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ジャイプル ジャイプルJaipur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジャイプル
Jaipur

インド北西部,ラージャスターン州東部の州都。地名は「勝利の町」の意。1727年にラージプートの王ジャイ・シン2世によって建設され,1947年までジャイプル藩王国の首都であった。家々の壁をピンク色で統一した計画都市として有名で,俗にピンクシティーとも呼ばれる。旧市街は城塞で囲まれ,碁盤目状に区画されている。王宮,ハワマハル(風の宮殿)などがあり,ジャイ・シン2世が 18世紀に建設した野外の天文観測所ジャンタル・マンタルは 2010年世界遺産文化遺産に登録された(→ジャイプルの観測所)。航空・陸上交通の要衝で,州の商工業,金融の中心地。機械,金属,ガラスなどの工業や手織物,宝石細工などの手工芸が盛ん。人口 232万2575(2001)。

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百科事典マイペディアの解説

ジャイプル

インド北西部,ラージャスターン州の州都。商業,金融の中心。交通の要地。綿・毛織物,金属器,岩塩を産し,工芸品に宝石細工がある。12世紀のラージプート王国に由来し,1728年ジャイ・シング2世が創設。

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世界大百科事典 第2版の解説

ジャイプル【Jaipur】

インド北西部,ラージャスターン州中部の州都でインド有数の観光都市。人口145万8000(1991)。デリーからアラビア海に至る交通幹線上の要地を占める。1818‐1949年までジャイプル藩王国の主都であった。同藩王国は12世紀のラージプート王国にさかのぼる歴史をもち,1600年以来北方8kmのアンベールを都としていたが,ジャイ・シング2世が1728年にここに新都を建設した。地名は彼にちなみ,〈ジャイの町〉を意味する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジャイプル
じゃいぷる
Jaipur

インド北西部、ラージャスターン州の州都。人口232万4319(2001)。鉄道、道路など交通条件に恵まれた商工業都市で、工業は金銀細工業、綿織物業などの多岐にわたる。ラージャスターン州の有名な伝統工芸品である宝石、エナメル細工、モスリン織、大理石、象牙(ぞうげ)の彫刻品などの主産地でもある。周辺の肥沃(ひよく)な沖積平野では、バジェラ、大麦、豆類のほか綿花などが栽培される。1727年ジャイプル藩王国の王ジャイ・シン2世により建設された計画都市で、旧市街は城壁で取り囲まれている。碁盤割りされた街路にはバラ色の建物が配され、ピンク・シティの別称がある。旧市内には遺跡が多く、18世紀に建てられた宮殿、ジャイ・シン2世のつくった野外天文台のほか、5階建てのハワ・マハール(風の宮殿)がある。[中里亜夫]

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