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ナッシュ ナッシュ Nash, John

16件 の用語解説(ナッシュの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナッシュ
ナッシュ
Nash, John

[生]1752. ロンドン
[没]1835.5.13. カウズ
イギリスの建築家。初め R.テーラー事務所に入る。 1795年頃~1802年に造園計画家 H.レプトンと協力して,ラスクーム (1800,デボン) ,クロンクヒル (02,シュールスベ) などを設計,別荘建築家として高い評価を受け,皇太子時代のジョージ4世の庇護を受けるようになった。

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ナッシュ
ナッシュ
Nash, Ogden

[生]1902.8.19. ニューヨーク,ライ
[没]1971.5.19. メリーランドボルティモア
アメリカの詩人。一時ハーバード大学に在学したのち,編集,広告など種々の職業を経て 1935年頃から詩作に専念。慣習にとらわれない自由な詩型と押韻による奇想に満ちた軽妙,知的な詩を発表して人気を得た。

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ナッシュ
ナッシュ
Nash, Paul

[生]1889.5.11. ロンドン
[没]1946.7.11. ボスクーム
イギリスの画家,版画家,イラストレーター,写真家。ロンドンのスレード美術学校で絵を学び,D.ロセッティや W.ブレークの詩から得たイメージを文学的な情緒に満ちた風景画として描いた。 20代のときキュビスムを知り,画面は単純化されより堅固な構築性を示した。

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ナッシュ
ナッシュ
Nash, Richard

[生]1674.10.18.
[没]1762.2.3.
イギリスの伊達男。「しゃれ者ナッシュ」 Beau Nashとして知られる。ウェールズの出身で,法学院を出たのち,賭博で身を立て,1705年サマセットの温泉地バスに招かれ,同地を娯楽と社交の中心地に仕立てた。

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ナッシュ
ナッシュ
Nashe(Nash), Thomas

[生]1567. サフォークローストフト
[没]1601頃
イギリスの物語作家,詩人,劇作家。ケンブリッジ大学卒業。「大学出の才人」の一人。最初の著作は辛辣な文芸時評風の『愚行分析』 The Anatomie of Absurditie (1589) で,友人 R.グリーンの『メナーフォン』に寄せた序文を敷延したもの。

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ナッシュ
ナッシュ
Nash, John F.

[生]1928.6.13. アメリカ,ウェストバージニア,ブルーフィールド
アメリカの数学者。 1948年カーネギー工科大学 (現カーネギー・メロン大学) で学士号と修士号を取得。 50年『数学紀要』に発表した学位論文「非協力的ゲーム」が大反響を呼び,プリンストン大学で博士号を取得。

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デジタル大辞泉の解説

ナッシュ(Paul Nash)

[1889~1946]英国の画家。第一次大戦に従軍して、戦争のなかで荒廃した自然を描く。戦争後は英国のシュールレアリスム運動を推進、幻想的な風景画や静物画を描いた。作「月下の柱」など。

ナッシュ(John Forbes Nash, Jr)

[1928~2015]米国の数学者。ゲームの理論に関する功績によりノーベル経済学賞受賞。「ナッシュ均衡」の概念で知られる。統合失調症を長く患いながら、数学者としての研究を続けた。

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百科事典マイペディアの解説

ナッシュ

米国の詩人。第一詩集《自由な回転》(1931年)以来,皮肉とユーモアを効かせた大量の作品を書き,喜劇詩人としての地位を確立した。作曲家K.ワイルと組んだミュージカルビーナスの一触》(1943年)も有名。

ナッシュ

英国の画家。ロンドン生れ。第1次大戦に従軍して描いた戦争画で名声を博し,1933年前衛美術家・建築家の団体〈ユニット・ワンUnit One〉の結成に参加。幻想的で無気味な詩的雰囲気を漂わせる風景画,静物画を描き,英国におけるシュルレアリスム運動の推進者となった。

ナッシュ

英国の作家。ケンブリッジ大卒。風刺を好み論争も多くした。小説《不幸な旅人,ジャック・ウィルトンの生涯》(1594年)はデフォーに先行する英国最初の悪者小説ピカレスク小説)の例として有名。

