百科事典マイペディアの解説 タカ(鷹)【タカ】 ワシタカ科の鳥のうち中型および小型のものの総称。ワシとの区別は大きさによるもので,分類上の区別ではない。暗褐色や灰色のものが多く,嘴(くちばし)は強く,鉤爪(かぎづめ)をもつ。昼行性,肉食。日本にはノスリ,クマタカ,チュウヒ,オオタカ,ハイタカ,ハチクマ,サシバ,トビ等。→関連項目鷹狩 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
世界大百科事典 第2版の解説 タカ【タカ(鷹) hawk】 タカ目タカ科の鳥のうち,比較的体が小さく,尾と脚が長いものの総称。一方,体が大きく,尾は短く,脚が太くたくましいものをワシ(英名eagle)と呼ぶ。しかし,タカとワシは分類学上の区別ではなく,またクマタカのように名まえはタカだが,実際はワシである例もある。鷹狩につかわれる鳥は,主としてタカとハヤブサ類で,まれにワシであることもある。約220種あるタカ科Accipitridaeの鳥は,形態と生活様式から約10の分類群に分けられる。 出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報