スパイク(英語表記)spike

翻訳|spike

デジタル大辞泉 「スパイク」の意味・読み・例文・類語

スパイク(spike)

[名](スル)
野球や陸上競技などで、滑り止めのため、靴底に打ちつける釘などの突起物。
スパイクシューズ」の略。
競技中に、スパイクシューズで相手プレーヤーを傷つけること。
バレーボールで、味方トスなどで上げられたボールを、ジャンプして相手コートに強く打ち込むこと。→アタック5
スパイクタイヤ」の略。
動物ウイルスの表面にある糖たんぱく質の突起。宿主細胞への侵入免疫機構の回避、宿主細胞内で増殖したウイルス放出などに重要な役割を果たす。
[類語]シューズ短靴長靴雨靴編み上げ靴ブーツ軍靴パンプスハイヒールローヒール革靴ゴム靴ゴム長運動靴ズックどた靴藁沓雪沓ローファースリップオンミュールスニーカートーシューズレインシューズオーバーシューズ

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精選版 日本国語大辞典 「スパイク」の意味・読み・例文・類語

スパイク

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] spike )
  2. すべり止めのため、くつ底に打ちつける釘(くぎ)。〔陸上競技の研究(1921)〕
    1. [初出の実例]「先づスパイクのついた野球靴を使用し」(出典:日本野球史(1929)〈国民新聞社運動部〉洋行土産『最新野球術』)
  3. スパイクシューズ」の略。〔新らしい言葉の字引(1918)〕
    1. [初出の実例]「スパイクは走塁のみに重要なるばかりでなく、バッティングにも守備にも関係がある」(出典:ベースボール(攻撃篇)(1927)〈飛田穂洲〉二)
  4. ( ━する ) バレーボールで、ネットぎわに高く上がったボールを、ジャンプして相手側コートに、強く打ち込むこと。
  5. ( ━する ) 野球、サッカーなどで、スパイクシューズの釘で相手をきずつけること。〔モダン用語辞典(1930)〕
  6. レールを枕木に締結する時に打つ釘。ドックスパイク。
  7. スノータイヤの表面に植え込む超硬質合金製の釘。また、「スパイクタイヤ」の略。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「スパイク」の解説

スパイク

日本では、100Vの交流電力が各家庭やオフィスに供給されるが、落雷などにより瞬間的に高電圧電流が流れることがある。ごく短時間とはいえ、場合によって電圧は数万ボルトに達する場合もある。一般に定格以上の電圧がかかる電源異常は過電圧と呼ばれるが、その持続時間によって、スパイク(ナノ秒~マイクロナノ秒)とサージ(ミリ秒単位)に分類される。

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