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世界大百科事典 第2版の解説

ナッシュ【John Nash】

1752‐1835
19世紀のロンドン都市計画に貢献したイギリスの建築家。ロンドンに生まれ,建築家R.テーラーのもとで修業。住宅の投機事業に乗り出し失敗する。その後ウェールズに退き活動中,R.P.ナイトらの,不規則性や意外さを美的価値とするピクチュアレスク理論に触発されて新しい設計手法を開拓。風景式庭園を完成させたL.ブラウンの後継者レプトンHumphry Repton(1752‐1818)と協同で,ラスクーム(デボンシャー,1804)などの別荘建築を設計し好評を博す。

ナッシュ【Ogden Nash】

1902‐71
アメリカの詩人。とくに,軽くユーモラスで皮肉な詩では第一人者ニューヨーク州に生まれ,ハーバード大学などに学んだのち,しばらく実業界に入るが,30代で《ニューヨーカー》誌の常任寄稿者となり,以後巧みな掛けことばと脚韻による機知で,多くの読者を引きつけた。詩集には《ぼくもここでは見知らぬ人》(1938),《老犬は後ろ向きにほえる》(1972)などがある。【金関 寿夫

ナッシュ【Paul Nash】

1889‐1946
イギリスの画家。ロンドンに生まれ,スレード・スクールに学ぶ。1912年〈新イギリス美術クラブ〉に加わり,第1次大戦に際し従軍画家に任命され,破壊された自然を抽象化して描き注目される。33年前衛美術家・建築家の集団〈ユニット・ワンUnit One〉を結成し,36年国際シュルレアリスム展にも出品したが,彼の本質はケルト美術にもつながる幻想的象徴主義にある。第2次大戦中はふたたび空軍の従軍画家として,月下の北海に漂う撃墜機の破片などを描いた。

ナッシュ【Thomas Nashe】

1567‐1601
イギリスの物語作家,劇作家,雑文家。ケンブリッジ大学を卒業し,1588年ごろからロンドンに住んで文筆生活に入る。風刺家的資質の持主で,《愚行の解剖》(1589)を皮切りに,同時代の作家の作品の欠点をあげつらったり,世の愚かしい風習や悪弊を揶揄(やゆ)したりするパンフレットを数多く書いた。なかでも匿名でピューリタンを攻撃した一連のパンフレットと,G.ハーベーとの激しい論争にまつわるものが有名であるが,とくに後者に属するものの一つ《文なしピアースの悪魔への嘆願》(1592)は,当時の拝金思想とその風俗を徹底的に風刺するものとして人気を博した。

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大辞林 第三版の解説

ナッシュ【Paul Nash】

1889~1946) イギリスの画家。第一次大戦に従軍して戦争画を描き、のち独創的な風景画や静物画を描いて超現実主義運動を推進。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のナッシュの言及

【住居】より

…これは3~4階の住戸を横に連続させたもので,各戸はそれぞれ街路に向かって入口をもつ。アパルトマンやテラス・ハウスは,建物全体としてまとまりある意匠とされる例が多く,ウッド(子)がバースに建設したローヤル・クレセント(1754‐75),J.ナッシュがロンドン北部のリージェンツ・パークに建てたカンバーランド・テラス(1826‐27)は,共同住宅を全体として宮殿のような意匠にまとめ上げている。同時にこれらの住宅は,共同住宅のレイアウトを都市計画的視野に立って計画した例として知られる。…

【スタッコ】より

…とくに18世紀のドイツ,オーストリアのバロック建築ではスタッコ技法の活用が目だち,一村のほとんどがスタッコ職を業とするという村さえあった。19世紀のイギリスでは,J.ナッシュが,煉瓦造スタッコ仕上げの外壁にさらにペイントを塗った建築を普及させ,〈リージェンシー・スタッコregency stucco〉という名で知られている。また,いわゆるコロニアル・スタイルの建築では,木造建築をスタッコ仕上げによって煉瓦造や石造に見せかけることもしばしば行われた。…

【リージェンシー様式】より

…年代的にはジョージアンの最終的局面と重なるが,様式的にはその直前のクラシック・リバイバルの第2段階をなすものであり,フランスのディレクトアール様式からアンピール様式に至る様式変遷と並行する。すでにギリシア,ローマ,エジプト,中近東,中国などの文化・風俗への関心は高まっていたが,自由奔放な皇太子として知られたジョージ4世は,独創的な建築家J.ナッシュを起用し,この異国趣味を推進した。ナッシュはブライトンの離宮の改築(1815‐23)にあたって前代未聞の構想を実現した。…

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