される場合にシンチレーションとなる。ハロゲン化アルキル硫化亜鉛などの無機結晶では伝導帯へ励起された電子が発光中心である格子欠陥不純物原子に捕えられて発光する。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

シンチレーション(scintillation)

星のまたたき。
放射線蛍光物質に衝突したとき、短時間発光する現象。また、その光。
受信電波の強さが、平均値の前後で不規則に変動すること。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

シンチレーション【scintillation】

一般にはせん光のこと。(1)荷電粒子が蛍光体に入射したとき,蛍光体の分子を励起したり電離するために荷電粒子が失ったエネルギーの一部が可視光または紫外線として発光する現象。特定の領域の波長をもつ光が入射してもシンチレーション現象が起きる。発生した光を観測することにより荷電粒子の数を求めることができる(シンチレーションカウンター)ので,初期の原子核実験では硫化亜鉛ZnSを蛍光板として発光回数を計測した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

シンチレーション【scintillation】

〔原義は、星のまたたきの意〕
放射線が、蛍光板に当たって瞬間的に発光すること。また、その光。シンチ。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シンチレーション
しんちれーしょん
scintillation

ラテン語のscintilla(英語ではa spark)に由来し、日常語としては火花のようにぴかりと光を発する意。閃光(せんこう)。物理現象としては、(1)物体(とくに蛍光体)に放射線が衝突する際に瞬間的に強く輝く光点が観測される現象、(2)恒星のまたたき(twinkling)、(3)晴れた日に野外で遠くの物が揺らいで見えるかげろう現象、などを表す用語として使用される。(1)は1903年にエルスターとガイテル、またクルックスがそれぞれ独立に発見した。原子物理学発展の初期にはラザフォード、ガイガーがこれを使ってラジウムC(ビスマス214)から放出されたα(アルファ)粒子の数を数え、またそれに伴って流れる電流とからα粒子のもっている電荷を測定した。現在でも荷電粒子、γ(ガンマ)線、中性子線などの検出に使われている。(2)は地上で恒星を観測するときに大気の揺らぎのためにとくに地平線に近い星が激しくまたたく現象で、ニュートンの『光学』にもその記述がある。(3)も(2)と同様な原因で生ずる身近な現象である。[石黒浩三・久我隆弘]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

シンチレーションの関連キーワードウィルソンの霧箱δ線電離箱比電荷荷電粒子チェレンコフカウンターデバイ距離ドンナン効果ラザフォード散乱分光学荷電粒子ビーム兵器

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

シンチレーションの関連情報